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不動産オーナー家主さん)になるためにまず簡単なお勉強をしましょう。

賃貸収入を得て、家主さんとして活動するわけですから、家主さんの権利と義務の勉強から。

家主さんは入居者または契約者から毎月一定のお家賃をいただきます。

これが権利です。

また、入居する際に敷金や礼金をもらいます。これも権利です。

家賃のほかに共益費、水道代、駐車場使用料、駐輪場代、バイク置場使用料なども徴収します。

これらの収入を得る権利があるんですね。

まあ、ここまでは常識の範囲です。

この収入の中で、共益費という分に関しては、まるまま家賃収入として計上しなくていいのをご存知ですか?

もちろん、収支をきっちり分けて管理することが前提ですが。

この共益費として徴収した金額から、管理料や、ゴミ収集費用、エレベーターの点検費用などを控除してまだ余ってくるという前提で話します。

この余った金額をストックして、将来の大規模修繕に備えて置いているという解釈はできるんですよね。

もちろん、実際に支出が発生した時には、この備蓄分から支払い、なおかつ足りない分は修繕費として計上する。こういった方法で、毎年の家賃収入を軽減することができます。

話を戻しますが

家主さんの義務ですね。

これは、入居者に対して健常な状態のお部屋を提供すること。

つまり、修繕義務を負うということです。

入居時に部屋に設備としてついていたもの。これに対して修繕義務を負います。

ただし、電球やパッキンなど消耗品については修繕義務を免れます。

ただ実務的には、パッキンくらいは交換してあげた方が気持ちよく入居していただけるので、交換してあげた方がいいかもしれません。

自分で簡単にできる電球交換などは、入居者にしていただいて大丈夫です。

あと、もう一つ近隣からのクレームも対応してあげないといけません。

共同住宅になると上の入居者の足音がうるさいとか、隣の部屋の話し声がうるさいといった苦情が入ります。

これには対応してあげる必要があります。

この辺りが邪魔くさかったら管理会社に頼んじゃいましょう。自主管理(オーナー様自身が管理)する場合は自分で対応する必要がありますが、管理会社が入っている場合は管理会社に任せっきりで大丈夫です(^^)

他には消防点検(1年に1回、3年に1回。これは居住用だけの集合住宅か店舗が入っているかなどで変わります)、貯水タンクの清掃なども必要です。

きっちりしているオーナー様のマンションは給排水の清掃なども定期的にしている場合もありますね。

分かりやすい話でいうとこんなところですね。

また特殊なケースは別章でお話しますね(^^)



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