みなさん競売ってご存知ですか?
裁判所に公示された情報をもとに入札し、不動産を購入できるシステムです。
いわゆるオークションですね。
最高値をつけた方が買受できます。
入札資格はだれにでもあります。
今では外国人でも入札ができるようになっており、中国人が落札しているケースも多くみられます。
ただ、入札にあたっては資格証明書(住民票や外国人登録証)が必要です。
ちなみに読み方はケ・イ・バ・イです。
キョウバイと呼んでいる不動産屋さんは知識がないと思ってください(笑)
競売のことは知っていても入札はしたことがない。
入札の仕方が分からないってかたは結構多いですね。
あと、1・2回入札はしたけど、全然落ちないよねという方もよく見かけます。
何故落札できないのでしょう??
落札している方は、落札できるだけのきちんとした読みがあります。
競売物件を不動産の仕入れと思って、原価計算や収支計算をできる方のみが落札できるのです。
なので、単純にこのくらいの金額で買えればラッキーという感覚では落とせないです(^_^;)
冒頭の写真が入札する材料となる3点セットと呼ばれるものです。
物件明細書と現況調査報告書、そして評価書の3つです。
この情報をもとに入札価格を判断することになります。
3点セットの見方はまた次回お話します。
今回は入札のやり方を。
まず、競売物件には事件番号という不動産事件ごとのナンバーが付けられています。
平成27年(ケ)第○○○号というように。
これは、裁判所の管轄ごとに付けられていますので、大阪府、兵庫県で同じ事件番号になっていることもあります。
あとは、入札期間を必ずチェックしましょう。
入札期間中に管轄裁判所に入札書が届かなければ、いくら高値をつけても落札者になれません。
郵送でも入札するのは可能ですが、入札期間中に到着しなければなりません。17:00までと書いてあれば、17時までにつかなければ無効です。
入札するためにはまず、買受申出保証金額を金融機関を通じて納付しないといけません。
こういった用紙で金融機関の窓口で納付し、受付印をもらいます。
もしくは、金融機関の保証委託契約書の提出になります。
これは、金融機関の担当者に事前に申出し、残高のある預金口座を確認の上用意してくれます。ただし、そこそこ時間がかかるので初めてのケースは窓口で納付することをおススメいたします。
次にこの納付書を
入札保証金振込証明書に糊付けし、割り印をします。
この入札保証金振込証明書に、落札できなかったときの返金口座を記入しておきます。
次はいよいよ入札書です。
入札書の書き方は上記のとおりです。
ここで、最重要なのは、入札金額を書き間違えないこと!!
あっ。間違えたは通用しません。一桁多く書いてしまったときは、そのまま買い受けるか、保証金を捨てなければいけませんのでご注意を!
あとは、この入札書を住民票などの本人確認書類と一緒に
専用の封筒に入れて封を閉じます。
あとは、裁判所に提出し、開札期日までじっーと幸運を祈るということになります。
いかがですか?
意外と簡単でしょ?
一度チャレンジしましょう。
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