マンションの修繕積立金に関するガイドラインってあるのご存知ですか?
平成23年4月に国土交通省が出しているものです。
これは、このガイドラインに沿って、計画的に修繕積立金を積み立て、将来の大規模修繕に備えるように定められたものです。
一般の方からするとどれくらいの額が貯まっていたら大丈夫なの?
ここの修繕積立金は安いけど大丈夫なの?
などという不安を解消する目安になります。

このガイドラインに伴い今の新築のマンションは30年で長期修繕計画が定められています。

修繕積立金の額の目安としては、
Y=AX+B
で計算されます。
Yが購入予定のマンションの修繕積立金の目安
Aは専有床面積当たりの修繕積立金額
xは購入予定のマンションの専有床面積
Bは立体式駐車場がある場合の加算額となっています。

このAの専有床面積当たりの修繕積立金額は別表に定められている数字を元に算出します

つまり、一般的な分譲マンション15階建て未満の5000平米未満の70平米なら11,550円以上ないと将来的に不安な要素があるということですね。
最近のタワーマンションなどでは、当初5年とか10年の修繕積立金を安く設定していることも多いので、将来的に値上げされることは考慮しておく必要があります。

購入時だけでなく、購入後も定期的に修繕積立金の額や大規模修繕の計画などはマメにチェックしておく必要がありますね^ ^