私はこの不動産業界に入って来年で23年経ちます。
いまだにずっと思っていることがあり、それは何かと言うと
『不動産っていう仕事は男性より女性の方が向いている』ということです。
私が始めてこの業界に入った時、そこの会社は今でも珍しく女性のスタッフを多く採用していました。
同期で入社した社員の中にも多くの女性営業マン、営業ウーマンですね。がいました。
一緒に働いて思ったこと。それは女性の目線でアドバイスできること。
そして、お客様は警戒心をもって接してこないこと。
この2つです。
営業マンにとって、この警戒心を解くという作業は多くの時間を要します。
騙されるのじゃないかという感情ですね。
私の場合、元々少々胡散臭く見えるところもあるので(笑)
まぁでもそのために会話の練習とかもたくさんしましたし、おかげで知識も身につきましたけど。
不動産を購入する方の多くは男性の方なので、女性スタッフが一生懸命接客していると警戒心なく、いろいろなお話をしてくださります。
不動産購入とかのアドバイスで一番重要なのは、お客様の全てを知ることですからね。
お客様の家族構成、属性、そしてライフプランをお聞きしないと、よいアドバイスなどできません。
もちろん年収や貯蓄額も聞かないとダメですがね。
その第一ハードルが軽くクリアできるという点では有利です。
次に女性ならではの目線でお客様にお話しできることです。
マイホーム購入の場合は購入後、自宅で長い時間を過ごすのは男性でなく女性です。
生活の時間のほとんどをその家で過ごすわけですから、使い勝手や、近隣の買い物施設、ご近所さんなど気にしなければならないことはたくさんあります。
ただ、男性の場合どうしても金銭面のお話が中心になり、購入後の生活のことは後回しになりがちです。
女性スタッフはそのようなことまでフォローしてしゃべれることが多いように感じます。
もちろん営業スタッフによって差はありますがね(笑)
『ここのキッチン少し低めなので、奥様には使い勝手いいですよ』
とか、
『この勝手口があれば、ゴミ捨てに出やすいですからいいですね』
とか、こういうことです。
男性ではなかなかケアできないことを軽くさらーっとケアしていきます。
不動産投資でも同じことが言えます。
女性ならではの感性でお部屋の内装や部屋のコーディネートをしてみたり、見せ方が上手な方が多いように感じます。
住むため、そこで生活するためのお部屋、住宅ですから、居住用、投資用問わず女性の方が見極め能力に長けているような気はしますね。
それに賃貸オーナー様でも自主管理されている方は奥様がいろいろお手伝いされているケースも多いですしね。
成功の陰には内助の功ありです。
これから不動産投資を試みようという方、是非奥様を味方につけてお手伝いしてもらうことをオススメします。
そして、これから就職しようとしている女性の方、不動産業界で働いてみたらいかがですか?
多分あなたの力を発揮できる業界だと思います。