2016年以降の20階建以上の超高層マンションの建築、計画されている数が約9万戸に達するということです。
いわゆるタワーマンションというものですが、最近売り出されているタワーマンションは軒並み売れ行きが好調です。
ただ平米単価は以前に比べて上昇しています。
大阪のタワーマンションなどでも坪単価300万円を超えるマンションがいくつかあります。
坪単価300万円ということは、70平米の部屋では6300万円ということですから、一般的なマンションに比べると倍以上の価格になるということです。

タワーマンションは節税効果があるということで最初は国内富裕層にすごく売れ、次に海外富裕層が投資用として購入していきました。
節税効果があるというのは、マンションの評価額のことです。
マンションの場合は土地の持分は専有面積の按分になっており、建物も平米数で決められていました。
なので、2階の部屋でも30階の部屋でも平米数が同じなら評価額は同じでした。
でも実勢価格でいうと、2階と30階では倍以上の価格差が生まれます。
これを利用して相続時の課税価格を引き下げ、相続が終わった後に実勢価格で売り抜くと大幅な節税効果があるということで、一時期タワーマンションが売れまくりました。
でも最近ではこの手法は問題があると指摘されており、今後はこの方法が使えなくなりそうです。
ただすぐに売却しなければ通用はしそうなんですがね。

この流れにより、上層階と低層階の評価額に差をつけようという動きや、管理組合の議決権も平米数や価格などで割合を変えるべきという指針も出ています。
実際にタワーマンションでは、高層階と低層階の住民では世代や家族構成、所得から購入目的なども差があったりします。
高層階の住民は投資用とか相続対策の方が多く、低層階では一般の住居として使用している方が多くなります。
住民の中でも管理組合の運営方法に対する要望に差が出てくるのも当然のような気がします。
こういった問題はマンションが高層になればなるほど、世帯数が多くなればなるほど、部屋のバリエーションが増えれば増えるほど多くなりますが、最近のタワーではこういったバリエーションはどんどん増えていっています。
最近タワーマンションの購入者のうち外国人が非常に多くなっていますし、最近の計画されているマンションの中には、ターゲットを最初から外国人投資家に向けて販売計画を立てているマンションもあるくらいです。
日本人の不動産投資家の方たちも最近ではタワーマンションを投資用として購入する方が増えてきました。
それはタワーマンションを賃貸に出した場合、入居者募集の期間も非常に短く、早期に賃借人が決まるからです。
表面利回り的には5%前後というところですが、物件によっては6%近くの利回りが期待でき、最大のメリットは中古になっても値下がりがしにくい点ではないでしょうか。
中心地にあるタワーマンションで利便性の良い物件などでは、購入時の金額より、高値で売却されている事例も少なくなく、所有していた期間の賃料分は全て利益となるケースや、5年、6年居住していても売却時には購入金額で売れたケースも多くあります。
その場合ですと、5年間、6年間ただでタワーマンションに居住できたことになりますから、そう考えると利回りという視点で考えて購入している方だけではないということが伺えます。

居住用として購入し、実際に住んでいた場合は売却時に仮に利益が出たとしても、3000万円の特別控除が受けることができ、譲渡税が課税されることはありません。
なので、高値がついているタイミングで売却するというのは戦略的にはとても有効です。
住宅ローン控除も3000万円控除と併用して使わなければ生涯何度も使うことが出来ます。
売却益が出て、さらにまた新たに購入する不動産で住宅ローンを組む場合はどちらが得かきちんと計算しておく必要がありますよね。

タワーマンションに限らず、大阪や首都圏の中心地では不動産価格が高騰しています。
公示価格が先日公表されていましたが、実勢ではもっともっと値上がりしている感があります。
そういった地域にお住いの方は今が絶好の売却のチャンスかもしれません。
中古マンションの販売価格もここ2、3年で1割近くは上昇していますし、物件によってはもっと上昇している物件もあります。
でも、今年に入り少しその傾向は落ち着きつつあります。
そう考えると売却のタイミングというのは非常に難しいですよね。
ここで高止まりするのか、さらに上昇するのか、それともここから下がっていくのか。
それが分かればみんな大儲けなのですが。

話はタワーマンションに戻りますが、タワーマンションを所有しているお客様は最新のマンションの販売状況や価格に注目してみてください。
今は建築費が高騰していますので、決して安い価格ではありません。
新築が高ければ中古の市場にもお客様は流れてきます。
でも新築が安ければ?

中古と新築の差がなければ普通に考えれば新築にお客様は流れます。
でもそうならないケースもまれにあります。
それは新築では決して手に入れることの出来ない立地に建築されている物件です。
駅上直結のマンションや、大型商業施設が併設されているマンションなどです。
二度とそのような立地で出てこない物件ならそれだけ市場価値があります。
そういったマンションでは今までのケースでいうと、値下がりがしにくい物件ということになります。
例え利回りが低くても、そういう立地の物件を狙っていくというのは戦略的にアリだと思います。
今収益物件で一棟もののマンションなどでは非常に低利回りで流通しています。
新築などでは5%、6%という状況になっています。
そういった物件を購入するくらいならタワーマンションで不動産投資というのもオススメします。

何故なら収益用物件としてだけではなく、居住用としての出口もあるからです。
出口はやはり多いに越したことはないですよね。

これから不動産投資を始めようという方、逆にタワーマンションを所有の方、是非一度ご相談ください。
何かお役にはたてると思いますので。

それでは皆様に幸運が訪れますように。