こちら葛飾区亀有公園前派出所、通称こち亀が連載終了となるそうです。
1976年から40年間も休まずに連載していたってすごいですね。
週間少年ジャンプって昔毎週買って読んでいました。
もちろんこち亀も楽しみに読んでいました。
しばらく週刊誌を買ったり、喫茶店で週刊誌を読んだりすることもなくなったのでこのニュースを見た初めての感想は『まだやってたんだ。』
でした。
でもその後
『よく考えたら小学生の頃読んでたなー。』
『あれ、おれ今何歳だ?』
『すごいなー。』
こんな感じです。
40年間第一線で活躍し続けるってすごいですよね。
しかも連載は終了しますが、
『まだまだネタはたくさんある。』と語っています。
これもすごいですよね。
私なんか一年ほどでブログのネタにも困っています。(笑)
40年というと住宅ローンより長いです。
大卒で就職して定年退職するよりも長いです。
オギャーと産声を上げた赤ちゃんがいいおっさんになっています。
すごい年月ですよね。
単行本200巻ですって。
一巻から最後まで読むのに一週間では読み終わりませんよ。
私がこの仕事に就いたのが22歳の時でした。
そして今46歳。
24年間です。
まだ2/3ですね。
あと16年頑張りますか。

不動産屋さんって一時儲ける人って多いのです。
例えば5億円の物件を仲介すれば1,500万円ほどの仲介手数料をいただけます。
今の時勢なら新築のRC造一棟もののマンションなら簡単にそのくらいの価格になります。
3区画くらいの建売住宅を売主で販売してうまく売り抜ければこれも同じくらい儲かったりします。
これが10区画、20区画とかになれば4、5千万円と儲かることもあります。
なので羽振りのいい不動産屋さんをよく見かけます。
いい車に乗って、毎晩のようにクラブを飲み歩いて。
でもこういうことをしている人って長続きしないのですよね。
もちろん長続きしている人も中にはいるとは思いますよ。
でも5年も10年もそうしたお金の使い方をしている人ってあまり見かけないんですよね。
私が知らないだけ?
もちろんそうかもしれません。
だってあまりそういうところに飲みに行かなくなりましたから。
そうしたお金の使い方をするなら社員さんに還元したり、お客様に還元したりしないと会社は長続きしませんよ。
私も一時そんなお金の使い方をした時がありました。
でも今から振り返るとその時使ったお金って何も残りません。
お金はもちろん、何にも還元されません。
普通の会社の社長ってそんなお金の使い方しませんよね。
でも不動産屋さんの社長って簡単にそんなお金の使い方しちゃうのですよ。
特に若くでお金を稼げちゃうと勘違いしちゃうのです。
今でさえこんなに稼げるんだから、もっともっと稼げるよと。
でもきちんとスキームを作って安定して利益を供給できるならいいのですが、そうでもないのに遊んじゃうから長続きできなくなるのですよね。
不動産業界って歩合給で働いている人が多い業界です。
私たちの若い時はほとんどそうでした。
今はきちんとした固定給をもらって、週休2日や完全週休2日制の社員さんも増えましたが、私は完全歩合でしか働いたことがありませんし、また休みなどほとんどなく働いてきました。
そんな環境で働く人って野心家が多いのです。
『いい車に乗って、いい服を着て、いい女を抱いて。』
ちょっと言い方が悪いですが、そういう生活を夢見て働いている人が多かったような気がします。
先輩によく先ほどのセリフをよく言われました。
今でも言ってるのかなぁ、そんなことを。
なので少し儲けたら、いい車に乗って、いいお店に飲みに行って。
そんな生活をする人が多いのかな。
『使ったら使った分だけ稼げばいいんだよ。』
これもよくいろんな先輩に言われました。
でもそんな先輩たちはほとんどこの業界に残っていません。
違う業界に鞍替えして成功している訳ではありませんよ。
だってその存在を知っている人がどこにもいないのですもの。
その人たちはどこに行ってしまったのでしょう?
何をしているのでしょうかね?
ずっと右肩上がりの時代なら何とか生き残っていけたんでしょうが、私たちが働いてきた時代は右肩下がりの時代でした。
今も決して回復はしていません。
バブル的な感じで都心の不動産価格は上昇していますが、これを一時的なものだと捉えている人だけが生き残っていけると思っています。
家を買いたい、家を買えるお客様は一回りしてしまいました。
低金利が長期間続いて、政策の後押しもあり不動産を購入したい人にはずっと追い風になっています。
だって頭金なしで新築物件が買えるのですよ。
そんな国世界中探しても日本だけです。
最初はここぞとばかりに買い手がどんどん現れましたが、もうそれだけやっても家が売れません。
マイホームのことですよ。
投資用物件は別です。
今売れているのは投資用物件だけです。
都心部の居住用のマンション、タワーマンションなども購入しているのは外国人と不動産投資家さんばかりです。
でも日本の不動産って海外の不動産に比べてまだまだ高利回りなのですよね。
しかも日本で資金調達ができれば低金利です。
これに円安が加わるとまた海外の投資家さんたちが押し寄せるのでしょうか。
ただ今は残念ながら円高傾向です。
不動産にとっては円安の方がいいのかもしれませんね。
それを考えるとまだ買い時なのかな?
外国人旅行客を集めるにしても円安の方が都合いいし、トヨタやポケモンGOで話題の任天堂なども円安の方が都合いいですもんね。
今円高に振れてしまうことは日本の国にとってメリットは少ないように思いますね。
今1ドル103円台です。
これが120円になれば約15%外国人にとって日本の不動産が安く買えることになります。
つまり1割くらいは不動産価格が上昇できる余地があるということになります。
3,000万円の1割というと300万円です。
これを融資を受けて買うとなると自己資金は1割ほどあれば十分です。
300万円の投資で300万円儲けれるならかなりいい話ですよね。
為替のことはよく分かりませんが、円安に振れるのではと思う方は外貨預金より不動産に投資しておく方がいいかもしれませんよ。
いったいどちらに振れていくのでしょうね?
日本人って日本の中だけのことで考えがちなのですが、これからはワールドワイドに考えていかないと闘っていけない時代に突入しています。
日本にお客様がいないのなら相手は外国人です。
もうすでに何年も前からそうはなっているのですが、これからはもっと顕著になっていくでしょう。
なので不動産のことだけでなく、語学や世界経済のことも勉強しなくてはいけません。
やることがたくさんありすぎて困りますね・・
さぁいろいろ勉強しよっと。