カジノ法案が審議入りというニュースが。

カジノ法案については、賛否両論あるとは思いますが個人的には賛成です。

ギャンブル依存症が加速するとか、治安が心配だとかいろいろな反対意見はありますが、元々日本ってギャンブル大国です。
競馬や競輪、競艇からオートレースなどの公営ギャンブルからパチンコまで。

パチンコなど年間20兆円の産業と言われていますよね。
競艇は1兆円、競輪は6300億円、オートレースは680億円、地方競馬は4300億円、そして公営ギャンブルの花形JRAは2兆5800億円だそうです。

これだけのギャンブルを公に認めておいて、カジノはギャンブル依存症になるからというのも少しおかしな話です。
生活保護を受けながらパチンコ屋さんに出入りしていたり、老人が毎日パチンコ屋さんに通っているのを見ていると、こんなにギャンブル依存性の国は他にはないのではないのではと思ってしまいます。

私自身今はほとんどギャンブルをしていません。

年末の有馬記念を一年の締めくくりに少し楽しむ程度です。

競馬をする人は競艇や競輪、パチンコや麻雀、何でもするイメージはありますが、多くの方はいずれかにはまっているだけで、全てのギャンブルに依存しているわけではありません。

だからカジノができたからといって、そこに全財産つぎ込んで、のめり込んでみたいなことにはきっとならないでしょう。
カジノだけでなく、競馬であってもパチンコであっても破綻する人は破綻します。

逆に身近にそうしたギャンブルが常にある環境に育っている日本人が、あらためてカジノにはまるということも想定しにくいのかなと思っています。
 
娯楽性で言ってもパチンコやスロット、麻雀などはカジノに置いてあるカードゲームなどにも劣っていないですよね。

私がカジノに賛成する一番の理由は、カジノによる観光客の増加が大きく見込めること。
そして、ホテル建築や従業員など新たな雇用を生み出すことです。

今マカオに年間何人の旅行客が訪れているかご存知ですか?

3152万人ですって。

一度だけマカオに行ったことがありますが、本当にカジノだけの街です。
多少の観光地はあったりしますが、半日あれば回りきってしまいました。

カジノだけでこれだけの集客力があるわけですよ。

これに日本各地の観光が加われば、年間5000万人の観光客誘致というのも夢ではないような気がします。

過去最高だった昨年の1973万人の約2.5倍です。

でもアメリカで年間6000万人、フランスでも7500万人だそうなので、頑張ってもそのくらいが上限かもしれませんね。

でも、なぜそんなに観光客を呼ばなければいけないの?

私は観光業でも、旅行業でもありません。
不動産屋さんです。

関係ないよねと言われそうですが、たしかに関係ないのですよ。

でも、自分の子どもたちの世代に何か夢のある話の一つや二つくらいあってもいいのかなと思ってしまいます。

どんどん廃れていく産業、海外メーカーに押され吸収合併されていく企業、そんな中で世界に誇れる産業をもう一度作り上げて欲しいなという希望です。

世界中から旅行客が訪れてくるようになれば、飲食店や観光地も活気付きます。

観光案内のようなガイドの仕事も増えるかもしれません。

若い子が自分の力で生活していける環境を作って欲しいなという希望です。

もう一度夢を持てる国に。

希望に満ち溢れた若者が街中に溢れかえっている世の中に。