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クレジットカードのリボ払い、便利ですよね。

大きな買い物、例えば電化製品とか海外旅行とか行った時に次の月の支払いが恐くなることがあります。

リボ払いならそんな時でも、毎月と同じような支払金額で済みます。

例え10万円使おうとも20万円使おうとも毎月の支払額は一定額5,000円とか1万円とかでも可能ですという案内が来ませんか?

ボーナス一括払いくらいの感覚で使うのは問題ないかもしれませんが、リボ払いの総額が大きくなると残債が減らなくなります。

リボ払いの金利を年利15%で計算してみます。

50万円の買い物をリボ払いするとします。

1ヶ月間の利用で、利息は6,250円。

毎月1万円の設定をしていると、元本が3,750円しか減っていないことが分かります。

さらに翌月の元本496,250円に対しての1ヶ月間の金利は6,200円。

元本は3,800円しか減っていません。

毎月1万円づつ返済しても年間で5万円弱の元本しか減りません。

多くの金融機関は利用料の総額に応じた毎月の返済額を設定しています。

50万円の利用なら最低毎月3万円は返さないと元本は減りません。

それでも19回の支払いが必要なんです。

こんなシュミレーションを作ってみました。

最初に10万円のショッピングをしてリボ払い。
以後、毎月5万円づつ買い物を繰り返しリボ払いで月々1万円づつ返済していく。

リボ払いシュミレーション

見えますかね?

最初の月は、元本8,750円に対して利息1,250円。

翌月はその元本に新たな借入れ5万円をプラスして元本は141,250円。

1万円のうち元本が8,234円。

段々と返済額に対して元本の割合が減っていきます。

12ヶ月経った頃には元本の総額は580,490円。

1万円払っても元本は2,710円しか減らなくなっています。

リボ払いが恐いのは利息ではなく、こうした借入れが増えていくことにあります。

一度利用してしまうともう麻薬のように続けてしまいます。

たった10万円の買い物の支払いを後回しにしてしまったことが、いつまでも終わらないリボ払い地獄の始まりになることも。

しかも、不動産投資ローンや住宅ローンをこれから組もうとしている方にとってこのリボ払いというものはとても厄介な代物になります。

買い物ですらリボ払いにしてしまう人は慢性的に借金をするクセがある。

こう捉えられてしまうのです。

リボ払いの総額が少なければ一括払いで解消できるかもしれませんが、そもそも一括払いをできる方が金利15%のリボ払いをしませんよね。

これからローンを組もうとしている方は絶対にリボ払いは避けてくださいね。

もっと詳細なシュミレーションも組んでみたのですが、このブログをご覧のみなさまには多分縁のない話なのでこの辺でやめておきます。

これくらいのシュミレーションなら、5分もあれば作れるようになりました。

調子に乗って、投資用シュミレーターも作ってはいるのですが入力箇所が多すぎて苦戦しています。

Excelって便利ですよね。

またいつか機会があれば、Excelの表の作り方でもUPしましょうかね。(笑)

それではまた。