『最近の若いものは・・・』

この後に続く言葉で思いつくのは『ダメ』とか『やる気がない』とかネガティブな言葉が多いのではないでしょうか?

この最近の若いものはというセリフ、今に始まった話ではないですよね?
私たちが若い時と先輩たちに言われてきた言葉です。
私たちにそう言っていた先輩たちもその先輩たちに言われてきたセリフではなかったでしょうか?

新しい時代を作ってきたのは、常に若者です。
既成概念に捉われない若者の斬新な発想があったからこそ、新しい文化、新しい歴史が作られていったものだと考えています。

逆に最近の若者の意見を重要視しない年長者の方がタチが悪いかもしれません。
それは既得権益を守りたいからであり、自らの保身を考えての発言かもしれません。
もちろん自分だけでなく、家族や同僚を守るため保守的な考えになっていることもあるでしょう。

でももう今の日本は既得権益にしがみついて生き残れるほど甘い社会ではなくなっているかもしれません。
小学生、中学生のなりたい職業ランキングにユーチューバーがランク入りする時代です。
パソコン一つ、スマホ一つで起業しようと思えばできる時代です。

そんな時代に取り残されているのは、社会にしがみついている年長者かもしれません。
うちの2歳半の娘が毎日私の携帯電話を奪い取ってYouTubeを見ています。
これはこれで親としてどうなのという意見も出そうですが、ともかくテレビと違いいつでもどこでも簡単に自分のみたいチャンネル、番組が見れるというのがYouTubeです。
これに限らず、ネット社会になった今では自分の欲しいものがあればamazonや楽天で簡単に手に入ります。
また、自分が調べたいこと。
料理のレシピや、言葉の意味、飲食店の評判、気になるアーティストの情報などもネットですぐに手に入ります。

つまり自宅にいながら、どんなものもどんな情報も手に入るということです。
先日メルカリで領収書や現金も買える。
これはどうなのというニュースがありましたが、逆にスマホやPCで手に入れれないものの方が少なくなっています。
そんな時代なのですよね。

これはもうあなたたちが知っていた時代ではなくなっているのです。
自分が分からない時代のことをより多く知っているのは若者です。

その若者の意見を尊重できない人が、これからの社会で生き残っていけるわけがありません。
『昔はよかった。』
『おれらの時代はこうだった。』
これはもう死語にしなければいけません。

それにしても子どもの成長ってすごい早いですよね。
恐ろしいスピードで進化します。
昨日まで出来なかったことが、今日出来るようになり、新しい歌や新しい言葉をどんどん覚えていきます。
未来を作っていくのは若者たちです。

でもかといって、年長者を軽んじた扱いをしたり、老人を敬わないということには賛同できません。
自分が歩んできた道を先に歩んできた先人に対して敬意を示すべきです。
老人と若者がうまく融合できればそれが一番理想的な形です。
野球でいうと、今の阪神タイガースですよね。
絶好調です。
去年の広島カープも同様でした。
ベテランと若手がうまく融合したチームがペナントレースを制します。

これ以上書くと完全に野球の話になっちゃうのでこの辺にしておいて。(笑)

不動産業界でも、若者だけをターゲットにしている賃貸業、高齢者だけをターゲットにしている相続ビジネス。
どこかにターゲットを絞り込むのはビジネスとしてとても有効的な手段です。
でもその代わり何かをないがしろにしてしまえば、そのしっぺ返しは必ずやってきます。

若者だけでなく高齢者もターゲットにした賃貸住宅作り。
被相続人の相続税を軽減するためだけの相続対策ではなく、相続人のこれからの生活、資産形成のための相続対策。
こういうことが大切になってきますよね。

私は若者と高齢者のちょうど中間の年齢になってしまいました。
だからこそ、若者の発想と年配者の経験、知識を併せ持ち両方の立場からアドバイスできるようにならねばいけないのかなと思っています。

最近の若いものはとか、おっさんは頭固いからなーとか言われないように。