こんなことがあるんだっていうニュース。
二世帯住宅を建てたいと相談に来たお客さまを『800万円用意しないと孫を誘拐するぞ』とポストに脅迫状を入れたとして不動産会社の社員が恐喝未遂で逮捕されたそうです。

お金がないところからお金を増やそうとするのはとても大変です。
借金がある状態から0の状態に戻し、そこから資産を築くのはもっと大変です。
今回の容疑者も38歳で借金があったということなので、ここで何とかしなければという気持ちがこういった行動に走らせたのでしょうか?

借金=悪いことという考えはありませんが、計画のない借金をしてしまうと人生で詰んでしまうかもしれません。
生活費のために借入れする。
遊興費のために借金をする。
これは最悪です。
若い時によくありがちな行動ですし、今の金融機関のカードローンなどはこの行動を煽る商品です。
返せるあてのない人に貸し出す、だから高い金利を取るわけでしょうが、今の世の中これだけ低金利の世の中なのに年利15%とか、どうやっても返せる金利ではありません。
普通預金の金利が年利0.01%ですよ。
その1500倍の金利です。
定期預金の金利が0.1%くらいでしょ。
その金利と比べても150倍。
アパートローンを借りる場合でも高い人で4%前後です。
その金利と比べても4倍以上。
つまり借りたらダメ。
借りたら終わりという金利です。
私はこのブログでよくお話していることですが、4%の金利でしか借りれないなら不動産は購入してはダメ。
その金利でしか調達できない方は足を踏み入れてはいけない世界です。
だって、1%前後で資金調達できる人がいる状態で4%前後でしか資金調達できなければその差だけで年間3%の差が生まれます。
一億なら年間300万円。
若いサラリーマンの年収です。
物件一つで人一人雇えるほど不動産投資って儲かると思っていますか?
仮にそれだけ儲かったとしても±0です。
融資を受けて物件を購入する場合、大事なことはどれだけ利回りが回っているかどうかではなく、どのくらいの金利で資金調達できるかです。
逆に現金をたくさん持っている方なら利息の支払いもありませんので年利5%以上の収支を得るのは容易くなります。
つまり、持っているものは強く、持たざるものは弱い、弱肉強食の世界です。
その世界で勝ち抜くには最初にそこそこの自己資金を用意している方が圧倒的優位に立ちます。
かといって、カードローンとかを利用して無理くり現金を作っても全く意味はありませんのでご注意を。

日本はアメリカと違ってノンリコースローンではありません。
一つの失敗がすべての資産に及びます。
だから属性の高いお客さまにはどんどんアパートローンで貸し出し、属性の弱いお客さまにはカードローンで金利を荒稼ぎします。
これもそれも全て金融機関の営利目的だということを忘れてはいけません。
融資を利用するならその仕組みをきちんと理解し、有効利用しなければいけません。
銀行は晴れてる日にしか傘を貸しません。
ならば、自分の周りは晴れているように見てもらわなければなりません。
お金のあるところに貸し、お金に困っている人にはお金を貸しません。
ならば、お金があることを見せなければなりません。
物件を一気にたくさん所有しようとすればそれなりに自己資金はショートしていきます。
フルローンやフルローンに近い金額を融資受けれるなら多少金利が上がってもいいや、こう思う気持ちは分かります。
でも借入額が増えてくるとたった0.1%の金利の差が年間で何百万円の差になって現れてくるということを覚えておいてください。
0.1%でそれだけの差ですから、カードローンの15%や、クレジットカードのキャッシング、リボ払いも同じですよ。
資産を増やそうとする人がそのくらいの計算はできないと、たとえ不動産を所有したところで結果は目に見えて分かります。
不動産投資を志している方はくれぐれもカードローンとリボ払いは利用しないようにしてくださいね。

というお話でした。

それでは。