コミニュケーション能力の話を前回しました。
今日はその話の続きになりますが、ふと思ったのですが、子どもって相手の機嫌や場の空気は読めませんよね?
親が不機嫌な時も、忙しい時もお構いなしで『かまってちゃん』になります。
『ねぇねぇ、パパ。見て見てー。』
昨日も今日も、そしてきっと明日も明後日も。
前の日に怒られたこともすっかり忘れたかのようにニコニコしながら近寄ってきます。
幼児、乳児にとっては親の存在はかけがいのない存在であり、時には最高の友だちにもなります。
その唯一無二の存在に対して取ってくれるコミニュケーションは『かわいさ』以外の何物でもありません。
少々イタズラされても、携帯電話を隠されても、家や事務所の鍵を隠されても、財布の中身を散らかされても、こちらはただ笑って許すしかありません。
外出してもニコニコと笑顔を周りに振り撒きます。
目が合った大人たちもニコやかに笑顔で接してくれます。
これって、コミニュケーションを取るということにおいては最高のキッカケですよね。
飲食店に行っても、接客してくれる方がニコニコしてメニューを持ってオーダーを取ってくれればこちらもその時点から居心地のいい空間に変わりますし、その逆でぶっきらぼうな感じの接客態度ならこちらも何かイヤな気分になります。
笑顔ってコミニュケーションにおいて、とても大事なウェイトを占めることになります。
それって、基本誰にでも出来ていたはずのことなんですよね。
それが出来ない人は、大人に成長する過程で大事なものを失ってしまったということになります。
第一印象。
清潔感があり、安心感のある・・・
そりゃそうなんですが、その前に大切な笑顔がなければそんなものは何の役にも立ちません。
笑顔は最高のコミニュケーションツールです。

大人になれば、自然と笑顔になれる時間ってだんだんと少なくなります。
自分から笑顔を振り撒かないと、その時間はもっと少なくなります。
笑顔が笑顔を呼び、さらなる笑顔へと結びついていきます。

そして、も笑顔が大好きです。
不思議と毎日笑えている時って、幸運が舞い込みます。
でも、笑顔がなくなるとどんどん幸運は逃げていきます。
運と笑顔は比例関係
『いいことが最近ないから笑えない。』
そういう人も少なくないかもしれません。
でも、何かをしてくれたからこっちが返す。
こういう理屈では誰もあなたのために動いてはくれません。
お返しは自分から催促しなくても、そのうち向こう側からやってくるものです。
ご褒美は頑張った人にしかやってきません。
子どもが
『頑張って勉強するから、このおもちゃ買って。』
という話と同じです。
あなたは
『頑張って勉強してから買ってあげる。』
そう言いませんか?
ご褒美もお返しも同じです。
まず自分から。
笑顔も他人に話しかけるのも自分からです。

それさえしっかり心がけていれば、自然と笑顔で人に近づくことができますし、勝手に運も近寄ってきてくれます。

笑う門には福来る
昔の人はよく言ったもんです。
そうなんですよね。
大人になればなるほど、諺とか四字熟語の意味が身に染みて分かるようになってきます。

今と昔、時代は変化しようとも変わらないものはたくさんあります。
子どもへの愛情、お年寄りを敬う気持ち、そして親や友を想う気持ち。
これさえあればどんな世の中でも渡っていけそうな気になります。

来年は戌年で、私は年男になります。
もう四周回って、ついに五周目に突入します。
これから自分の人生を集大成していくにおいて、ここからの2、3年が最後の自分の歴史に何かを刻める時期ではないかと思っています。
なので、来年、再来年はもう一度ギアを入れ直してがむしゃらに頑張りたいと思います。
幸せな老後を暮らせるように。
そして子どもたちが幸せな生活を営んでいけるように。