ご商売をやっている方なら
『金利0.6%で35年返済でお金を貸してあげる』

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こんなことを言われたら
『えっ?本当に?』
『とりあえず借りておきたい』
って思いませんか?

3千万円借りても、1年間の利息はたったの18万円。
どんな商売をしてもその数十倍の利益は出せる。
そう思いますよね?

そんな素敵な金利でお金を貸してくれているのが住宅ローンです。



『なんだ、住宅ローンかよ。』

って言う声が聞こえてきそうですが、住宅ローンの金利は1%以下、いつからそんな時代になったのでしょう?

しかも、そんな低金利の融資にもかかわらず毎年星の数ほどの住宅ローン滞納者が生まれ、競売任意売却にかけられています。

おかしな話ですよね?



利息はさっきも言った通り微々たるものです。
なんでこうなるのでしょう?

答えは単純です。
買った時は高くて、売る時は安いからです。

株をやっている方ならお分かりでしょうが、一番高い時に買って一番安い時に売ろうと思わないですよね。

一番安い時に買って、一番高い時に売る。
これを目指しているはずです。

物販をやっている人、ネットショップでもいいですし、メルカリなんかで商品販売をしている人なら、
売れる価格以上で商品を仕入れることはありませんよね?
そんなことをしたら購入時点で赤字が確定してしまいます。

でも住宅ローンを組むとき、それは自宅を購入するときです。
その時に限って、そういった考え方をする人が少なすぎる。
何ででしょう?

ちょっとそれについて考えてみました。

自宅を購入するのは消費であって、投資ではないとみんなが考えているから?

よく住宅ローンを考える時に比較するのが家賃です。

家賃は毎月支払っても、何年支払ってもそれが形になって返ってくることはありません。

つまり消費です。
なので、それに変わる住宅ローンも消費なので当然同じように払い続けていくだけ。



な・の・に



売買契約が終わり、建物の引渡しを受けた時点で自分の所有物だと思い込んでいます。

いやいや
住宅ローンの残債以上で売れる市場価値、この分だけが自分の所有物で、その市場価値以下の建物に住んでいる時点で、それはただの借金にすぎません。

今までお金を借りたことなどない人が、住宅ローンになれば何千万円もの借金を気軽に借りていきます。

海外の不動産って、中古住宅でも大きく値下がりはしません。
それはその住民が資産価値を減らさないように努力しているからです。
海外ドラマや映画で自宅の壁を塗装しているシーンがよく出てきます。
屋根や壁を修理しているシーンも見られます。

本来は日本人って器用なはずなんですよね。
原材料を海外から輸入してきて加工して輸出する。
そうやって日本は高度経済成長を遂げました。

なのに、自宅は放ったらかし。
年々老朽化するばかり。

リフォームする人もいますが、またそのリフォーム費用も高いのか安いのか吟味することもなく、リフォームローンを組んで発注。
いろいろなところで搾取されているわけです。

しかもそのリフォームした家を売却する時には、
『リフォームしても資産価値は変わりませんから。建物は20年で資産価値は0になります。』
こんなことを不動産屋に言われてしまう始末。

買う時も、リフォームする時も、またその不動産を売却する時も、他人のために自分が損をしています。

そろそろ気づきましょうよ。

自分たちが騙されているって。

私はマザーテレサのように聖人ではありません。
世の中の全ての人を救済しようと大それたことも考えてはいません。

でも、

この声が届いている人には騙されない方法を教えてあげたい。

そう思っているだけです。

不動産で損をする時って何百万円単位で損をします。

その何百万円も損をする代わりに、幾ばくかの相談料を払って未然に防ぐという選択肢があってもいいのかなと思いまして。

先ほども書きましたが、私は聖人ではありません。
家族もいますので生活費もかかりますし、会社経営には経費がかかります。

なので、タダで時間を割くわけにはいかないのです。

『不動産の無料相談』
って、掲げている会社は日本全国数万社あります。
というより、ほとんどがそうです。

だって、相談事から商売に結びつけようとするからです。
『家のことで少し悩んでいるんですけど。』
『あー。なるほど。とりあえずじゃあ今の自宅を査定しましょう。』
『えっ?』

はい。
ほとんどの不動産屋さんは、自社で購入してくれるお客さん、自社に販売を任せてくれるお客さんにしか興味はありません。

なので、相談した時点で売らないという選択肢は作りません。

タダほど高いものはない

そろそろこの本質に気付いてください。

お金を払わず自分の悩み事を聞いてくれるのは、お役所だけです。
でもたぶん聞いてくれるだけでしょうけど。

うちの会社は2年ほど前から不動産の有料相談を始めました。
今でも月に2、3件ご相談をいただいています。

正直、そのご相談料で生計を立てれるはずもない相談量です。

でも、そういうお話を聞くのが好きなんですよね。
頼ってくれてることがうれしい。
ただただそれだけの話です。
『じゃあお金を取らないでタダで聞いてよ。』
そういう方も中にはいらっしゃいますが、タダの方が気持ち悪くないですかというのが私の考え方です。

幾ばくかのお金をいただくことで、自分の商売に結びつけず相談に乗る。
最終的に売却の話になる、賃貸に貸し出すことになる、一番いいタイミングで売却できる時期まで待つ、いろいろなパターンを提案して、そのお手伝いをすることもある。

このスタンスが性に合ってるような気がしています。
営業畑で長いことご飯を食べていましたが、クロージングというものがあまり得意ではないということに気付いてしまいました。
ある程度大人になり、物事の分別がつくようになってからは特に。

だって、自分が客観的に見たときにいいなと思わない物件を勧める時のテンションの低さには自分でも驚いてしまいます。

最初不動産屋さんに入った時は、
買いたいと思っている人が勝手に飛び込んできて、売りたいと思っている物件を買ってくれる。
借りたいと思っている人が飛び込んできて、貸したいと思っている物件を借りてくれる。

そんなお客さんをマッチングしているだけで生計を立てることができました。

でも、お客さんの数が昔に比べて激減し、逆に不動産屋さんの数は増えています。

以前より少なくなったお客さんを取りこぼしたくない。
だから、強いクロージングが必要になってきています。
そういうことなんですかね?

買いたいと思っていないお客さんに物件を売る?
売りたいと思っていないお客さんの物件を売る?

んー
なんか違う。
なので、そういうサイクルから完全に脱却するために今いろいろな取り組みを行っています。

不動産物件の問い合わせをすると、お客さんがメールで問い合わせているにもかかわらず電話がかかってきます。
そんなこと、この業界だけですよ。

あっ、車や引越しの一括査定も同じかな。

他社を出し抜こうと、いち早く電話攻撃。

そんなやり方にウンザリしてきています。

かといって、大人しく礼儀正しくメールで返信していてはお客さんと会うことすらできなかったりします。

たぶん、本当にお客さんのことを大切に考えている会社さんはいきなり電話したりしませんよ。(笑)

だから、騙されても仕方ない
なーんて思う時もしばしば。

話は冒頭の住宅ローンの話には戻りますが、購入前から変動金利にするか固定金利にするかきちんと考えている人って意外と少ないんです。

中には、売買契約の申込みをした後にローン申込みをし、その場でどっちにしますか?
なんて、考える余地もなく申込みをしている人もいます。

これって本来ならあり得ない話です。
35年もお付き合いするローンのことですよ。

下手したら奥さんと一緒に暮らす時間より、こどもと過ごす時間より長い期間です。

結婚するときに始めてデートしたときに結婚を決めませんよね?
どんな人なのか、これから一緒に暮らしていけるのか考える時間が必要ですもんね。

そんなこと言いながら私は始めてお付き合いした瞬間から決めましたけど。(笑)

それでうまくいけばいいのですが、うまくいかないことの方が多いから、競売や任意売却が後を絶たないのですよね。

何年後かの自分のライフスタイルがどうなってるか?
また、35年間支払い続けれる見通しが立っているのか?
最後には退職金か何かで完済できるのか?

その辺をまず見極めるのが当然かと。

とは言っても、30年後、35年後の未来はなかなか予測できないですよね?

なので、いつ転居するような事情ができたとしても引越しできるような不動産を購入しておくということが重要になります。

『売らなきゃいけない。』
って状況が突然やってきたときに慌てて売却しようとすると、
『今売れるのは、◯◯万円くらいですかね?ローンの残債は△△万円なので、不足してる分はご用意できそうですか?』
こんなこと言われても困りますよね?

自宅がなくなって、しかも貯金もなくなってしまう。
貯金があればまだしも、借金が残ってしまうので任意整理、自己破産なんてことも。。。

そうならないためには、まず不動産の相場を知っておくこと。
相場より高い物件、高いタイミングで購入しないこと、無理のある返済計画を立てないこと。

購入してからは、維持管理を怠らないこと。

安心して相談できる不動産屋さん、リフォーム会社を持っておくこと。

ね?

結構たくさん考えることはあるでしょ?

そんなこと誰も教えてくれなかったでしょ?

今の不動産屋さんはお客様を育てるということをしません。
知識がつくと売りにくくなるからです。

でも私からすると、お客様に不動産知識を教えることで新たな流通ができると思っています。
自分が住んでいた中古不動産の価格を下げずに売却できれば、買い替えの需要は高まります。

新婚さんの時は1LDK、こどもさんが産まれれば3LDK、こども達が成人し独立世帯を持つようになればまた夫婦だけに戻って2LDK、階段の上り下りもしんどいのでマンションで。

本来はこういうのがライフスタイルに合った住み替えです。
でも今の日本では、売却時に損をする仕組みになってるので、ライフスタイルに合った住み替えは賃貸の方が容易だったりします。

なので、一生に一回の住宅購入の機会となってしまっています。

物件選びとタイミングの選択によって、人生のうちに何度も不動産を売り買いできるようにする。
それがひいては業界全体のためだと思っています。

売主さんの想いが積もった愛着のある中古住宅、中古というのがイメージ悪いのかな?
リユース住宅かな?
売主さん自身がリフォームして引渡してあげる。

『自分は使わなくなるから、壊れてる箇所はそのままでいいかな?』
ではなくて、
『次の方のために修理して、綺麗な状態で引渡してあげたい。』
こういう想いを持った売主さんを増やせればいいなと。

それが、売却金額の向上につながり、また買主さん側も気持ちよく住むことができる、今までの悪循環な中古不動産市場ではなく、好循環な不動産流通を作ることができれば、私たち不動産屋さんが世のため人のために役立つのではないかなと思っています。

そんなことを学ぶ機会として、L-style Clubを設立しました。

最後の最後で宣伝になってしまいますが、みなさまのご参加お待ちしております。

セミナー会場(勉強会会場)がほぼ完成しましたので、UPしておきます。

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お問い合わせお待ちしております。