『自分が死んだときにこどもたちに何かを遺してあげたくて。』
不動産投資を始めるにあたりご相談に来られる方々からよく耳にする台詞です。
将来こどもたちが生活していけるために。
会社というものに縛られず生きていけるために。
そう思っての発言です。
『いいことじゃないですか。』
愛するこどもたちのため。
でも、私は長い間この仕事に携わってきて、こどもたちに不動産(収益物件)を残してあげた家主さんたちを見てきました。
中には自分の代になった瞬間に不動産を手放す人。
『親父と違ってこっちはサラリーマンなんだから、家主業なんかやってる暇ないよ。』
『相続税払うために仕方ないから。』
こう言った理由や、中には
『あんなもの残されたってマイナスばっかりで。』
こういうネガティブな理由まで様々ですが。
何でこんなことになってしまったのでしょうか?
それは、不動産を残してあげただけでやり方を教えてあげなかったから。
会社を遺しても経営の仕方を教えず、引継ぎも満足にしなければ同じような経営をできるわけもないですし、従業員のこともあるのでそんな無責任な引継ぎ方をしませんよね?
でも不動産の場合、
『任せてる不動産屋がいるから。』
『税理士さんに頼んでおいたから。』
後は他人任せっていう例も少なくはありません。
いつもよく言う言葉ですが、
『賃貸不動産経営も事業と同じです。』
事業として成り立つように経営していかなければいけません。
そのためには、事業継承。
ご自分が元気なうちから、賃貸経営のノウハウを教え込む、専門家と引き合わし良好なコミニケーションを築いておく、至極当然の話です。
もし、株や投資信託と同じような形で考えているのだとしたら、ご自身がお亡くなりになる前に、どのようなタイミング、価格で売却するのか?
をきちんと指示しておくのがいいかと思われます。
相続時には現金化するより、不動産を所有している方がもちろん節税効果が見込めます。
その後、
『売却する土地、不動産はこれとこれだ。』
『この不動産は今は市場価値が低いので、しばらく保有しておけ。』
など適正に指示を出した方が明確になるかもしれません。
だって、その方は資産を選択できるほど遺せた方だから。
見る目も考え方もしっかりしており、お付き合いしている専門家の方々も優秀な人が多かったはずです。
でも、自分たちのこどもさんたちはどうでしょうか?
優秀な遺伝子をいくら受け継いでいるからとは言え、学んだことのない分野で同様の能力を発揮できるかと言えば怪しいところです。
何でもそうですが、教育するということはとても大切なことです。
学校では語学や数学、歴史や科学・生物、いろいろな教育を受けることができますが、税金や不動産知識については学べる場がありません。
本来遺してあげるべき遺産は、考え方であったり生き方であったり、人とのお付き合いの仕方であったりするのではないでしょうか?
不動産はセンスが大事。
営業も仕入れもセンスだ。
こういう人もいます。
でもなぜセンスが必要で、そんなに重要視されるかと言えば教育の場がないからです。
不動産会社の社員ですら、まともな勉強をする機会がない。
というより、
『不動産は一つ一つ違うものだから実践研修あるのみ。』
先輩社員や社長がそう思っている限り、そこから抜け出ることなどありません。
生きていく中で一番高額な買い物、それが不動産です。
そして、生きていく中で一生付いてくるもの、それが税金です。
それなのに小学校、中学校どころか高校でも教えてくれる場がない。
これは何かの陰謀なのか?
と思えたりするくらい、放ったらかしです。
投資は自己責任?
高額な買い物なので市民には必要ない?
税金は勉強させない方が徴収しやすい?
とにかく理由は分かりませんが、学べる機会が存在しません。
でも、多くの不動産を所有している資産家の方々は、一生のうち何度も何度も不動産取引を経験し、万人が得られない経験値を所有しています。
『どうやって不動産を購入できるに至ったのか?』
『どうやっていい不動産を手に入れてきたのか?』
『どうやって不動産を売却し、利益を得ることができたのか?』
そこを伝授していければ、こどもたちも、自分の力で財を成せるようになるはずです。
自分のこどもたちが苦労しないように。
そう思うならなおさら、資産の増やし方を教えていくべきです。
そのノウハウに少しばかりの軍資金を遺せてあげれば、安心して他界できるかもしれません。
うちにはまだ小さいこどもが2人います。
2人とも女の子です。
彼女たちに何か遺してあげたい。
もちろん他の親同様、そんなことを考えています。
家賃を生む不動産を遺してあげたら?
もちろんこんな仕事をしていますから、考えたこともあります。
でも、それが彼女たちのためなのか?
そう思うと甚だ疑問に感じてしまうようになったのです。
昨日、一昨日こどもたちを連れて東条湖のアカプルコというプールに遊びに行きました。
小さいこども用のウォータースライダーもあり、とてもたくさんの親子連れで賑わっていました。
ウォータースライダーに並ぶ列も賑わっており、10分程度でしたがこどもの手を引いて並んでいました。
そうすると、係員の見ていないタイミングを見計らって、こどもの手を引っ張り、みんなが並んでいる列ではないプールの横から乗り越え何組かの親子連れが入っていきました。
こどもがルールを破っていても、
『みんな並んでいるから順番に並ばないとダメだよ。』
こうたしなめるとちゃんと列に並ぶようになります。
でも大人に注意すると、
『あっ、ごめん。並んでいること知らなかった。』
こんな言い訳が返ってきます。
中には逆上して喧嘩になってしまうこともあるでしょう。
でも、大人はルールを教える立場であって、ルールを破っちゃダメでしょ?
お父さん、お母さんに手を引っ張られて横入りしていたこどもが、ルールを守れる大人になれるわけがありません。
だって見本になるべき親が、率先してそんな姿を見せているのですから。
だって見本になるべき親が、率先してそんな姿を見せているのですから。
なんだかおかしな世の中になってきているのも、私たち大人が、こどもたちに世の中のルールをきちんと教えてこれていなかったツケかもしれません。
今のうちの子はまだ1歳ともうすぐ4歳の小さなこどもですが、一番上のこどもは今年で23歳になります。
この話の親たちはそのくらいの年代でしたから、私くらいの年代が教育できてこなかったツケかもしれません。
お金をいくら遺せようと、生き方を導いてあげれないことには何の意味もないのでは?
そう思ってしまったのです。
今、若い子たちの間ではSNS、InstagramやTwitterだけでなくいろんなSNSが発展しています。
そのフォローワーの数で憧れたり尊敬されたり。
その影響は企業の広告にも影響してきています。
インフルエンサーに広告料を支払い宣伝してもらう。
つまり、学歴がお金に変わる時代ではなく、生き方がお金に変わる時代になっているのです。
うちの娘たちには、いい大学に行かせようとかは思いません。
いい大学に入るよりフォローワー1万人の方がすごいと思っています。
大学の学費を払うくらいなら海外に留学に行かせたい。
注目を浴びるようにファッションや美容の勉強をさせてあげたい。
自分のやりたいことを実現するには、自分の生き方を発信する力と、他人を惹きつける魅力のある生き方をすること。
『わたし、こんなことをやりたいと思っている。』
『面白そうだね。じゃあ協力するよ。』
その協力というのが、一緒に手伝いたいという気持ちもあれば投資したいという気持ちもあるでしょう。
自分が今やろうとしていることはこれなんです。
SNSでフォローしてくれている方からのご相談がきたり、ブログを見てくれた方からの問い合わせがきたり。
ポータルサイトとかで物件に引き寄せられたわけでなく、自分が発信している情報や言葉に反応してくれている。
社会で孤立していないという安心感と、自分の声に反応してくれることへの喜び。
『何か、今楽しそうですね?』
最近お客様によく言われる言葉です。
自分が楽しみながら生計を立てれるって一番理想的じゃないですか?
そんな生き方を娘たちにもしてほしいなというのが希望です。
そのためには、自分が死ぬまでにはフォローワー1万人にはなっていたいな。(笑)
ということで、Twitterでフォローしてください。
あと、残り9200名様お待ちしております。
長いな・・・

『面白そうだね。じゃあ協力するよ。』
その協力というのが、一緒に手伝いたいという気持ちもあれば投資したいという気持ちもあるでしょう。
自分が今やろうとしていることはこれなんです。
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