ほんとうに大丈夫?不動産投資

このブログは不動産投資を始めようとしている人、もう実際に不動産投資を始めている人向けに開いた不動産情報サイトです。物件情報はあまり載せませんが、不動産の裏話、裏情報などをどんどん掲載していきたいと思っています。 不動産は怖い、不動産は騙される、こういった人たちの心配を払しょくします。 世界で一番お客さまのことを考えている不動産屋と自負している私が全部教えちゃいますよ。

不動産投資はしてみたいけど不安。 不動産って騙されるんでしょって方はまずこのブログでお勉強してください。 失敗しない不動産投資。 定年退職までに年金代わりに不動産投資で資産を積み上げよう^ ^ セミナーは定期的に開催していますが、よくある売るための不動産投資のセミナーはしていません。 まずみなさんに知識を取得していただいて、その中で一緒にビジネストしての不動産投資というものを確立していければと思っています。 末長いお付き合いをお願いしますね。

スルガ銀行

スルガショックで収益不動産価格は暴落?

スルガ銀行不適切融資問題が大きな社会問題になっています。
創業者一族の会社にも不適切融資。。。
かぼちゃの馬車に引き続き、TATELUでも預金残高改ざん・・・

不動産投資に対して非常にネガティブなニュースが続いています。



こうなると不動産投資家の中では、不動産バブルが弾けて収益不動産の価格が下がるんでは?
とザワザワし始めていますね。

で、本当にそうなるの?

ここがとても気になるところです。

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まず、スルガ銀行の話から。
過剰融資で、その中でも銀行預金残高の水増し、売買代金の書き上げ、資産保有法人設立による複数棟への融資。
もう書き出すと止まらないくらい、現代の錬金術のような悪魔のテクニックがどんどん露呈しました。

これってスルガ銀行だけだと思っている人も少なくはないとは思いますが、実は昔からやられている常套手段だったりします。

今は誰もがパソコンを使いこなす時代ですから、PCでちょこっといじって数字を改ざんしたりしているのでしょうが、昔は切り絵、貼り絵で図工のような手作業でやっていました。

私がこの業界に入った当初は、みーんな普通にやっていましたから、
『そんなもんなんだ。』
って若い頃は見ていた(聞いていた)思い出があります。

見ていたはあかんな。(笑)
まるで自分の目の前でやってたように聞こえますもんね・・

ごくごく業界では普通に行われていた作業だったということです。
住宅ローンでも頭金2割というのが昔は当たり前の時代があったので、その数字を作るために売買契約書を書き上げる、預金残高も頭金が出せる金額まで改ざんする、こんなことが行われていたわけです。
でもそのうち、
『売買契約書の原本を持ってきて』
『領収書の原本が必要です。』
『預金通帳原本確認させてね。』
改ざん防止のため、そういう手立てが取られるようにもなっていきました。
なので、こんなニュースが出た時に
『えっ。原本確認いらないんだ?』
『そりゃ、やりたい放題やられるよな。』
こんな風にしか思いませんでした。
でも、それを分かっていて貸してるのも新入社員以外はご存知なはずですよね?

だって、この低金利、マイナス金利と言われる時代に4.5%の金利(東京、大阪など都心部の物件は3.5%)で長期で貸し出しているわけですから、特別な事情を持ったお客さんしか元々来ないわけです。
特別な事情というのは、
①他行で評価が伸びなく満額融資がつかない物件の持ち込み
②物件の耐用年数が短い(超過している)ので、短期でしか借りれないが超長期の返済を希望している
③属性が弱い(年収や勤続年数、勤務先)
※ここは低属性のお客さんなら土台に乗らなかったりしたので微妙かな
④自己資金が乏しく、フルローン、オーバーローンをひきたいお客さん
これらのお客さんしか、3.5%超の金利では通常は検討の余地すらありません。

つまり、元々ターゲットは何らかの弱みを持っている人です。
ここからが辻褄が合わないのが、被害者の多くが高給サラリーマンだということです。
本来弱みなどあり得ないはずの人々です。
まともな不動産屋さんに出会っていれば、この金利で資金調達をしなくていい面々なのです。

彼らが陥ったワナ。
それは、レバレッジという言葉のワナ。
資金500万円を不動産投資に回して回収できるのはせいぜい年間60万、70万円です。
それが、その頭金500万円を使って5千万円、1億円のローンを組めば、年間100万円、200万円のキャッシュフローを生むことができますよ。
元手にレバレッジをかけて、より多くのキャッシュフローを得ましょう。
こんな話の展開だったのでしょうか?
中にはこの500万円の自己資金さえもローンで賄っている人もいましたから、レバレッジは∞です。(笑)

資産=不動産価格
という勘違いから、不適切融資に巻き込まれるわけですが、その方々は資産純資産の違いを理解していたのでしょうか?

純資産=資産ー負債
借金の額と不動産価格(売却時の価格)との差額が純資産であり、借金の額が多ければそれはただの負債です。

不動産を購入した時点より、高く売却できる物件を取得して初めて不動産投資はプラスから始まり、購入した時点より売却時の価格が下がるようであれば、ただ負債を背負っただけということになります。
毎月のキャッシュフロー?
そんなもの、資産の目減り額からするとただの損失補てんです。

収益不動産価格がここ数年上昇し続けました。
それは、金融機関がじゃぶじゃぶだったからですが、一番大きな要因はこのサラリーマン投資家さんたちの登場により、市場が大きく開拓されたからです。
一部の資産家の人々、不動産屋さんのみなさん、地主さんだけの市場だった収益不動産市場が一般の人に広がった瞬間に相場は跳ね上がったのです。
築30年、40年の中古不動産は、それまでは耐用年数の問題で長期融資が受けられず、短期での支払いが可能な価格での取引が行われていました。
そこに、耐用年数を超過して、しかも超長期で融資を行う金融機関が登場したのですから、業界はざわめき立ちます。
出口を失って、風前の灯だった築古収益不動産が、高利回りという名の下に陽の光を浴びました。
表面利回り15%→12%、そして10%の表面利回りでも売れていきました。

4.5%の金利を支払っていこうとすると、最低限この利回りがないとキャッシュフローは回りません。
だって不動産の利回りって、満室時の想定利回りですもの。
一年間満室のまま、こんな奇跡は部屋数が多くなるとあり得なくなります。
さらにここから、毎月かかる経費を差し引き、固定資産税、所得税を差し引き、いくら残るの?

しかも25年後、30年後も同じ家賃収入を維持することなどできるわけもありません。
だから、高利回りだったんです。
本来は。
その前提を覆したのが、金融機関であり、将来のリスクを説明しない不動産業者だったのです。

かたや、築浅の物件、とくにRC造の物件は以前と比べてどの程度高騰していったのか?
以前は9%弱の利回りでも築20年くらいのものまでなら手に入りました。
今は築20年でも7%前後です。
『やっぱり高くなってるやん?』
そうでしょうか?
その当時、優良な顧客でも調達金利は1%台前半でした。
今は?
0.6%、0.7%、中には0.5%というお客さんもいます。
利回りが下がった分、金利も下がってるのでキャッシュフローはほぼ変わりありません。
当然、金利3%台、4%台で調達していればキャッシュフローを回せません。
つまり、客層が全く違うのです。
この層は、何棟買おうが無差別に融資を引き出せます。
外国人投資家たちもどんどんこちらの市場に参入しています。
日本の金融機関から資金調達して購入しても、その差額だけで十分な利益を生み出すからです。
また、相続税対策用、売却した不動産の買換え特約需要は尽きていません。
元々10年超所有していた事業用不動産(賃貸用含む)を買換えたときに、その利益を購入物件に付け替えることができるというものです。
築古の不動産を高値で売却し、十分な利益を得、さらに買換えで築浅RCに持ち替える。
これが今の富裕層の動き方です。

みなさんがお探しの物件はどちらの物件ですか?
①築30年10%超の収益物件
②築20年以内のRC物件
③築10年そこそこの鉄骨造

②③なら、買い時が来るのはまだ先の話かもしれません。
①の物件は、金融機関の締め付けが厳しくなってくることが予測されますので、言ってる間に下がってくるでしょう。
ただ、今までのような満額融資は夢の話でしょうが。

上がった相場はいつかは下がります。
下がったタイミングで買うのは、度胸と資金力が必要です。
もし、そのタイミングを待ち焦がれているのであれば、金融機関から無条件に資金を引き出せるほどの実力を身につけなければいけません。
1億円持ってる人には、どこの金融機関でも1億円貸してくれますよね?(笑)

極端な話を言えば、そのお金を見せ金に使えれば、何棟でも購入できるかもしれませんね。

今が買い時とは言いません。
今しか融資を組めないから、今のうちに。
っていうのも遠からず当たっています。
収益用不動産ですから、一生涯同じ物件を保有し続ける必要はないわけです。
株でも銘柄を度々入れ替えるでしょ?

でも、高いのが分かっていて、しかもお金を借りてまで購入する必要はどこにもないと言うことです。
高くで売れる見込みがある。
今の家賃収入をUPできるアイデアがあり、家賃収入を向上できれば購入時より高値で売却できる見込みが立つ。
それならば融資を受けてでも購入すべきじゃないですか?

結局、収益と名がつくものは全てビジネスです。
安く仕入れて高く販売する。
分かりやすいたった一つの真理です。

みなさん、甘い言葉に惑わされないようにしっかりと見る目を養いましょうね。



スルガ銀行の不適切融資1兆円?

先日のニュースです。
スルガ銀行の不適切融資が1兆円にものぼると。



融資総額3兆円の1/3になるということで株価は大暴落。
8/22はストップ安、8/23も続落となりとうとう株価は600円を割込みました。
1年前の今頃は株価2500円ほど。
1/5ほどまで下がっています。

地銀の雄と呼ばれていた頃ですね。
収益力が高く、どんどん貸出残高を伸ばし、他の銀行を見習えと金融庁の長官が言うほど。

そのニュースが新聞紙上を賑わすと、
『スルガ銀行?いい銀行じゃないか。使ってみようか。』
こう思った人もいたかもしれません。

こうしてどんどんと融資は行われていきました。

不適切融資
どこからが不適切なのだ?

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不動産の評価を取って、その評価以上に融資した?
これは不適切融資なのか?

預金残高を水増ししたことを知っていながら融資。
これはアウトか?
まぁ普通に考えてこれはアウトだな。
結局評価が足らない分を預金残高で担保してるっていう理屈になるのなら、評価以上に融資したってこれもアウトか。

あとは何だ?
評価が足らない分をカードローンで貸付け、その借入金額を購入代金に充てる。
うーん。これもアウトだな。

ん?
じゃあ逆に何がセーフなのだろう?
購入時の諸費用と不動産の物件価格の2割を頭金で用意する?

スルガ銀行の金利で借りる人でそんな人はいるのだろうか?
2割と諸費用を頭金で用意すれば、もっともっと低金利の金利で融資が借りられます。

あっ。
金利は高いけど、返済期間が長いんだ。

他行なら10年の返済期間だけど、スルガ銀行なら25年、30年借りれるから、それなら金利が高くても借りるかもしれない。

でも、ちょっと待てよ。
他行で10年ってことは、耐用年数が残り10年、もしくは10年未満ということだよね?

ってことは、耐用年数が少ないのを知っていて、その上で耐用年数を超え返済期間を延ばしている。
ありゃ、これも不適切融資だ。。。

となると、不適切融資は1兆円じゃなくて3兆円ほぼ全部かもしれないですね。

まぁそうだとしても、価値0の不動産に対して3兆円を融資しているわけでもないし、せいぜい8千万円の価値に対して9千万円、1億円を貸し出してるだけなので、焦げ付くとしても2割の6千億円ほどでしょうか?

最近競売市場に、スルガ銀行の抵当権が付いた収益物件がちょくちょく登場します。

借入金に対しての返済金額と家賃収入と比較すれば、満室近い状況なら必ず返済できる金額になっているはずです。

賃貸借契約の賃料を水増ししていれば論外ですが。
競売にかけられるということは、返済が滞ったということです。
一回、二回の滞納では競売にかけられません。
慢性的に払えない状況に陥ってしまっているということです。

賃借人が退出すれば内装工事を施します。
その内装工事費用がなかった?
新賃借人が決まったら、部屋付してくれた業者さんに手数料を支払います。
その費用がなかった?

自己資金をあまり出さずに不動産物件を全額融資で買う。
このことに否定するつもりはありません。
それでも自分に有利な条件(低金利とか長期返済とか)で貸してもらえるならいいんですよ。
まぁ、そういう人は物件代金の満額借りていても他に資産をお持ちでしょうから、内装工事費用がないとか、業者に支払う手数料がないって話にはなりませんものね。

でもこの競売にかけられている物件の元オーナーさまたちは、物件価格と諸費用まで全額融資、しかも一部はカードローンで7%、8%という話も聞きました。
自己資金が手元にあるオーナーなら、今の時代この金利で借りることの危険性に気付かないわけがありません。
すぐに手元資金で内入れするでしょう。
しない理由は?
手持ち資金がないからです。
手持ち資金がないから、賃借人が退出しても内装工事代金がない。
→募集できない
→家賃収入と支払い額の差が縮まってくる
→維持管理の費用もない
→賃借人が退出する
→内装工事の費用がない
→募集できない
もうまさに悪循環。

不動産投資で大きな借金があり、しかもカードローンの借入まである。
追加で融資してくれる銀行なんかありません。

こうなるのはわかっていましたよね?

銀行は消費者の味方ではありません。

晴れている日に傘を貸し、雨が降ったら取り上げる。

バブル末期の時そう揶揄されました。

サラリーマン投資家に対しては、今まさにそういう局面です。
〇年で総資産〇億。
この響きに騙された方も多かったのではないでしょうか?

サラリーマンの生涯年収が3億円といわれる今の時代です。
資産〇億って、とても魅力のある響きです。

こうして、まんまと銀行と悪質な不動産屋さんの口車に乗ってしまった人たちは、長年働いた退職金まで受け取る権利さえ失ってしまうかもしれません。

でも手立ては残されています。

定年退職まであと何年あるか?
それだけの時間があれば対策は十分に練ることができます。

ここからは悪知恵です。

ブログではとても書けません。
どんな絶体絶命の窮地でも解決策はあるのです。
もちろん、その人の覚悟と背景にもよりますが。

ただ、無傷で乗り切れるほど世間は甘くありませんが、人生をやり直すチャンスは誰にでも残されています。

結局は相談できる相手がいるかどうか?
ただそれだけの話です。

購入前に相談しておけば。
融資を受ける前に相談しておけば。
空き室が出たときに相談しておけば。
ローンを滞納する前に相談しておけば。
いくらでもチャンスはあったのです。

でも最後の、競売にかけられる前に相談しておけば。

この機会がある方ならぜひ一度ご相談ください。
まだ助かる方法は残されているはずです。

金持ち父さん貧乏父さんの本を読んだ方で不動産投資を始めた方は多いはずです。

でも、これってアメリカの話なんです。
アメリカはノンリコースローンといって、不動産で失敗しても他の資産に及ばない仕組みです。

でも日本はご存知の通りリコースローンで、一つの不動産で失敗したら他の資産で弁済しなくてはいけません。

アメリカ大統領のトランプさんが何回か破産しているという話もありますが、あれも不動産で失敗した分競売で売却されたっていう話で、他の不動産で成功した資金で財をなしました。

日本とアメリカは違うのです。
アメリカの不動産向け融資の金利が高いのも同じ理由です。
日本で不動産向け融資の金利が安いのも同様です。

なので、高金利の不動産融資に手を出してはいけません。
手を出すなら短期売却の出口の決まっている物件だけにするべきです。

その辺の話は不動産屋さんであるなら、誰でも知っている話です。
ただ自分の顧客に言わないだけで。

不動産の世界、私自身は信用と信頼の世界だと思っています。
私がお客様の家族構成、資産背景、将来のビジョンを聞きこむのもそのためです。
そのうえで提案する。
ごくごく当たり前の話です。

資産背景だけ聞いてくる担当者なら、聞く耳を持ってはいけません。
居住用物件の場合ももしかりです。

超高額な買い物である不動産、失敗すれば他の資産にも影響を及ぼす不動産、せめて購入窓口くらいはしっかりと選びましょうね。

スルガ銀行の貸出残高3兆円、どのくらい被害者が将来出てくるのでしょう?
購入者の多くは三為と呼ばれる中間省略により、業者から購入しています。
この場合、1年間、2年間の家賃保証を受けていることも多いそうなので、露呈してくるのは来年・再来年かもしれません。
このタイミングで収益不動産市場は価格下落に転じる可能性もあるかもしれません。
耐用年数OVER、競争性のない20平米未満の単身用一棟マンション限定かもしれませんけど。

築浅物件、ファミリータイプの物件は低利回りでも相続税対策、事業用買替物件対策として需要は高いままです。
低利回りの分、低金利で資金調達できる方限定にはなってきていますが。

今日も業者さんに聞いた話では、資産家の方々は地銀レベルでアパートローン0.5%とかで借りているそうです。

何買っても収支あいますよね・・・

そこまでの属性をどう作り上げていくか?
今すぐは無理でも長期計画を立てていけば誰でも十分可能です。

それまではひたすら勉強あるのみ。

物件を見極める目を養うのみ。

単純な話です。

そう思っている方はぜひ、L-styleClubにご入会ください。

L-styleClub-1

まだ募集中です。

会員様にはスマートロックを発行しますので、人数限定になってしまいそうです。

お問い合わせはお早めに。

L-styleClub開始は9/20となりました。

コンテンツ充実のための調整期間です。
すでにお申込みいただいていたお客様にはご迷惑おかけしますが何卒ご理解ください。

それではお問い合わせお待ちしております。




不動産投資『買える物件』と『買う物件』は違う

お客様からご相談いただく案件で、たまに
『あー。これはちょっとやっちゃってるな。』
と思うケースがあります。


詳しく話を聞いてると、
『ローンが借りれたら買おうと思ってたら、ローンが付いたので購入しました。』
この手のパターンが圧倒的に多いなと感じます。

サラリーマンをやっていると、何千万円、億単位の融資を受けるなんて今まで想像したこともないので、
『そんなの借りれるわけないんじゃないの?』
そう思っている方が多いように思います。

なので、
『貸してくれるということは、銀行もそれなりに審査しているから大丈夫。』
こう思ってしまうのですよね。

先日のカボチャの馬車のケースでもそうでした。

30坪程度の土地に30坪ほどの建物、これに1億円前後の価格がついているわけです。

普通に考えたら、土地値が坪100万だとしたら3,000万円、建物が坪80万かかったとしても2,400万円。
坪単価がいくらの土地かは分かりませんが、これだけなら流石に高い買い物だと気付くような話ですが、ここにサブリースという落とし穴が潜んでいるのですよね。

何部屋取っていたかは知りませんが、10部屋で6万円とかで借上ていたら月額60万円。
年間720万円。

1億円の買い物だとしても、サブリース付きの安定した収益が得れる。
一般の賃貸と違ってサブリースなので、空室リスクも入居者入替えの費用も発生しない。

金利との差額が丸々キャッシュフロー。

こんな説明だったのでしょうかね?

返済が完了するまで、この約束が守られていたとしたら確かにそうだったのでしょう。

騙す側はあの手この手で自分が話している内容を裏付けるような説明資料を用意しています。

会社案内から過去数年の建築実績、運用実績。

これって銀行を説得するための資料でもあるわけです。

スキームが出来上がっているものって、ほとんど融資スキームもくっ付いています。

新築アパート建築ラッシュの裏には、数年前まで借入期間25年が最長だった木造アパートに30年、35年融資が付き出したからです。

25年返済ではキャッシュフローが回らない物件でも、低金利かつ長期返済によってキャッシュフローが回るようになります。

あっ。
もちろん短期的に見たらという話です。

30年、35年間家賃が下落しないという根拠が存在するわけがない。

『でも、うちなら保証しますよ。』
『過去数年、サブリースの賃料を下げたことないです。』
こんなことを言う営業マンもいます。

軽々しくそんな発言をする営業マンからすると、
『5年後?おれもうこの会社いてないから知らないよ。』
『あと、2、3年したら独立するか転職してるから関係ないや。』
そんなとこでしょうか。

家賃は築年数が古くなれば下がるもの。
サブリースも何年かすれば引き下げられるもの。

家賃が下がらない、サブリースの賃料も引き下げられない。
でも、空き家は増え続けている。
しかも少子高齢化で賃貸人口は減っている。

下がらない理由を無理くり見つけるとすれば、インフレしかありません。

しかも、日銀が目指している2%のインフレではなくハイパーインフレです。

そんなことが起こるのではと思う方は、1億でも2億でも借りれるだけ借りてインフレが起こるのを待てば大資産家になります。

たぶんそう思ったのでしょうかね?

ノストラダムスの大予言で世界が滅亡すると信じて仕事もせず、好きなことをやっていて人生見失ってしまった人を見ました。

そこまで酷くはないですが、ハイパーインフレが起こると信じて人生を左右するほどの借金を背負うのは少々リスキー過ぎやしませんか?

国の借金が膨れ上がって、日本政府が破綻する、こんな説明をする税理士さんがいました。

肩書きがあるだけに、迂闊にも信じてしまいそうになりましたが、国が破綻するのが先か自分が破綻するのが先かと言われれば気付くのではないでしょうか?

今投資用アパートローンの金利、噂のスルガ銀行でも3.5%です。
地方なら4.5%らしいですが。

インフレになればこの金利は驚くほど跳ね上がります。

私が不動産業界に入った当初の住宅ローンの金利は7%、8%の時代でした。

例えば1億円借入れて30年返済元利金等払いで支払ったとします。
3.5%の場合で毎月支払いは44.9万円。
8.5%になれば毎月支払いは76.9万円にもなります。

最初の段階でもキャッシュフローはそんなにあるわけないので、30万円以上支払いが増えることになります。

でもね、同じような長期融資でも1%を切る金利で調達しているお客さんもいるわけですよ。
1%で計算すると支払い額は32.1万円。
何もせずに12.8万円の差が生まれます。

不労所得を目指して不動産投資を始めようとしているあなた。

まず、この12.8万円の差を埋めるところからスタートした方がいいですよ。

ちなみに創業3年目のうちの会社で調達した金利は2.5%です。
同じ30年返済だとすれば、支払い額は39.5万円。
その差は7.4万円。
5万円ほど差が埋まりました。(笑)

うちの場合はこの仕事が業なので、7.4万円の差は十分埋めれると思っての判断です。

なので今の情勢で、この金利より高い金利で調達している方はかなり危険信号です。

同じ物件を購入したとしても、これだけの差が生まれるわけです。

目を皿のようにして血眼になって物件探しをしても、その人たちの収支に勝てません。

まずは、銀行がお金を貸したくなる人になること。

そこが重要なんです。

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『銀行が貸してくれるなら買う。』
じゃなくて、
『この物件が欲しいんだけど、いくら(金利)で貸してくれる?』

『そっか。その金利ならやめとくわ。』

これが失敗しない人たちの考え方です。

『買えるなら、買えるだけ買っておこう。』

そりゃ私も金利0.5%くらいで貸してくれるなら、買えるだけ買っちゃいます。

だって、何買ってもお金残りますもん。

でも、2.5%でしか貸してくれないから厳選するんです。

4%なら買いません。
すぐに転売できる物件なら5%でも10%でも金利は払いますが。

転売できない物件を金利4%前後で買ってしまえば、それはマンションオーナーではなく多重債務者です。


騙される側が悪いわけではありません。
もちろん騙す側が悪いんです。

でも、そこに罪悪感を感じさせない業界の闇があるのです。

そういう業者さんがいるから、売れない物件も売れる。

そこそこのもの仕入れるだけで出口が見える。

この件の当事者だけでなく、その恩恵を受けている人たちも多くいるはずです。

建築会社さん、土地をおろしていた業者さん。

怖いでしょ?

この人たちは何も悪いことをしていません。
ただ建物を建てただけ。
ただ土地を仲介しただけ、売主だっただけ。

ですもんね。

銀行と売主、仲介業者さんの間にたくさんの忖度があったことと思われます。

ただ忖度という言葉が使いたかっただけですが。(笑)

不動産価値と融資金額には乖離があったはずなので、不動産鑑定とかも入れていたんでしょうね。

不動産鑑定士さんもお抱えだったのかな?

融資を決める要因はいくつもあります。

例えば純資産5億円ある方が、5,000万円の不動産を購入したい。
でも、その不動産の価値はどう見ても3,000万円。
普通なら取り組みしないでしょと思うのですが、その後ろに見え隠れする5億円のお陰でスーッと5,000万円の融資が下りてきます。

これは極端な話ですが、預金通帳の改ざんの話も出ていましたよね?

いくらに書き上げたのかは知りませんが、下手したら本来の預金額と一桁違っていたのかも。

買える物件を探すのではなく、貸したくなる人になる。
これが不動産投資で成功する一番の近道です。
今日はこういうお話でした。



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株式会社ライフコンサルティング
代表取締役 大西 征昭
大阪市住吉区長居3丁目13番8号
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プロフィール

masaaki ohnishi

株式会社ライフコンサルティング代表取締役 不動産歴26年 そして元日本プロ麻雀協会プレイヤー 不動産の常識をぶっ潰せ!あなたの常識、それこそが非常識かも?  現在大阪市で特区民泊施設L-style花園町運営中 #競売 #不動産 #不動産投資 #民泊 #airbnb #麻雀
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