今うちの2人の娘は3歳半ともうすぐ1歳になります。

小さい頃の子どもの成長するスピードは速くて自分の感覚がたまについていけないことがあります。

母親と同じ口癖、しぐさを見せる3歳の娘、自分が母親に怒られたセリフをそっくりそのまま私に投げかけてきます。


『あっ、これ今日のお昼間に怒られたやつだな。』

すぐにピーンときます。

ただただ寝っ転がっていただけの下の娘も猛スピードで成長しています。

毎日私が仕事から帰宅すると、まず上の娘が

『あっ。パパ帰ってきた。おかえりー。』

と玄関まで走って迎えに来てくれます。

最近は下の娘も超ハイスピードのハイハイで玄関まできて、お出迎えしてくれます。

この2人の行動を見ているだけで一日の仕事の疲れが吹っ飛びます。

先日TVで若年性認知症を取り上げていました。

40代で若年性認知症にかかった方は、その症状と向き合いながら仕事に就いています。

毎日の通勤コースが覚えられず、奥さんが手作りしたファイルを手に会社に向かいます。

仕事をしていても脳が疲れるので休憩が必要になります。

これって幼少期の子どもの行動と全く同じじゃないのかなと思ってTVを見ていました。

子どもは一緒に遊びに行っても目を離すとすぐにはぐれます。

自分がどっちから来たのか、またどっちに向かっていたのか見失います。

遊び疲れてお昼寝をします。

昨日あった出来事も忘れ、毎日新鮮なことと日々向き合っています。

昨日怒られたことも、『パパきらいっ』って言ったことも忘れています。

毎日同じことで怒られます。

毎日同じことで遊びます。

同じ遊びを繰り返しても喜んでくれます。

テーマパークにわざわざ行かなくても、近所の公園で一緒に遊んでいるだけで喜びます。

誰かを恨んだり、誰かを憎んだり、誰かを騙そうと思ったり、贅沢をしたいと思ったり、おいしいものを食べたいと思ったりそんなもありません。

いろんなことを覚えたり、何でも自分でできるようになったりする代わりに、そんな純粋無垢な心は失われていきます。

歳を取るというのは、逆に子ども、幼少期に戻っていっているような気もします。

何か一つのものに固執したり、目的もなく徘徊したり。

小さい子どもは親の顔が見えなくなると、必死で親を探します。

家にいないと、外に探しに出ます。

それと同じなのでしょうか?

認知症の介護をしたことのない私がそんな話を語るのもおかしな話ですが、うちの母親ももういい歳なのでついそんなことも考えてしまいます。

超高齢化社会に今の日本は向かって行っています。

親が子育てだけをしていればよかった時代は終わりました。

親が自分の子どもを育て、自分の親を最期まで看取る時代になりました。

奥さんはダブルの負担になり、旦那さんは3世代を養う力が必要になってきています。

でも、今まで自分がしてきてもらったことのお返しですし、今後自分がしてもらわなければいけなくなることの前倒しです。

人生因果応報ですよね。

良いことも悪いことも、自分の人生で返ってくる。

自分のやったことだけ結果が付いてくる。

そう思うと、今の苦労やこれからの苦労も乗り越えていけそうです。


男親にとっては、子育てって大変なことではなく、ただただ幸せなことだけですが、その分子どもが大きくなれば

『パパきらいー。』

とか

『パパくさいー。』

とか言われちゃうんですよね。

三つ子の魂百まで

と言いますが、今のこの幼少期に人格形成、性格が出来上がってしまうと言われています。

なので今は精一杯頑張って

『パパ大好き』

という感情を植え付けてしまおうと考えています。(笑)

大人になってから、何か分からないけどお父さん好きだわ。

こう言ってもらうために。(笑)

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ちなみにこの写真はうちの下の娘です。

笑顔だけは超一級品です。

この笑顔を失わなければ人生きっといいものにできるはずです。

私も毎日娘の素敵な笑顔を引き出せるように、そして自分自身も毎日素敵な笑顔でいられるよう、あと20年頑張って働きたいと思います。

本音は早くリタイアして南の島に永住したいのですが、しばらく無理そうなので。。。(笑)

※最近不動産事のネタに困っています。なのでこんな感じのブログが多くなってしまい申し訳ございません・・・
頑張ってもっとみなさんに興味ある記事をネタにしていきますね。