子ども人口が35年連続で減少しているそうです。
総務省の統計で子どもの日の今日に合わせて発表されたデータによると、35年連続で減少し1605万人になりました。
しかも人口比でいうと12.6%になり、これは42年連続で減少しており一人っ子政策を実施していた中国の16.5%をも下回っています。
対して高齢者の人口比は約27%ということなので、子どもの数の約倍の高齢者がいることになります。
これは1980年の人口ピラミッドです。
1980年というと今から36年前なので、子ども人口が減少する少し前のデータになります。
高齢者が少なく、働き盛りの世代が厚く、子どもの数もバランスよく分布されています。
まさにこれから発展していくべき形にやはりなっています。
次にこれは去年の人口ピラミッドですを
1980年に比べ明らかに高齢者の数が増えていること。40台以上の人口が圧倒的に多いこと。そして子どもの人口が大幅に減少していることが見て取れます。
そして最後が20年後の予測ピラミッドです。
圧倒的に60歳以上の人口が多く、30台、40台の働き盛りの人口すら減少しており、子どもの数はさらに減少します。
これでは今の老老介護ではないですが、70歳まで働いて80歳、90歳の高齢者を支えるという超高齢化社会に突入してしまいます。
私たちの年代(今46歳です)では年金受給開始年齢はおそらく70歳まで引き延ばされるでしょう。
そして貰える年金の額も減らされるでしょう。
仮に70歳まで働いて、その後男性なら10年、女性なら15年余生があったとしましょう。
最期の3年くらいは施設に入って暮らさなければいけないかもしれません。
施設に入ると月15万円から20万円はかかってしまいます。
一人当たりの生活費が15万円/月、介護施設の費用が20万円/月かかるとしたら、夫が亡くなるまでに必要な金額は7年間×15万円×12ヶ月で1260万円、介護の分で3年間で720万円、奥さんが12年×12ヶ月×15万円で2160万円、同じく介護施設の費用で720万円。
合計で4860万円必要です。
このうち年金で月10万円ほど支給してもらえたとしたら奥さんが亡くなるまでの15年間で1800万円。
このケースでも約3,000万円不足します。
退職金で3,000万円貰えれば何とかやり切れるかもしれませんが、それでも70歳まで働き続けなければいけません。
奥さんが年下ならばもっと長い年月の生活費が必要になりますので、これでも足りません。
60歳で隠居しようとすれば、さらにあと3,600万円余分に必要です。
ここに自宅の住宅ローンでも残ってしまっていれば、さらに大変な話になります。
夫婦で月30万円の年金でも貰うことができれば生活は出来るでしょうが、今の年金の状況ではとても期待は出来ません。
そうなると、もう自ら年金代わりの収入を確保しておく必要があります。
せめて仕事を引退してから、月20万円ほどの収入は欲しいですよね。
これをどうやって稼いでいくかがこれからの課題です。
単純に小さい賃貸用の戸建でも4、5件所有していれば可能かもしれませんのでまずここから目指しましょう。
でも、古い戸建でもリフォームして賃貸に出せる状況にするためにはやはり300万円〜400万円は必要です。
これを4、5件となると1500万円ほどの資金は必要になります。
なのでいきなりポンっとというわけにはいかないですよね。
まずは一つ目の収益物件取得を目指して頑張りましょう。
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