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今日はすごく入り口の話に戻っての話をします。

賃貸でお部屋を借りるときに、入居者が必要な金額は??

というより、部屋を借りるときにどんな費用が必要で、どんな書類が必要なの??

という話です。

まず、費用の面から

敷金

入居に際し、家主に預ける費用です。基本的には退去の際に全額お返しする費用になります。
破損した個所がある場合や、滞納賃料がある場合などもここから精算します。

礼金

入居に際し、家主に支払する費用です。退去の際には返ってきません。家主に対しての謝礼金という意味合いですが、入退去の際の修復費に充当されます。

前家賃

家賃というのは先払いになります。たとえば10月分なら9月末日までにという感じで。初月の賃料は契約時にお預かりします。

日割り家賃

入居日が月途中になった時に、日割りで精算します。
たとえば、9/24~契約開始となると、24日~30日までで7日間。
(家賃+共益費等)×7/30日で計算します。
共益費等の中には水道代や駐車場使用料、駐輪場代などが含まれます。

火災保険料

契約期間中は万一の事故に備えて火災保険に加入していただきます。

賃貸保証会社保証料

最近は昔に比べ敷金、礼金がかなり安くなりました。敷金を多く預かっている場合は家賃滞納があってもそこから回収できたのですが、現在の募集形態では難しくなっています。そこで万一入居者が家賃滞納した時のために保証会社というものが存在します。
これは、入居者が家賃滞納した時に代位弁済して、後から入居者に保証会社から請求するといったシステムになっていますので、オーナー様にとっては家賃滞納のリスクがございません。

上記の費用は一般的な費用です。
オーナー様に入るのは、敷金、礼金、前家賃、日割り家賃の部分になります。

その他にも

鍵交換費用やクリーニング代、24時間見守りサービスなどと管理会社が部屋付業者、入居者に向けて半強制的に徴収している費用もあります。

オーナー様は敷金、礼金などしかもらっていないので入居者は格安で入居していると思っている場合もありますが、こういった費用が発生しているのです。

せっかく、敷金・礼金を0円で募集しても、別途こうした費用がかかれば意味がないですよね?

ご自分の所有しているお部屋の募集条件を確認してみてください。

そのあたりを見直すだけで入居率が大幅にUPすることもありますよ(^^)

あとは、入居に際して必要書類を揃えてもらっています。
入居者の住民票、連帯保証人の印鑑証明とかですね。

あとは、契約者の源泉徴収票(所得証明)くらいは必要ですね。

これらは、申込書に記載してある内容に虚偽がないかという確認のためにお預かりしています。

退去の際に返却してくださいと言われることもありますので、きちんと保管しておいてくださいね。

賃貸の契約の流れでこういった契約業務が展開されているのです。

意外と手間がかかるんですよね(^_^;)





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