不動産は水商売だ。
『契約が水に流れるとあかんから水曜日休むねん。』
これは私がこの業界に入ったばかりの頃先輩に言われた言葉です。
『不動産は千三つ
案件が千件あってもそのうち三件しか成約しない。
って教えられましたが、実はそういう意味ではなく、
『不動産屋は千三つ屋』
という意味だそうです。
千のうち三つしか本当のことを言わないという意味なんだそうです・・・

でも確かにそういう人も少なくはありませんし、昔はよく売る営業マンは大概そんなタイプでした。
お客様によって、自分の生まれ故郷が変わる、家族構成が変わる、趣味まで変わる。
そんな先輩がいました。
毎月の売上は私の倍は売り上げていましたし、毎月のように表彰されているようなスーパー営業マンでしたが、いつの間にかこの世界からいなくなりました。
失踪したのです。
理由は博打で大きな借金があったとかそんな噂は流れていましたが真相は不明です。
ある日一緒にゴルフに行ったときのことです。
丸半日いろんな話をしてくれました。
自分の生い立ちのこと、今までの学生生活のこと。
勉強になるなとうんうん頷いて話を聞いていたのですが、帰り際に
『大西くん、今日の話どこまで本当だと思う?』
私は『えっ?どっかから嘘やったんですか?』
と聞くと、
『そやでー。最初から最後まで全部嘘やで。こんな人生やったらどうかなって思って。』

たぶんこの先輩は嘘をつくというより、自分が考えたストーリーに合わせて自分を演じてるのかなと思ったのを思い出します。
私も若いとき、その真似をしてお客様に合わせてお話しをしてみたのですが、私の場合自分の言った嘘を覚えれなくてすぐにバレて信用を失ったのでそれ以来そういうスタイルは封印しましたが、
『不動産屋は信用できない。』
世の中にこう思っている人が存在していることは事実です。
嘘をつく人が多いということより、真実を語らない人が多いということなのかもしれません。

今は不動産契約、売買でも賃貸でもそうですが重要事項説明というものはきっちりとされるようになってきています。
リスクはリスクとしてきっちり書いておく、説明しておくということは周知されてきていますが、案内の時にお客様が嫌がることを言わない営業マンって未だにたくさんいます。
『後から分かることなのに。』
そう思ったことは何度となくあります。
でも嫌なことを後回しにしたい人ってたくさん存在します。
どちらかといえばそちらのタイプの人の方が多いかもしれません。
でも私たちの仕事って、嫌なことを後回しにすればするほど解決するのが大変になりかえって仕事が増えるということに繋がります。
逆にスピーディに対応すると、それがトラブル対応だったとしても
『この人はいい人かも。』
とか
『すぐに動いてくれたので助かった。』
とか高評価に繋がることにもなります。
同じ動かないといけないのなら、ありがたく思ってもらえる方がいいですもんね。
なので、私は早め早めに対応することを心掛けています。

不動産屋さんは嘘つきではなく、
『この人は信用できる。』
『あの人は信頼している。』
こう思ってもらうことが大切です。

これからの不動産業界はその信用と信頼がなければ成り立たなくなっていくでしょう。
未だにたくさんの不動産を所有していても、不動産のことになると誰かに任せっきり、よく分からないという人は多く存在します。
不動産取引とか登記手続きとかを自分でできるようにするとかは無理かもしれませんが、今自分が所有している不動産の流通価格はどれくらいなのかは知っておいた方がいいでしょう。
簿価はお抱え税理士さんに聞けばすぐに教えてくれるでしょうが、実際にはその簿価より高く売れることもあれば簿価に大きく届かない価格でしか売却できない物件もあったりします。
どの物件を売却したらどのくらいの価格で売却でき、手元にどのくらいの資金が残るのか、また今売却すればどのくらいの税金を支払わなければいけないのか、それが分かっていれば売却のタイミングを逃すことはありません。
不動産には売り時、買い時があります。
買い時にうまく物件を購入し、売り時にうまく物件を売却する。
これができれば不動産投資で失敗することはありません。
そのためには自分が所有している不動産がどのくらいの価格で売却できるかは知っておきたいですよね。

そうした依頼もお待ちしております。
不動産を売却する際には是非ライフコンサルティングにお声がけくださいね。

それではご相談お待ちしております。