最近民泊ブームですっかり忘れていましたが、元々シェアハウスやりたかったんですよねー。

テレビでやってたテラスハウスのやつです。


何故これを今思い出したかというと、ここ一週間でシェアハウスを始めたいから物件が欲しいというお客様に2組出会ったんです。
民泊ブームに押されシェアハウスの話題がテレビのニュースから消えましたが、一時フューチャーされていました。
起業家が集まるシェアハウスとか、母子家庭だけのシェアハウス、ダイエット成功したらその分家賃が割引になるシェアハウスなどいろいろな成功しているシェアハウスがありました。

今の日本では横のつながりが希薄になっています。
老人の孤独死なども今でも後を絶ちません。
そういった老人と若者のシェアハウスというのも企画されていましたね。
一人暮らしの老人の家に安くで若者を住まわせれば孤独死もなくなるし、若者も安くで住居を借りれるというものでした。
これはさすがに少し無理があるのでは、
とは思ったのですが。
親戚の子ならともかく全くの他人ですもんね。
金目のものとか家に置いとけなくなりますし、生活リズムがそもそも違いますからね。
その後どうなったのでしょう?

ところで、うちには1歳8ヶ月の娘がいますが、子育てって大変なんですよね。
男は仕事をしているから、子育ては奥さんがやっていればいいんだという考え方が、昔は通用したのかもしれませんが、今ではなかなか通用しません。
それは昨日のブログでも書きましたが、各家庭が核家族化していて協力者が身近になかなかいないからなんですよね。
夫婦で子育てしていくのも大変なのに、母子家庭や父子家庭で育てていくのはもっと大変です。
そういった同じ環境の人たちが集まって一つのシェアハウスに住んだら面白いだろうなと思っていたら、もうすでにありました(笑)

しかも予約待ちが出るくらい満杯状態みたいです。

お母さん一人で仕事しながら子どもを育てて、なおかつ休みの日に子どもを遊びに連れて行ってとなったらもう至難の技です。
多くの母子家庭ではそれを実行しているわけなんですが。
シェアハウスなどで、週末それぞれの家族が集まって夕食会とか、考えただけでも素敵です。

ちなみに今相談されているのは留学生向けのシェアハウスです。
留学生って部屋を借りるのに苦労するそうです。それを手助けしたいという話です。
留学生だけに限らず、外国人の方って普通に賃貸住宅を借りるのに一苦労します。
契約者の問題もありますが、連帯保証人の問題が一番大きいのですよね。
あと、日本に来てこれから住むのに家具も一式揃える必要があります。
これも帰国するときは必要のないものになるのにです。
外国人が部屋探しをするとき、家具付きかどうか?
どういった家具がセッティングされているのか?
ということを非常に気にします。
テレビや冷蔵庫だけでなく、日常的に使う家財道具もあれば喜びます。
そういった住宅って日本ではまだまだ少ないのですよね。
レオパレスなどはそういった家具は備え付けられていますが、少し料金が高いですよね。
短期の出張者向けに作られていますから、料金設定が外国人にフィットしません。
でも外国人がオーナーさんという物件はそういった家財道具が用意された部屋を作ってありますし、口コミだけで部屋は埋まっていきます。

大阪の賃貸住宅は飽和状態です。
空き家が多い上にどんどん新築マンションが建築されています。
空室を埋めるためには家賃を下げ、業者さんに支払う手数料をはずまなくてはいけません。
3点ユニットのワンルームでは、敷金、礼金0は当たり前。
業者さんに支払う手数料も家賃の2ヶ月、3ヶ月という状態になっています。
そこまでして賃貸した部屋が、1年そこそこで退去されてしまえば収益など残るはずがありません。
でも先ほどのようなテーマを持ったシェアハウスは不動産業者に頼らずとも、口コミやホームページから満室になったりします。
どちらがいいのでしょう?
建築費も全部屋にバス、トイレ、洗面台なども設置する必要もありませんし、一部屋あたりのコストも安くつきます。
その割には家賃もそこそこ取れているのです。

シェアハウスに否定的な方は、昔の下宿アパートなどを想像している方が多いように感じます。
風呂無し、トイレ共同の木造アパートっていうやつです。
今はめっきり少なくなりましたが、一部屋一ヶ月15,000円とか20,000円で貸されていたあのタイプです。
『あんなのお客さんつかないでしょ?』
と言われます。
そうです。
そのイメージではお客様は付かないでしょう。
でも、テーマを持ったシェアハウスとなると共通の悩みや問題点を、お互いに解決しあえたり、補あえたりするチャンスが一つ屋根の下に存在します。
共同の浴室、トイレ、キッチンというイメージではなく、リビングなどがミーティングルームになったり、遊び場になったりというイメージです。
楽しそうでしょ?

シェアオフィスも今はとても流行っていますが、これも同じで毎日が異業種交流会であり、ミーティングルームなども無償もしくは安価で使用できたり、電話の受継ぎ、来客の受継ぎなども自社で社員を雇わなくてもしてもらえるというので人気です。

オフィスをシェアするだけでなく、人材や接客スペースまでもをシェアできるというものです。

人は一人では生きていけません。
誰かと繋がっていないとダメな生き物です。
こういったシェアハウスやシェアオフィスがそういう繋がりを作ってくれるというのを期待して入居する方も少なくはないということですね。
部屋探しで困っている外国人と英会話などの外国語を学びたい方、外国人と交流を持ちたい日本人とのシェアハウス。これって良くないですか?
それが作りたいと思っていたのですが、でもそれを作るためにはかなりの資金力が必要です。
 外国語2人に日本人2人ではきついですもんね。
せめて5対5、もくしは外国人6対4くらいの人数は最低限でも必要かなと思っています。
そうなると二階建の建物で、リビングにみんなが集まれるとなると、うーん。
土地は50坪くらいは必要でしょうか。
坪80万円としたらそれだけで4000万。
建物を考えると8000万。うーん。
やはり少し郊外でしなければ採算取れないですよね。
もしくは中古の古くて広い民家を改装するしかないですね。

どちらにしても今は資金力がないので、じっくりと考えてみることにします。

それよりも今はゲストハウスの方が圧倒的に収益は生みそうなので、そちらで資金を貯めてゆくゆくはの夢にしておきます(笑)
シェアハウスの情報も興味を持っているので、その辺りもこれからはちょくちょくアップしていきますね。

それでは。