今年訪れるべき地域に大阪市中央区がNo.1に選ばれました。
2015年にAirbnbを利用した宿泊客4000万人以上の中で人気が急上昇した地域に選ばれたそうです。
その比率は何と7000%だそうです。
確かに日本でのAirbnb需要は昨年大幅に伸びているのは分かりますが、他の地域、東京や京都が選ばれずに大阪が選ばれていることに驚きます。
確かに日本に来る外国人からすると、大阪というのは魅力的な街にうつるそうです。
まず『食べ物』がおいしい。
粉物文化と言われますが、お好み焼きやたこ焼きだけでなく、今では大阪の代名詞にもなりつつある串かつ屋さんや、道頓堀ではラーメン戦争と言われるくらい人気店がひしめいています。
全て安くておいしい。
それは人気が出ますよね。
次に豊臣秀吉、太閤さんでお馴染みの『大阪城』という観光名所もあります。
お城というのは日本特有の建築物ですからやはり足を運びたくなりますよね。
大阪城には花見の季節や、暖かい時期にはお弁当を持ってピクニックに出かけたりしましたが、外国人の多さには驚きます。
3/4は外国人旅行者じゃないでしょうか?
あとはUSJもありますしね。
これで一時期話題になっていたカジノ法案でも可決してくれれば世界の観光名所と引けを取らない立派な都市になるでしょうね。
観光客誘致にはこういうシナリオも隠されているのかもしれません。
日本人からすれば観光地といえば『京都』や『奈良』というイメージがありますが、観光客誘致には大阪が先行してしまったイメージがありますね。
私たち大阪市民にすればこれは絶好のチャンスです。
その需要に不動産業をどう絡めていくかをずっと模索しています。
最近の不動産投資にもこのAirbnb、民泊の需要というものを絡めていくととても面白いものになります。
一般で賃貸する場合に比べ、民泊を活用することにより2割アップ、3割アップといった収益性を向上させれるチャンスがあるのです。
戸建賃貸なども格安で購入でき、そういった活用をすることにより蘇らせることも可能になりそうです。
今は爆買いに象徴されるように、観光や食だけでなく、買い物の街としても注目されていますが、それだけではない魅力的な街づくりをすることができればもっと観光客を誘致できるかもしれないですしね。
街中フリーwifiとか、至る所に英文、中国語、韓国語での案内マップとかを用意しておいたほうがいいかもしれないですね。
アメリカへの入国ビザのニュースが昨日取り上げられていましたが、外国人が多く入ってくるようになれば当然デメリットも出てくるとは思います。
文化の違いで戸惑うこともあるかもしれません。
ただ、外貨を獲得する。日本国内でお金を落としてもらう絶好のチャンスです。
日本は世界でも有数の治安国家です。
安心して訪れれる国だと思います。
日本人も日本に訪れた外国人にとっては、とても親切だという印象を持ってもらっています。
駅の切符売り場でチケットを買えずに立ち尽くしていても、話しかけて助けてくれるというのは他の外国にはあまり見られない光景のようですね。
オリンピック誘致の演説で言っていた『お・も・て・な・し』ですよね。
多くの旅行者が訪れれば旅館業、観光業だけでなく、飲食店やタクシー業界なども潤います。
大阪経済が元気になれば日本中元気になれるような気がします。
ハワイやパリなどの観光地では当然地価も上昇しますし、不動産価格、家賃も上昇します。
そういった意味でも不動産業界にとっても非常に追い風だと思うのです。
なので、外国人だからといってシャットアウトするのではなく、受け入れる姿勢を示すことというのは大事な気がします。
大阪都構想もまた再議論されており、住民投票という流れになりそうです。
何か古い体制を打開しよう。変えていこうというのは大賛成です。
ついでに観光特区として、大阪市中心部などには民泊規制なども撤廃して開放しますみたいなことにはならないですかね?
そうなれば益々インバウンド需要を取り込めるような気がしますし、大資本も大阪に大金を投入してくるように思うのですが。
この勢いが今だけに終わらないように期待しています。
そして、ますます大阪の景気が良くなればいいなと期待しています。
大阪経済が良くなれば当然神戸や奈良など近隣の県にも好影響はありますよね。
京都は閉鎖的な街なのでどうなのか分かりませんが‥
いずれにせよ、外国人にとって行きたい街であり続けたいですね。