ほんとうに大丈夫?不動産投資

いままでこちらのブログをご愛読いただいていた皆様、ありがとうございました。 現在は当社ホームページにブログ記事を集約いたしましたので、そちらで引き続き発信しております。ご面倒ですがブックマークのご登録変更をお願いいたします。 https://remax-l-style.com/

不動産投資はしてみたいけど不安。 不動産って騙されるんでしょって方はまずこのブログでお勉強してください。 失敗しない不動産投資。 定年退職までに年金代わりに不動産投資で資産を積み上げよう^ ^ セミナーは定期的に開催していますが、よくある売るための不動産投資のセミナーはしていません。 まずみなさんに知識を取得していただいて、その中で一緒にビジネストしての不動産投資というものを確立していければと思っています。 末長いお付き合いをお願いしますね。

将来

夢しか叶わない

『夢しか叶わない』
私の好きなことばです。

こんな風になれたらいいな。

などと何となく考えていてもなれることはありません。

小さい頃の夢って何でした?

プロ野球選手になりたい。

パイロットになりたい。

今の子どもの将来の夢って何が一番多いと思います?

これは内閣府が発表している平成25年度小学生・中学生の意識に関する調査報告書のデータです。


一位はスポーツ選手で全体の14%、二位は幼稚園、保育園の先生で6.4%、三位は看護師、介護福祉士で5.0%、その後医者、パン屋さん、学校の先生と続きます。

もう一つ面白いデータがあったので、こちらの方が現実を現していて面白いデータです。
ベネッセが発表しているデータです。


こちらは夢ではなくなりたい職業のデータなのですが、小学生の時はプロ野球選手、サッカー選手が10.4%、6.3%。
中学生はプロ野球選手が4.6%、サッカー選手が3.4%に。
高校生になれば、プロ野球選手、サッカー選手は消えちゃっています。

女の子もケーキ屋さん、パティシエが高校生になるとなくなっちゃいました。

段々と現実的になってくるのですよね。

子供の頃の夢を持ち続けることってとても難しいことですよね。

段々と現実的になってきます。

もちろん変わらぬ夢もあるでしょうが、大人になれば家庭を持ったり、子どもが生まれたりすると現実と向き合っていかなければなりません。

独立して起業したい。

小さい頃から夢だったお店をオープンしたい。

など、人によって夢は変わるでしょう。
 
うちの父親は

『いつかはクラウン』というCMが昔あり、それに憧れていつかクラウン(トヨタの車)に乗りたかったと言ってました。
中古のクラウンを買った時に私にそんな話をしていました。

ひと昔前は

『夢のマイホーム』ということばもあったくらい、マイホームを手に入れることが夢のような話の時代もありました。

それが今はちょっと頑張ればいい車(中古車なら外車でも思っているより安いですよ)には乗れますし、マイホームなんかは頭金なしで購入できてしまいます。

少し前ならマンションオーナー、アパートオーナーなど夢のような話でしたが、今ではサラリーマンをしながらマンションオーナーになられた方はたくさんいらっしゃいます。

問題はそこからです。

高級外車に乗ることはできても、乗り続けることは簡単ではありません。

それなりに維持費もかかります。

マイホームを手に入れても、今はほとんどの方が35年ローンで住宅ローンを組みますので、完済するまでが大変です。

夢の大家さんになれたとしても、空室だらけではそのうち手放すことになってしまいます。

失敗する人って、そこで夢が叶ったと思って安心してしまう人です。

何のためにいい車に乗りたいのか?

なぜマイホームが欲しいのか?

何のためにマンションオーナーになるのか?

そこが明確でなければその先は見えてきません。

よく高校時代に活躍した選手がプロの世界に入って活躍できないことがあります。

プロ野球の戦力外通告も始まりましたが、阪神タイガースでもドラフト上位で入団した選手が期待通りの活躍ができずに退団が決まりました。

プロ野球の世界に入ることだけが夢だったのかどうかは分かりません。

もちろん活躍することまで夢見ていたはずです。

でも自分よりすごい選手を見て

『あー。ダメだー。』

と思う人と

『もっと努力しないと勝てない。ならば、もっともっと努力しよう。』

と思う人との差は明白です。

プロ野球選手を夢見て野球を始めた方は多いとは思います。

私の場合、掛布さんに憧れて野球をやっていました。
でもたくさんの少年が野球の練習をし、他の選手との力量差を見る中で夢は違う夢に変化します。

プロ野球選手から、芸能人、お医者さん、そして父親の仕事などへ。
もちろん最初に見た夢や、最後の夢に辿り着く過程は人それぞれ違いますが。

プロ野球に入団する選手は、周りと比べ小さい頃からずば抜けてうまかったはずです。

それでも、上の世界に行った時に初めて見える景色ってありますよね。

そこで自分の限界を知り、違う人生を歩もうとすることも確かに必要です。
でも、それでも諦めないことでしか夢は叶いません。

夢って諦めなければ必ず叶います。

一流選手は常にそのことばかり考えています。

プロ野球選手なら朝から晩まで野球のことを考え、一流のビジネスマンなら朝から晩まで仕事のことを考えています。

以前このブログで、不動産屋さんにプライベートはありませんという記事を書きました。

朝から晩までいつでも仕事のことを考えています。
それでも一流になれません・・

でも、こうなりたいという夢はいつも持ち続けています。

不動産屋さんになるきっかけは、いい家に住みたいと思った、それだけの話でした。
それならば家を売っているこの業界に入ればいいやと思い飛び込みました。

その時抱いていた夢は叶いました。

不動産業界に入った時、いい車に乗って、いい服を着て、いい女を連れて、それがしたくてこの業界に入ったと先輩に言われ憧れました。

そしていい車にも乗ることはできました。

今の奥さんも私の一目惚れでした。

一通りその時抱いた夢は叶ったんじゃないかな。

今の私についてきてくれた人を幸せにすることです。

それはもちろん奥さんであり、子どもであり、そしてお客様です。

自分のやりたいことはほとんどやり尽くしましたし、今さら会社を大きくしたいとか大儲けしたいと思うこともありません。

でもそう思い続けて仕事をしていると、何となくそれなりには食べてはいけるものなんですよね。

ただ、まだ周りの人たちを幸せにできていないので、これから頑張らないといけません。

お客様を幸せにするのは、私の仕事的には利益をもたらすことなので明白なのですが、家族を幸せにすることって目に見えるものではないので難しいですよね。

例えお金を稼げていてもそれが幸せかといえば違うでしょうし、例え家族と向き合う時間が多くても経済的に余裕がなければ幸せではないでしょうし。

なので常に模索しています。

話は夢の話に戻りますが、『あなたの夢』って何ですか?

結婚すること。

と言われれば、私がお手伝いする分野ではありません。

芸能人になりたい。

と言われても、何のお力にもなれません。

でも、マンションオーナーになりたい。

とか、将来の資産形成をしたい。

というお話ならお役に立てると思います。

また、よく不動産セミナーである『年収700万円以上の方限定』みたいな縛りはありません。

年収300万円の方でも、ご自営の方で現段階でまともに申告していない方でもご相談に乗らせていただきます。

今すぐに購入できることは無理かもしれませんが、長期的ビジョンで考えると必ず夢は叶います。

ご相談お待ちしておりますね。






自分の未来を築くのは自分です



あなたは自分の未来予想図が描けていますか?

自分の未来はどういったものになるのでしょう?
楽しみという方もいると思いますが、心配している方の方が多いように感じます。
若いうちは自分の未来の可能性に誰もが期待します。
でも年をとるにつれてそうした希望は不安に変わっていきます。
私が若かった時代は今の時代に比べ、未来に期待していた若者が多かったように思います。
それが今の若者は自分の未来を信じて突き進んでいく人が少なくなったように思います。
それは何故でしょう?
その当時、経済はどんどん発展していき、世帯所得も増加の一方でした。
つまり日本経済が上向きだったので、自然にみな自分の将来に期待が持てたということでしょう。
それが今ではどうでしょう?
日本の未来、退職してからの生活に不安を覚える人がどれだけ多いことか。
年金の問題然り、少子高齢化の問題など、現在の日本には自分一人ではなかなか解決できない問題が山積みです。
定年退職の年齢も引き上げるように政府が指針を出しているように、もはや60歳で引退して悠々自適な生活など夢の世界のような話になってきています。
このまま手をこまねいて待っているだけではのんびりとした老後生活など営めるわけがありません。
ではどうすればいいのでしょう?
今のうちに自分のライフプランをきちんと構築する必要があるのではないでしょうか?
これは不動産投資に限らず、仕事を退職した後の安定収入、権利収入を確保しましょうというお話です。
老後の安定収入を確保するためには決して不動産投資で収入を得るということが全てではありません。
株式投資でも、ベンチャー企業に出資するという話でも何でも構いません。
ただ、不動産投資が一番失敗しにくいということだけなのです。
株式投資でも100万、200万の出資で毎月生活できるレベルまで持っていけるのなら問題ありませんが、少額投資で大きな利益を得ようとするとどうしても信用取引のようなレバレッジをかける必要があります。
私は今まで信用取引をしていて継続した利益を出している人をあまり見かけたことがありません。
素人が簡単に利益を出せるほど甘くはない世界です。
これも日本経済が上向き傾向である場合は別だとは思いますが。
オリンピックまでは好景気。
株価も2万円まで上昇するなどという意見もありましたが、リーマンショックや先日の英国のEU離脱などの外部要因によって大幅に下がってしまいます。
もちろん乱高下している中でも利益を出している人はおられるでしょうが、多くの方は市場からの撤退を余儀なくされています。
濡れでに泡で悠々自適とはなかなかいかないですよね。
不動産投資が何故失敗しにくい商品なのか?
また、不動産投資で失敗するのはどういうケースに起こり得るのか?
これを考えていきましょう。
まず、不動産価格も株価と同じように値動きがあります。
同じ物件でも売買の時期によって価格は変動します。
でも、短期間に価格が倍になったり半額になったりということはありません。
大阪市内の中心部では今若干の不動産バブルが起きています。
それでも2、3年前に比べて2割〜3割価格が上昇しているという、その程度のものです。
逆に値下がりする場合はどういった場合でしょう?
阪神大震災の時、神戸市の被災のひどかった地域では大きく相場価格が下がりました。
一時期、半値や1/3程度の価格で取引されていたような時期もありました。
また、広島の地滑りがあった後、大阪の土砂災害警戒区域内の物件も大きく値下がりしました。
でも阪神大震災の後は、復興した街並みを見て、相場価格も元の金額に近い水準まで戻りました。
つまり、大きく値下がりしたタイミングで売却さえしなければ大きな損失は起こりません。
逆に高騰したタイミングで売却することができれば大きな利益を得ることが可能です。
不動産投資の場合は、所有している期間内でも家賃収入等で収益を得ることは可能です。
もちろん田舎の需要のない地域では苦戦するかもしれません。
でも都心部で不動産を所有している限り、家賃収入を得るチャンスは常にあります。
しかも相場が大きく変動しませんから、長期間保有することにより損することはほとんどありません。
では何故破綻することがあるのでしょう?
それは全額融資を受けて物件を購入したり、賃貸需要のない地域で物件を取得してしまうからです。
キャッシュフローのシュミレーションさえきっちりとできていれば負けることのない勝負ができます。
失敗している方の多くは不動産屋さんのトークを全て鵜呑みにして購入してしまうからなのですが、口の上手い不動産屋さんがこの世の中にはゴマンといます。
騙されないためにはご自分でしっかりと勉強する必要はありますし、相談できるパートナーを見つけておくことは大事です。
何か引っかかるポイントがあれば買わない。
こうしたスタンスでもいいと思います。
私は日頃からご縁を大事にしています。
なので、不動産の物件もご縁だと思っています。
よく不動産の営業ではお客様に
『少し考えます。その間に物件がなくなってしまえばご縁がなかったと思います。』
と言われることがあります。
この言葉を店長が聞いていたら怒られるんですよねー。
これに対して切り返しのトークを用意しろとか、そういう言葉が出ないようにクロージングするのだとか。
でも、私の場合よくお客様に先にこの言葉を言います。
『じっくり考えて答えを出してくださって結構ですよ。その間になくなってしまえば縁がなかったんですよ。その時はまた違う物件探しますよ。』と。
決して安くない買い物ですから、納得がいってからお返事いただいた方が気持ちいいですし、本当にいい物件をご紹介できていればお客様の方から自らお申込していただけます。
もちろん後から、あの時買っていればと言われることもあります。
でもあの時買わなければよかったという後悔よりはよっぽどいいのではないかと思うのですよね。
またこんなこと書いてしまうと、自分で自分の首を絞めるような話になってしまうのですが、自分がいいなと思わない物件は売りません。貸しません。
もちろん同じ物件でも、このお客様にはぴったりだけどこのお客様には合わないということはたくさんあります。
全てのお客様にとって素晴らしい物件などそうそう登場しません。
そうした物件は秒速で売れたり、借り手がついたりしますので悩んでいる暇さえありません。
案内する暇もない物件もあったりします。
でもみなさまは毎日物件を見ているプロではないですから、物件を見ずに購入したりということはなかなかできません。
なので、ご提案する物件は思案してもらって結構なのです。
思案するということは決して悪いことではありません。
ただ思案する時には悪いポイントを見つけていく減点方式ではなく、こうしたらよくなるとかこうすれば変わるかもという加点方式で考えていくべきです。
そうすることにより、有効活用の方法を模索できますし、次回の物件選びの時にもプラスになります。
減点方式で物事を考えていくと、満点の物件に出会うまで購入のチャンスは現れません。
そうした物件は先ほどのように秒速でなくなります。
つまり、生涯買うことができない迷路に迷い込んでしまうことになります。
私がお客様に物件をご提案する際、メリットとリスクについて両面から説明するように心がけています。
それは人に嫌われたくないという、私のやましい気持ちからきている部分も否めないのですが。(笑)
不動産を購入する場合に見極めるポイントとすれば、まずその物件の有効活用方法を考えてみる。
将来的に現状以上の収益が見込めないと思う場合なら、現段階で十分なキャッシュフローが見込めること。これが大事です。
この時点で余裕のあるキャッシュフローが見込めない場合、将来的に状況が悪化することは明らかです。
次に将来的に物件を手放す際にどのタイミングなら、どの程度で売却できるかというシュミレーションをすること。
例えば10年後に十分な価格で売却できない場合は、それ以前の段階で売却することを視野に入れ、その間に生み出す収益が購入するに値するかを試算する必要があります。
例えば築古の戸建やテラスハウスの場合で、改装を施しておらず現入居者が退去してしまった場合などを想定すれば、そこそこの利回りがない時には所有期間中の収益を吐き出してしまうこともあり得ます。
それを考えれば、リフォーム済みの物件、もしくはリフォームしても総額で安く抑えれそうな価格で購入することが必要になります。
このように順序立てて物事を捉えることができるようになれば失敗することは限りなく少なくなってきます。
最初からそうした考えで戦略を立てていくことは難しいかもしれませんが、継続して物件情報を見ていくことにより相場感が養われてくるようになります。
相場感を間違わなければ不動産投資の失敗はありません。
失敗しない不動産投資をしていくためにはこの相場感を養う必要があります。
もしくは、きちんとした相場を把握して提案してくれるパートナーが大切ということになりますね。

話は長くなりましたが、素人から始めても十分な勝機があるのがこの不動産投資になります。
しかも今はサラリーマン大家さんなる不動産投資家さんが増えています。
その中には不動産屋さんを凌ぐ相場感や知識で不動産を増やしていく方たちも登場しています。
みなさんの中にもそうした方々が執筆した書籍を読んでいる方も多いと思います。
その中にはとても勉強になるものもありますし、もちろんそうでもないものもあったりします。
でもいろいろな書籍を読んで勉強することは大切です。
その中には自分に当てはまるものもあれば、参考にできないケースもあったりします。
自分と環境の似てる方や、属性が似てる方の書籍などがあれば参考になるかもしれませんね。
不動産投資は置かれている環境、自己資金などの資産背景、そして勤続年数や年収、勤務先などの属性によってそれぞれに適した投資方法が存在します。
なので、これが正解。誰がやっても間違いないという方法は存在しません。
逆に言うと、どんな方でも時間さえかければ何とでもなるのがこの不動産投資です。
30代から始める方もいれば40代、50代から始める方もいます。
退職金で始める方も中にはいます。
でも若いうちから始めるのに越したことはありません。
今からでも一緒に未来を作りませんか?
一足飛びに資産を作ることはできませんが、時間をかけコツコツと資産を積み上げていくことは誰にでも可能です。
1年、2年で老後資金を作り上げることは至難の業ですが、10年かければ不可能ではありません。
ゆっくりコツコツと歩んでいくことが大事です。
残された時間は人によってもちろん異なります。
その時間内に老後の生活資金を生み出すことができれば楽しい未来を演出できるのではないでしょうか?
今すぐに不動産を購入したい。
1、2年で複数棟のマンションを所有したいという方は当社のスタンスには合っていないかもしれません。
すでにたくさんの資産を持っている方も個人的には苦手です。
できれば1からスタートを切ろうとしている方。強いて言うなら0からのスタートをしようとしている方のお力になりたいと思っています。
年収600万以上のサラリーマン限定セミナーとか、土地持ちの地主さん相手のセミナーを開催している会社さんも多くありますが、その属性の方なら誰と組んでも成功します。
逆に言うとそのお客様を集めないとダメなスキームの方に問題がありますので、絶対に乗っかったらダメなパターンのやつですね。
みなさんお付き合いする業者さんは選びましょうね。

みなさまの明るい未来に少しでも関わることができればいいなと思います。
それではいつかお会いできる日を楽しみにしています。

不動産業の未来って?

不動産を購入、取得する際に不動産屋さんから購入しないとダメと思っていませんか?
不動産って別に不動産屋さんを通さなくても購入できるのです。
知り合いが不動産を売却するという話があれば直接売買することももちろん可能です。
でも皆さんがそうしない理由って何だと思いますか?
売主さんが単純に売却する方法が思いつかないからです。
売主自ら簡単に登録できるサイトがあればどうなんでしょ?
ヤフオクやamazonのように簡単に出品できればどうでしょう?
多分売主と買主の直接取引って、増えていくと思います。
最低入札価格だけ決めておいて、あとは購入希望者が入札していくというシステムができればどうでしょう?
たぶん今よりずっと直接取引は増えるはずです。
そうなると不動産屋さんの役割って何なのでしょう?
不動産価格が適正かどうかの調査、その不動産の鑑定などが仕事になるのでしょうか?
仲介に入るわけではないですから、重要事項説明書を発行するわけではないですが、それに代わる調査書というのが仕事に代わるかもしれません。
でもこれって不動産鑑定士の仕事でもあります。
建物に対しての調査(インスペクション)となると今度は建築士の仕事です。
あとは購入者に対して融資の斡旋ということも考えられます。
でもこれも本来は不動産会社の仕事ではないかもしれません。
ファイナンシャルプランナーなどが参入してきそうです。
つまりこれからの不動産業、特に仲介業というのは今後需要のある仕事なのかという疑問があります。
特に自分である程度物件の良し悪しの判断ができる方にとっては、不動産業者の存在って意味がなくなってくるかもしれません。
賃貸仲介業というのはもっと末恐ろしいかもしれません。
だって賃貸の部屋を借りるのに物件の調査って、借り手側にとってそんなに重要ではないからです。
こちらも貸主と借主が直接繋がるサイト、流通網が確立すればなくなってしまう業態かもしれません。
賃貸管理業という職業は残るかもしれませんが、この賃貸管理業というのは宅建免許がなくても出来るってことを知っていますか?
多くの賃貸管理会社は宅建業者としての登録をしていますが、これは自ら募集して客付するために免許を取得しているといっても過言ではありません。
でも本来は募集側と部屋付側って利益相反の関係なのですよ。
募集側は少しでも高く、そして良いお客様を。
部屋付側は少しでも安く、そして幅広いお客様を紹介したい。
完全に水と油です。
なので、兼業ではなく専業の方が本来は望ましいのかもしれません。
そう考えると修繕工事や簡単な水周りの修理、清掃業務を自社で完結できるような業者が行うのが一番望ましいと考えられます。
あと残っているのは建売業者と中古物件などの再販業者になります。
その他にも特殊な形態で生計を立てている業者さんもたくさんありますが、そういった業者さんは特殊なのでどんな状況になっても生き残れますからここでは触れずに、先ほどの建売業者さんの話と再販業者さんの話に戻ります。
建売業者さんは当然のことながら土地を仕入れて、建物を建築し販売します。
土地を仕入れて建築せずに、お客様を決めて間取り等のプランを決めてから建築する場合もあります。
同じことは個人では出来ませんから生き残る道はあります。
個人で複数戸の分譲をしてしまうと、これは反復継続の販売と看做されますから不動産業の免許取得が必要です。
ただし、土地を分割して販売するという名目なら可能でしょうけど。
いずれにせよ土地を仕入れて販売すると不動産譲渡所得がかかってきますので現実的ではないですよね。
でも、昔のように新築戸建を手に入れるなら建売業者から買わないと無理だということもなくなってきてはいます。
個人でも古家付き土地を購入し、解体し、新築住宅を建築することは可能です。
しかも住宅ローンを利用して、土地購入費から解体費用、新築住宅の建築費用も捻出することは可能です。
この方法を多くの方が知らないので建売住宅が売れるわけですが、将来同じやり方では売れなくなるでしょう。
今でも頑張っている不動産会社さんは自社オリジナルの商品開発をされてしますし、建物にいろいろな工夫を取り入れています。
住宅展示場に並んでいるハウスメーカーと遜色のない建物を建てる会社さえ少なくはありません。
そういった会社は生き残っていけるでしょう。
次に再販業者です。
これは今の不動産の流通を不動産会社が握っていますので、再販業者に物件が流れていきます。
再販業者に販売すれば、購入してもらう際にまず仲介手数料を売主、買主双方からもらうことが出来ます。
さらに、再販物件の募集も任せてもらうことも可能です。
つまり、両手数料どころか2往復の仲介手数料が取得できるチャンスなので、売主の利益を無視して再販業者に物件が流れます。
でも、不動産流通網で不動産業者を介さない方法も浸透していったとしたら。
物件の査定価格が簡単に手に入るようになったとしたらどうでしょう?
わざわざ安くで再販業者に売却することがなくなるかもしれません。
昔は競売物件も一般に流通していませんでしたから、そこからの仕入れでも再販時に2割前後の利益が取れていました。
今は一般の方が入札に多く参加するようになり、再販時に取れる利益も1割程度になっています。
これからもし売主と買主が直接繋がる流通網が出来たとしたら、競売物件と同じように、再販して利益を生む物件を簡単に入手することは難しくなってくるかもしれませんね。
つまり今まで言い方は悪いですが、売主は不動産業者に騙されていたわけです。
このようなことはやはり無くすべきでしょう。
再販業者の中にも、もちろん相場で仕入れてもリフォームなどで付加価値を付けて相場以上で販売できる業者もいるでしょう。
そういった会社はどういった流れになろうとも生き残っていけるのではないでしょうか。
こう考えるとやはり他と違う独自の路線を編み出している会社は生き残っていけるように思います。
仲介業は先々なくなる業態だと先ほど言いましたが、独自の仲介の仕方を生み出せばもちろん勝機はあるかもしれません。
売買で言うと、瑕疵保険や建物のインスペクションを付帯した仲介とかは大手の会社でもやるようになりました。
賃貸では差別化しにくいので仲介手数料無料という会社も増えています。
でもこれをやるともう打つ手がないですよね。
よそで買うならうちで買ってという、家電量販店の値下げ合戦みたいなものです。
正直賃貸マンションならどこで借りても同じですから、こうしたやり方が横行してしまいます。
売買物件でも大規模展開しているパワービルダーの物件などではこうした仲介手数料の値引き合戦が行われていたりもします。
どこで借りても、どこで買っても同じなら少しでも安くつくところでという気持ちは分からなくはありません。
でも、これが仲介業者を介さなくても可能になればもう仲介業者の存在意義はなくなってしまいます。
なので、存在意義を作る必要がありますよね。

こんな話をしている私自身も、将来の不動産業界の中で生き残っていけるものを確立できているわけではないので他人事ではないのですが(笑)

でも結局、商売って何でも同じだと思うので、必要とされている商売はなくならない。
誰でも取って代われる商売は衰退するということです。
No.1でなくていいのです。
Only1になる必要があるということですね。
もちろん日本全国でOnly1になれることもないでしょうから、せめて地域でOnly1の存在にはなりたいですね。
そうなれるように精進しますので、これからも末永いお付き合いをどうぞよろしくお願いします。
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株式会社ライフコンサルティング
代表取締役 大西 征昭
大阪市住吉区長居3丁目13番8号
TEL06(4703)3300
FAX06(4703)3993
mail:oonishi@life-consulting.net
プロフィール

masaaki ohnishi

株式会社ライフコンサルティング代表取締役 不動産歴26年 そして元日本プロ麻雀協会プレイヤー 不動産の常識をぶっ潰せ!あなたの常識、それこそが非常識かも?  現在大阪市で特区民泊施設L-style花園町運営中 #競売 #不動産 #不動産投資 #民泊 #airbnb #麻雀
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