収益用物件を建てるための土地、自己居住用の居宅を建てるための土地。

そもそも土地を探すときのポイントって何でしょう??

今日はそのことについて、書いていきたいと思います。

土地を探すときに気にするポイント、いくつかあります。

まず、駅からの距離、買い物の便などの立地

次に、土地の広さ

道路に面している方角

そして間口

あとは、整形地かどうか、平坦地かどうかなど、いろいろな要素はありますが、まず間口というものについて。

間口とは以下の図のように、前面道路に面している長さのことです。

土地

一般的には、何mというより、何間間口かという表現をします。

タタミの横(長い部分)1枚分が1間、2枚分が2間といいます。

タタミの長さは1800mmで計算します。

なので、2間間口=3m60cmということになります。

何故、間口を重要視するのか、自分で間取り図面を作ってみると分かります。

2間の間口って、どうしても細長い家になりますので、効率的な間取りが作りにくいのです。

3間の間口とかになると、間取りにバリエーションが生まれます。

しかも、主要な道路面に面した長さが長ければ日当たりも良かったりしますので、間口というのは重要なのです。

でも、あまりにも長すぎるとこれまた問題で・・・

土地区画

こういう区画があったとします。

A=B=C

土地の広さが全て同じだとしたら、人気のある土地、価値のある土地はどれでしょう?

整形地のAが一番価値が高くなります。

もちろんCやBも間口、奥行がそこそこの広さがあれば問題のない土地になります。

たとえば、2間半の間口の建物が建築できるくらいの間口、奥行ですね。

これが、2間を切るような土地になってしまうと一気に土地の価値が下がってしまいます。

なぜなら、間取りがはまらないからです(^_^;

次に、方角。道路に面した方角。何向きかということですね。

もちろん人気があるのは南向き。次に東向き、西向き、北向きということになります。

本屋さんとか、お肉屋さん、青果店などは北向きの方がいいらしいんですが、一般の住宅はやはり日当たりのいい方がいいですよね(^^)

このように、方角がよく間口の広い土地は必然的に高くなりますし、人気が高くなります。

固定資産税の評価額でも、間口によって、奥行によって、また整形地か整形地でないか、間口と奥行の比率などによって補正が図られます。

ただ、実勢価格ほど差が生まれませんので、南向きで間口が広い土地を購入しておくと相続税の軽減にも多少はつながるかもしれませんね。

実践的には建物を建てた方がより多く節税できますので、現実的ではないですが(^_^;)


明日は、前面道路の幅員や、前面道路が公道か私道かなど、道路に関して触れていきたいと思います。

では、おやすみなさい(^^)


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