お金や生まれ持った生活環境、容姿などはもちろん均等に与えられていません。
もちろん何もないところから作り出してきた人や自分で環境を変えてきた人も多いと思います。
学校教育、義務教育では人は平等ということを教えられて育ちました。
ゆとり教育により、競争も悪と言われる時代になってしまいました。
学校で成績を貼り出すことも、運動会で順番を付けることさえも。

でも社会に出たらどうでしょう?
学校では『えこひいきしてはダメですよー。みんなと均等に接しましょうね。』
と教えられましたが、社会でもみんな同じように接してくれますか?
就活の時点でもそうですよね。
学歴、面接の時の第一印象、コミニケーション能力により、社会の一員になるところから選定されます。
社会人となった後でももちろん競争社会が待ち受けています。
同期入社の社員はもちろん、先輩社員とも競争ですし、営業職なら他社の社員とも競争しなくてはいけません。
結婚ということについても同じです。
ライバルに勝ち抜かなくては自分が望んでいる相手に選んでもらうことさえ叶いません。
自分にもっと学歴があったならな。
自分にもっとコネがあればな。
自分にもっとお金があればな。
自分がもっと容姿端麗なら。
持って生まれたポテンシャルと努力でなんとかなるものとは別物です。
でも、みんな平等に生まれ持ったものは唯一あります。
時間です。
特別な何かになるには、生まれ持った才能が必要かもしれません。
でも、他人より少し恵まれた環境を作り上げることは誰にでも簡単にできます。
朝起きて、会社に出勤し仕事をし、帰宅してご飯を食べてお風呂に入って寝る。
これはみんな同じでしょう。
でもその他の時間は自分が選択できる時間です。
身体を鍛えるのも一つ、資格を身につけるために勉強するのも一つ、人生のパートナーを見つけるために婚活するのも一つ。
自分がリラックスして働けるように趣味に没頭する人もいるでしょう。
でも一番ダメなのは、何となく時間が経っている。
気づいたらこんな時間という人。
ダラダラとテレビを見ているだけで、もう12時。
こういう生活を送っている人って、その日だけでなく次の日も、その次の日も同じ生活を繰り返します。
仕事が終わってパチンコ屋さんに毎日向かう人も同じです。
多分毎日通っているのでしょう。
みんなに平等に与えられた特権、それが時間
この時間をどう使うかによって後の10年、20年を買うことができます。
不動産投資と言いますが、まず何に投資しないといけないのか?
それは自分自身にです。
自分の向学のため、自分磨きのため、次のステップに進むために、まず自分に投資しなければいけません。
投資と言ってもお金を投資して資格の学校に通ったり、外国に留学することだけが投資ではありません。
自分の向学のために自分の時間を投資する。
これが必要だということです。
お金を持っている人はお金を使うことも、お金を使わないことも選択できます。
異性にモテる人は浮気することも、しないことも選択できます。
知識も同じです。
知識をひけらかすことも、逆に知らないフリをすることもできます。
武器は使う使わないを別にして持っていれば持っているほど相手と戦うには有利です。
私はこの歳になって、今さら異性にモテようと思っていませんからこちらの欲はありません。
今さら贅沢したいとかお金持ちになりたいとかの欲もありませんから金銭欲も必要以上に持ち合わせていません。
でも、知識欲だけは年齢を積み重ねれば積み重ねるほど高まってきています。
小さい頃、おばあちゃんの知恵袋ではありませんが、
『お年寄りに聞けば何でも知っている。』
こういう世間の風潮がありました。
でも今の世の中、
『分からないことがあればネットやSNSで調べればいいや。』
こういう若者が多いのではないでしょうか?
『分からないことがあればスマホで調べると何でも分かるから、別に勉強なんかしなくても大丈夫だよ。』
こう思っている方もいるかもしれません。
でも、あなたが知ってる情報って、他の全ての人が知り得る情報だということに気づいていますか?
それでは競争社会では勝ち抜いていけません。
生き抜いていけません。
そして今の世の中、お年寄りに知恵を求めることはなくなりました。
それどころか年長者にものを尋ねることさえ失われてきています。
私たちが小さい頃、両親や学校の先生に物事をよく教えを請いました。
今は学校の先生に教えを請うどころか敬うことさえなくなってきているような気がします。
先日も生徒が先生に暴力を振るい、それを動画に撮っていたという残念なニュースがありました。

大丈夫か日本?

今日娘の来年の幼稚園の入学手続きに行ってきました。
しっかりとした教育は幼稚園、小学校、中学校だけがしてくれるものではありません。
親から学ぶこともたくさんあるはずです。
娘は来年から学ぶことを始めます。
私もそれに負けないよう学んでいき続けたいと思っています。
『パパに聞いたら、何でも知ってる。』
『パパに聞いたら分からないことなんてない。』
こんなパパであり続けれるように。

平等に与えられた時間が残り少なくなってきています。
残された時間は、愛する家族のために作る未来のために費やしていきたいと思っています。

今日はその、決意表明でした。(笑)