ほんとうに大丈夫?不動産投資

いままでこちらのブログをご愛読いただいていた皆様、ありがとうございました。 現在は当社ホームページにブログ記事を集約いたしましたので、そちらで引き続き発信しております。ご面倒ですがブックマークのご登録変更をお願いいたします。 https://remax-l-style.com/

不動産投資はしてみたいけど不安。 不動産って騙されるんでしょって方はまずこのブログでお勉強してください。 失敗しない不動産投資。 定年退職までに年金代わりに不動産投資で資産を積み上げよう^ ^ セミナーは定期的に開催していますが、よくある売るための不動産投資のセミナーはしていません。 まずみなさんに知識を取得していただいて、その中で一緒にビジネストしての不動産投資というものを確立していければと思っています。 末長いお付き合いをお願いしますね。

広告

物件をPRする時代から自分をPRする時代へ

SNSの重要性が加速しています。

FacebookTwitterInstagram、そして連絡を取り合うのは今や携帯のメールではなくLineに代わっています。

FullSizeRender

FullSizeRender

使ったことないけどインストールしているViber(バイバー)ってのも出ていますよね。

無料で通話出来たりファイルも送れるということなのですが、LineでもPDFファイルを転送したり、ビデオ通話もできますし登録者数が多いのでまだLineの方が使い勝手がいいですよね。

そのうち、また新しいものはどんどん出てくるでしょう。

お客さまとのやり取りもLineを通じてすることが多くなっています。

物件のご紹介をする際にも写真をそのまま送れたり、リアルタイムでやり取りができますのでとても便利です。

このように業務のやり方も時代に取り残された不動産業界でも大きく変わってきているのですが、お客さまの取り込み方も変わりつつあります。

以前なら飛び込み客をたくさん集めれる駅前の店舗というのが主流でしたが、ネット全盛の時代になり

『部屋探ししてるんですけどー。』

って感じで飛び込んでくるお客さまより、

『ネットで物件見たんですけど・・・』

と来店するお客さまが大きなウェイトを占めるようになりました。

そこでネットで集客するためにポータルサイトに莫大な広告宣伝費をつぎ込まざるを得なくなったわけですが、また流れが変わりつつあります。

当社の場合、もともとポータルサイトに多大な広告費を計上するほどたくさんの集客を必要としていません。

かといって、全くお客さまが来なければ商売にはならない訳で、どうしているかというとブログからの集客、口コミ、紹介からの集客がメインとなっています。

これってほとんどといっていいほど広告宣伝費はかかりません。

ドメイン取得に関わる費用、問い合わせ用に使っているお問い合わせ用フォームくらいのものですが、ブログのTopに付けているGoogleのアフィリエイトの収入分で賄えきれる程度です。

前回の記事でも書きましたが、まだ私のFacebookの友人は700人、Twitterのフォローワー数も700人弱です。



そしてこのブログのアクセス数が月間8,000ほどなので、たったそれだけの拡散で一応ご飯が食べれるほどの集客があります。

ブログやホームページでの集客のやり方は千差万別でしょうが、ホームページも今や自分で作れる時代です。

一昔前なら会社のホームページを作るのに100万円~数千万円という時代もありました。

こういう時代はホームページからの集客は大手企業しかできませんでしたが、今の時代は小さな不動産会社でも、個人の大家さんでも集客できる土壌へと変化しています。

個人で集客ってどうすればいいの?

そうなりますよね?

SNSもブログも同じですが、

『何をやっている人なの?』

『何をやっている会社なの?』

これにつきます。

分かりやすいコンセプトがあればあるほど、ニッチな層が集まります。

『古家再生専門の不動産屋』

『再建築不可の住宅専門で買い取ります。』

みたいなやつですね。

ブロガーでもニッチな層を取り込んで人気ブロガーになっている人たちは多くいます。

これからはそういう時代なんですよね。

『総合不動産業』

なんて流行りません。

それと同じで、大家さんも自分の不動産を差別化させ

『〇〇のアパート』

『〇〇が集まる家』

みたいなコンセプトハウスへの変化は求められてきています。

竹を割ったような同じような間取り、設備、他の部屋と差別化しようとすると家賃や礼金などの条件面しかない。

これが今の原状です。

部屋で差別化しなくても、外国人が集まるパーティスペースを設けて

『英会話が自然に学べるマンション〇〇』

とか、

毎月、共用部分でバーベキュー大会や入居者の交流会が開かれるイベントマンションとか、ありそうでない企画を考えちゃうとか、そんなこと考えているとワクワクしませんか?

何を売りにするか?

ただスペースを提供するというマンション経営ではこの先の経営が少し心配です。

月極(つきぎめ)駐車場も建物を建築するでもなく、入れ替わり時に内装工事をする必要もなく、楽な不動産経営だと思われていましたが、今月極の駐車場を契約するお客さんは激減しました。

多くがマンションに建て替わり、建売住宅に建て替わりコインパーキングに取って代わられました。

何もしなければマンション経営も同じです。

同じ業態で継続できる業種って、何かに特化した事業ぐらいのものではないですか?

江戸時代から続くうなぎ屋さん、豊臣秀吉の時代からある包丁屋さん・・・

逆に今の時代にマッチングしてきていますよね。

今のお客さんが求めているのは、

『分かりやすい何か』

なのです。

そう言いながらも、私は何屋なの?

って話ですが、最近は不動産の専門家として身近なアドバイザーのつもりで活動しています。

コンサルティングというのは敷居が高いので、アドバイザーという立場でお客さんと一緒に知恵を出し合いながら考えていくスタイル、これが楽しそうだなと勝手に考え出しました。

気軽に相談できる相手。

その対価は相談料であったり、仲介手数料であったりという形で。

私が絡まない方がスムーズな場合は、ご相談料だけいただいて。

私が間に入った方がお客さまにメリットがある場合は、仲介者として。

会社名をライフコンサルティングからアドバイザーに変更するのは手続きが大変ですので、

住まいのアドバイザー、株式会社ライフコンサルティング

こんなキャッチフレーズにしましょうかね。(笑)

先ほども書きましたが、お客さまは分かりやすいフレーズを求めています。

自分が求めているものに合致する相談者、部屋、家主さんを求めています。

今までは幅広い客層に受け入れられるような内装、一般的に見て可もなく不可もない間取り、家賃設定が主流でした。

その結果どうなったかというと、こっちでもあっちでもいいやという部屋であふれました。

60㎡あれば3LDK。

この賃貸需要がめっきり減ったら、1部屋をリビングと一緒にして2LDK。

和室のニーズがなくなったら、和室から洋室に改装工事。

やることみんな一緒です。

結果的に同じような部屋が街にあふれます。

それならば、需要は多くはないですが60㎡の1Room。

部屋の真ん中にどかーんと浴槽を配置とかね。

そんな面白い部屋を求めている人もいるわけです。

『じゃあお前がやりなよ。』

はいはい。そうなりますよね。

私が手広く賃貸住宅経営をやっているなら宣伝活動の一環としてやっているかもしれません。

でも、そのニーズを拾ったところで1部屋しかなければ意味がなくなってしまいます・・・

どうプロデュースするかって、そういうことなんだと思います。

どかーんとした1Roomを作ったけど、そこの周りはファミリータイプの住民だらけ。

そんな中で作っても全く意味を成さないような気がします。。。

『うち(私)はこんな面白いことをやっている会社(家主)なんだよ。』

こういうことですね。

SNSは会社ではなく、どんな人物なのだということをアピールする場です。

私たち世代には少し抵抗があることですが、今の時代に対応していくためには必要なことなのではないでしょうか。

本名をさらすのがイヤなら匿名でやることはできますし、写真を公開するのがイヤならイラストでも似顔絵でもOKです。

契約ごとは匿名ではできませんが・・・

今まではポータルサイトに掲載していた物件から問い合わせが入って契約に結び付く。

これからは、この人に頼みたいと依頼が入って仕事に結びつく。

また、その人が持っている情報を知りたくて時間を買いに来る。

そんな時代に今まさになってきています。

Timebankというアプリがあります。


芸能人、専門家の時間と10秒単位で取引するというアプリです。

それが相談であったり、一緒に食事であったり。

求められている存在がお金に代わる時代になっています。

You tuberであったり、Instagrammerであったりもそうですよね。

年収何億という人たちも数多く存在します。

ただ、直接そうしたSNSから直接収入が入ってくる人たちはまだ一握りです。

でも、そこから普段の収入に結び付くことへのハードルはそう難しくはありません。

そこへの第一歩を踏み出すことが、ポータルサイトへ頼らない営業活動であったり、不動産業者に頼らない賃貸経営になるのではないでしょうか。

あなたもぜひ実践してみてください。

あっ。

タイムバンク登録するなら、私も登録していますのでぜひこちらから1票投票してくださいね。

よろしくお願いしまーす。




にほんブログ村 投資ブログ 不動産投資へ
にほんブログ村

昔と今の賃貸事情の違い

私が若い時賃貸仲介の仕事をしていた時と今の賃貸事情は大きく異なっています。
今と昔とでは賃貸のお部屋を探しているお客様の数が圧倒的に違います。
人口がその当時の半分になっているわけではないのに、部屋探しをするお客様の数は半分以下になっています。
なぜそのような変化があったのでしょう?
私が賃貸仲介の会社に入社したのは23歳の時でしたから今から24年前の話です。
その当時の集客と言えば、インターネットも普及していませんでしたから紙媒体による集客がほとんどでした。
賃貸雑誌全盛の時期で主な集客はその雑誌、ポスティング、電ビラでした。
電ビラ??
聞き覚えのない言葉ですよね?
今はほとんど絶滅していますが、電柱とかにチラシをノリで貼り付けたり、両面テープで貼り付けたり。
街の美観を大きく損なっていたこともあり、またその内容も誇大広告がほとんどでしたから近隣の方やまともな内容で集客していた業者さんからも猛反発を受けてはいながら、たくさんの新規来店を呼び込んでいました。
一つの店舗で新規来店が200組というような時代でしたから、土日にはお客様の行列ができていました。
今同じようなことをしても、そのチラシの信憑性のなさに気づくお客様も多いでしょうし、そんなものに釣られて来店する方も少ないでしょう。
でもその当時はその広告に飛びつくほど引越する動機があったのです。
どういうことかというと、その当時の賃貸借契約書には家賃上昇に関しての取り決めが記載されていました。
契約期間更新の際、1年後には賃料の3%値上げしますとか、2年後の契約更新の際には5%の賃料上昇がありますとかです。
また契約更新時の更新手数料を取っていたマンションも数多くではありませんがありました。
つまり、契約更新の際に引越しを考える動機が発生していたのです。
今はこんな契約内容見かけることありませんよね?
また、大阪では敷金、礼金ではなく保証金という独自の仕組みでワンルームマンションでも保証金30万円、敷引き25万円という契約が一般的でした。
敷引きというのは、今で言う礼金の部分であり、契約した時点で無条件で家主が取得できるお金です。
ワンルームで25万円の礼金って高いでしょ?
これなら原状回復のリフォームをして、不動産業者に手数料を支払っても十分残るでしょ?
つまり不動産屋も儲かったし、家主も儲かった時代です。
ウィンウィンって思った方も中にはいるかもしれませんが、お気付きの方も多いとは思います。
入居者、借主に全てしわ寄せが行っていた時代です。
賃貸が高くて家賃も上がるなら購入したらいいんじゃないの?
そうなんですが、その頃は不動産バブルが弾けた直後です。
不動産価格は値下がりの一方で、金利もまだまだ高い時代でした。
購入という選択肢が消えれば自然と選択肢は賃貸になります。
引越しを考えた時に、次もまた賃貸という時代なのでお客様が次々と現れてきたわけです。
その当時の大阪の賃貸相場といえば、15平米のワンルームで5.5万〜6.0万くらい。
ファミリータイプのお部屋は新婚さんでも3DK、3LDKが人気でした。
住み替えに必要な初期費用が高額な時代でしたから、子どもが産まれて大きくなり部屋が必要になった時のためにと最初から広めのお部屋を借りていく方が多くいました。
家賃でいうと10万円〜が一般的でした。
その当時は大阪市内の賃貸物件には新婚補助という家賃補助の制度があり、月額2.5万円を上限として補助金が交付されていました。
この制度を活用してワンランク、ツーランク上の部屋に住むことができたわけです。
賃貸業界は家主も業者さんも潤っていた時代です。
今はどうでしょう?
15平米ほどのワンルームの価格相場は3.5万円〜4.0万円、その当時10万円ほどしていたファミリータイプのお部屋の賃料は7万円を切る家賃帯まで下がってきています。
また、賃貸住宅を借りる際の入居者側の仲介手数料もその当時は家賃の一ヶ月分が相場でしたが、今は入居者から仲介手数料を取らない業者さんも増えました。
家主さんからもらう手数料、広告宣伝費などといろいろな名目は付いてはいますが、これもその当時単身用で家賃の一ヶ月分、物件によっては二ヶ月分、ファミリータイプのマンションは家賃の半月分、一ヶ月分というお部屋も多かった時代です。
それも今は家主さんは単身用なら三ヶ月分、四ヶ月分という物件もありますし、ファミリータイプでも二ヶ月分、それ以上という物件もあったりします。
不動産業者さんはこの分で収益確保はできていますが、家主さんは負担が増大しています。
今度は逆に家主さんにとって受難の時代です。
借り手市場、貸し手市場でいうと、まさにその当時は貸し手市場、今は借り手市場です。
その借り手市場の今、この賃貸業界に飛び込むには知識戦略が必要です。
左団扇であったオーナー業は今や競争相手に勝ち抜かないといけない時代になっています。
でも悪いことばかりではありません。
昔の閉鎖的なこの業界が、今はいろいろな情報を自宅にいながらでも手に入れることができます。
賃貸相場はもちろん、成功しているオーナーの体験談や成功例などもネットで見ることができます。
他人の成功例を簡単に共有できる時代です。
成功するかしないかは家主さん次第、オーナーさん次第になってきているわけです。
なのに未だに、不動産業者さんに任せっきりで安定収入をのぞむために賃貸物件を取得する方が後を絶ちません。
これって、いいカモですよ。
ただでさえ薄くなった利益を、がっつりと自分の収益を確保しようとする不動産業者さんに丸ぶりして利益が残るわけがありません。
銀行さんも同じです。
がっつりと高金利で貸し出して、自社のリスクに対しての保全を図って貸し出している物件で利益が出るわけがありません。
どうしたら儲かるの??

お答えしましょう。
借入するなら、2%台の金利が上限です。
そしてフルローンで借りるくらいなら不動産投資はやめるべきです。
次に内装工事等の見積りは見れるようになること。
単価や施工面積、部材の単価くらいは自分で調べることはできます。
最後に不動産管理を任せることは本業の兼ね合いで仕方ないのですが、内装工事、募集条件等には関与しておくこと。
言いなりにならないということですね。
密に話し合いができる担当者がいる不動産管理会社に任せるということです。
話し合いですよ。
くれぐれも間違わないでくださいね。
一方的に相手の話を聞くだけでなく、自分の意見も交わせるようになっておくということが必要です。

賃貸オーナーにとっては楽な時代ではありません。
でも、どんな商売でも今の時代楽な商売などありません。
新規参入するには容易い業界です。
入りやすいということはライバルが多いということを知っておきましょう。
そしてライバルに勝つためには戦略が必要です。
知識も身につける必要があります。
その覚悟だけ持って参入してください。
悩んだ時にはライフコンサルティングがご相談に応じます。
当社でご購入いただいたお客様はもちろん、他社でご購入した物件のご相談にも応じています。
ご相談料は有料ですが、ぜひご活用ください。

仕事で思いつき、新しい発想って大事ですよね。

昨日テレビを見ていると、プラモデルを輸出販売している会社の社長さんが紹介されていました。

これは日本で作られているプラモデルの精度、クオリティが高いので海外に輸出したら面白いのではという発想で始めた会社が今や年商30億になったという話でした。

日本では当たり前のものが海外では当たり前でなく、貨幣価値、モノの価値も当然国によって変わるわけですから商売になるということなのですよね。

今では海外の商品もネットで手に入れれる時代ですし、こういった流通の仕方もまだまだ変化はしそうですね。

相手が求めるものを提供するというのが仕事です。
お客様が求めているものを提供できれば商売になります。

なので、商売をするときにまず考えることはお客様のニーズを掴むことです。
世の中で何が求められているかということを考えると自ずと答えは見つかります。

私は不動産業なので、どうしても住宅に関わることで物事を考えてしまう習性があります。
仕事をしている中で疑問に感じることがあったりすると、深く掘り下げて考えます。

今疑問に感じていることは、不動産の仲介手数料のことです。
例えば300万円の物件を仲介したとしたら、法定の上限仲介手数料は14万円と消費税になります。
これが3000万の物件の仲介なら手数料は96万円と消費税になります。

3億円なら906万円と消費税。
やる仕事って正直変わらないのですよね。
物件の調査をして、重要事項説明書、売買契約書を作って決済を迎える。

3億円の物件より、300万円の物件の方が調査がややこしかったりもします。

大手の不動産会社では少額の物件は売上も低いので、新入社員に任せたり、業者に販売して、さらに転売してもらえるように取計らったりという流れになることもよく見られます。

でも私のように1人、2人の少人数でやっている会社にとっては3000万の物件の仲介手数料って確かにありがたいのですが、そんなに要らないよと思う気持ちも強くあります。

これが両手取引になればさらに倍になるわけです。

世の中にこれだけの手数料がもらえる仕事ってどれだけあるのでしょう?
弁護士さんの報酬は成功報酬とかの取り決めがあるので、もっと多額の手数料がもらえるケースもありますよね。
税理士さんの報酬も依頼内容によっては同様のことがあるでしょう。
でも、なかなか100万近い報酬って頻繁にはないですよね?

でも不動産業者では当たり前なのですよね。
多くの仲介会社では、お客様を呼び込むために多額の広告宣伝費を使います。
3000万の物件が売れれば100万ちょっとの仲介手数料が入るわけですから、広告宣伝費にお金をかけても回収できるわけです。
昔はインターネットなどありませんでしたから新聞折込のチラシでした。

今でも新聞折込はありますが、新聞を取っている家庭が減った影響で費用対効果が落ちてしまいました。
そういった中インターネットがどんどん普及し、ポータルサイトに広告宣伝費を投入するというケースが増えました。
今では毎月ネットの広告宣伝費で1000万以上も使っている会社もあります。

それでもたくさんのお客様が来店してくれればその費用は回収できるわけなのでどんどん加熱していくわけです。
そういった成功事例を聞くとマネをする会社も出てきますし、そこに負けないようにさらに拍車がかかったりします。

結局誰が儲かっているの?
ポータルサイトを運営している会社ですか?
ポータルサイトを運営している会社も多くの不動産会社に広告宣伝費を落としてもらっているわけですから、ネット広告やテレビCMなどに大金を投下します。

結局そういった費用は誰が出しているのかというと、消費者のみなさまなわけです。

これって本来は必要のないお金なのですよね。
流通の形が変われば経費が削減できるわけですし、その分消費者が負担していた費用も軽減できるはずなのです。

食品や服飾、電化製品でもそうですが、流通の形が変わったら価格は大きく下がりました。
この場合は中間に入っていた会社のマージンが削除されたわけですが。

不動産でいうとどうでしょう?
中間業者は仲介業者です。
多くの仲介業者はレインズと言われる業者向けサイトで物件を登録し、そこからの情報を元にお客様に物件を紹介します。
このレインズが一般公開されないのは、他の業界の卸値が一般顧客に見えないようにしているのと同じですよね。

不動産の流通の形も当然変わることが予測されます。

Yahoo!や楽天、アマゾンなどがもし本腰を入れてこの流通の形を変えようとしたらどうなるでしょう?

今Airbnbのサイトでは、海外のゲストと日本国内で民泊を運営するホストが直で繋がっています。
ここで発生するのは宿泊するゲストが宿泊料の6%、ホストが宿泊料の3%を支払っています。
これだけです。
仮に賃貸マンションの仲介をそれらのサイトが行うとして、家賃保証付で家賃の3%を毎月支払う。
成約時にはお金はいただきませんとなるとどうでしょう?
既存のオーナーにしてはとてもありがたい話ではないでしょうか?
今賃貸マンションを契約する際には、入居者は仲介手数料として家賃の半月分、そして家賃保証の保証会社に家賃の30%〜100%ほどの保証料を支払います。
この仲介手数料が必要なくなって、毎月家賃の3%だけを支払うとなれば負担は変わりません。

あり得る話ですよね?

借りる側としてもインターネット上で契約が完了するとすれば地方から出てくる学生にとってはありがたい話になるでしょう。
家族で部屋探しのために東京や大阪に来るとなれば宿泊料、交通費の出費もバカになりません。

お客様が必要としているニーズがあるというならば、それは実現するものではないでしょうか?

不動産売買の場合は金額が大きいので無理ではという声もあるかもしれません。
でも、海外からの不動産投資家はどう思っているでしょう?
同じように宿泊料、交通費を考えるとネットで完結したら便利だよねという声も聞こえてきます。

投資用ワンルームなどでは、実物を見ないで契約するというケースも多くあります。

ここにもしっかりした需要があるわけです。

そうなれば必然的に変わりますよね?
これが3年後なのか、5年後なのかは分かりませんが。

いずれにせよ消費者、貸主、借主、売主、買主にとってはいい話かもしれません。
でも不動産仲介業者にとっては死活問題です。

ネットで契約が完結するとすれば営業マンは必要なくなってしまいます。

不動産会社としたら経費を投入する先が変化します。
会社に常駐している営業マンが必要なくなり、在宅勤務でもよくなるわけですよね?
営業力よりも語学力が優先されたり、主婦でも自宅で仕事をすることができるようになったりするかもしれません。

こういう変化していく過程で自分がどういう動きをしていくのか?
自分でできることはどういうことなのか?
そして、自分が求められるものは何なのか?
それを意識して行動していくことが大事になりますよね。

仲介手数料の話に戻りますが、賃貸でも仲介手数料無料という会社が増えました。
でもオーナーに対して手数料を割引く会社って少ないですよね。
売買の話でも、売主の手数料を割引く会社は増えました。
逆にローンの厳しいお客様に対しては正規の仲介手数料プラスローン手数料をもらう需要もなくなりません。

同じ物件を販売する際にも、一回見に行ってすぐ決めてくれるお客様、ローンでなくて現金で購入するお客様など千差万別です。
住宅ローンの金利もお客様によって異なるわけですから、手間によって仲介手数料が変動してもいいわけです。

そう考えると仲介手数料の報酬もあくまで上限が定められているだけなわけで、それ以下の金額ならばオッケーなのです。

そういう考え方をする業者さんもこれから増えてくるかもしれないですよね。
業務をシステム化して、経費を削減できることができれば十分可能になります。

例えば中古マンションの売却ならば、同じマンションばかり売却していると、物件調査や重要事項説明書の作成も手間が省けます。

現に私が住んでいるマンションなら、売却依頼をいただいても仲介手数料はおまけしています。
だって手間がかからないんですもの。

取扱う物件を絞り込めばそういったことも可能になりますよね。

中古マンション専門で取引している不動産会社もあったりしますが、そういうことなのでしょう。

今ポータルサイトなどでは、賃貸仲介会社では登録件数500件くらいではお客様からの反響が取れなかったりします。
リアルタイムの情報を1000件、2000件登録しようとすると、営業マンは朝から晩まで入力作業に没頭します。
これもナンセンスな話です。

流通の形が変わればこういった仕事の流れも変わるかもしれませんね。

いずれにせよこれからの時代は企画力のない営業マンは厳しい時代になるでしょう。
営業力というのは必要なくなるでしょう。
そうなれば必要とされる人材といえば、安定した顧客を持っている営業マン、お客様に新しいことを提案できる営業マンということになります。

なので、このブログを読んでいる不動産営業の方がいらっしゃるならば、是非勉強してください。人脈を広げてください。
そして新しいことを提案できるように発想力を磨いてください。

5年後、10年後どこかでお会いして、一緒に仕事ができるように。

もちろん自分自身もいろいろなことを吸収して進化していきたいと思っています。

今年も新しいことに挑戦していく一年に位置付けています。
といっても来年も言ってそうですが(笑)

というわけでこれからもどんどん情報発信していきますので、よろしくお願いします。



物件情報
ブランド時計のレンタル
記事検索
楽天市場
google
会社概要
RE/MAX L-style
株式会社ライフコンサルティング
代表取締役 大西 征昭
大阪市住吉区長居3丁目13番8号
TEL06(4703)3300
FAX06(4703)3993
mail:oonishi@life-consulting.net
プロフィール

masaaki ohnishi

株式会社ライフコンサルティング代表取締役 不動産歴26年 そして元日本プロ麻雀協会プレイヤー 不動産の常識をぶっ潰せ!あなたの常識、それこそが非常識かも?  現在大阪市で特区民泊施設L-style花園町運営中 #競売 #不動産 #不動産投資 #民泊 #airbnb #麻雀
にほんブログ村
アマゾン
はてなブックマーク
このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ライブドアブログ