ほんとうに大丈夫?不動産投資

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不動産投資はしてみたいけど不安。 不動産って騙されるんでしょって方はまずこのブログでお勉強してください。 失敗しない不動産投資。 定年退職までに年金代わりに不動産投資で資産を積み上げよう^ ^ セミナーは定期的に開催していますが、よくある売るための不動産投資のセミナーはしていません。 まずみなさんに知識を取得していただいて、その中で一緒にビジネストしての不動産投資というものを確立していければと思っています。 末長いお付き合いをお願いしますね。

手法

住宅ローンを利用して投資用物件を買ってはいけないわけ

最近不動産投資のご相談に訪ねてこられたり、お電話をいただくケースが増えました。

大変ありがたいお話です。

駅前で店舗を構えているわけでもなく、従業員をたくさん抱えているわけでもございません。
集客に多大な経費を割いているわけでもございません。

ほとんどがこのブログをご覧いただいているお客様で、あとはセミナーからとお客様や友人からのご紹介のお客さまになっています。

ブログからのお客さまとセミナーにご参加していただいているお客さま、共通して言えることはとても勉強熱心だということです。

うちのセミナーだけでなく、他の不動産業者さんのセミナーに参加している方も多くいらっしゃいます。

もちろんこれは大切な話です。

自分の時間の許す限りセミナーや本を読んで勉強する。

この姿勢があれば限りなく失敗を避けることができます。

ただ一つ言えることは、そのセミナーや本が自分に合ったものであるか?

これは重要です。

以前もこのブログで書いたことですが、本人の属性によって投資方法は大きく異なります。

サラリーマンで年収600万という方と、自営業者を運営している方では金融機関の見方は大きく変わります。

お付き合いする金融機関自体も変わります。

まず自分の属性をよく知ること。

そして、自分の属性に合った本を読み、自分の属性に適したセミナーに参加することが大切です。

私のセミナー自体はどの属性のお客さまにも限定しておりません。

それはなぜか??

物件を売るためのセミナーではないからです。

物件を売るためのセミナーなら、その物件を購入するお客さま、融資が付くお客さまを中心に集めます。

極端な話、それ以外のお客さまは必要としていません。

買えないお客さまに話をするほど暇じゃないんだということをお話になる方もいらっしゃたりするくらいですから。

そこで、今日の題名の『住宅ローンを利用して投資用物件を買ってはいけないわけ』という話になるわけですが、この住宅ローンを使って収益用不動産を売ろうとしている不動産業者の多いこと多いこと。

住宅ローンはみなさんご存知のように超長期(35年、なかには50年ローンという商品もあったりします)で、低金利の商品です。

今では変動金利なら0.6%台の金利で組むことができます。

3,000万円借り入れしたとして、0.675%の金利で35年ローンを組んだとしたら毎月の支払いは約8万円になります。

表面利回り6%の物件を購入したとしたら、毎月の収入は15万円ですね。

この利ザヤがキャッシュフローを生むのですが、はたしてこのやり方は正しいのでしょうか?

住宅ローンという商品はそもそも『自己が居住するためのもの』に対して貸し出す商品です。

なので、超長期の低金利なのです。

これを投資用不動産で利用した場合どういったリスクがあるのでしょうか?

例えば離婚や転勤などで自分が住まなくなり、他人に部屋を貸し出すことになったとします。

借り入れしている金融機関に相談すればどういう答えが返ってくると思いますか?

『住宅ローンとして貸し出しているのですから、自分が住まなくなったのなら一括返済してください。』

『居住しないならアパートローンに借り換えしてください。』

という回答が返ってくるはずです。

『あー。そうですか。分かりました。では、何か書類を送る際には転居先に送りますね。』

とは言ってくれません。

つまり自分が居住しなくなったら住宅ローンは使えなくなりますよ。(転勤で単身赴任をし、家族がその住居に残る場合は別)というのが見解です。

ただ、実務的にどうかというと実際には住宅ローンを支払いながら他人に賃貸しているケースは多く存在します。
じゃあ大丈夫ですね。
と思うかもしれません。

あくまで、自宅のみの場合ならきちんと支払いを継続してくれているなら金融機関が事を荒げたりすることもないでしょう。

でも、不動産投資を継続していくなら後々は融資というのが必須になってきます。
自己資金で現金で不動産をコツコツと購入していくなら別ですよ。

この融資、不動産投資の融資を受ける際には、自分が所有している不動産の明細、家賃収入の明細、あと返済表というものは必ず求められます。

不動産収入の申告をしていないなら、金融機関も個人の所有している不動産の一覧を調査したりすることもございませんのでわからないかもしれません。

でも、これは金融機関的にはOKでも税務署的にはOUTですよね。

脱税です・・・

この返済表を提出すれば、その物件の融資が住宅ローンかアパートローンかどうかすぐに区別がつきます。

返済表にはどこの金融機関が融資していて、何年の返済で金利がいくらという情報が記載されています。

これを見た瞬間に担当者は住宅ローンで収益用不動産を購入しているということが分かってしまいます。

しかも住民票はその住所には存在していません。

金融機関的にはもうこのお客様はOUTです。

融資対象から外れてしまいます。

1件目の購入のハードルとしては住宅ローンを利用することによって、長期間の融資、低金利の融資は引き出せます。

しかも住宅ローンなら物件価格だけでなく、諸費用分もすべてローンで賄えます。

つまり、自己資金0で不動産投資が始めれるのです。

でも、次がありません。

1回こっきりの売りっきりです。

私はお客さまによくお話をします。

自己資金はなくても可能です。

でも、きちんとした方法で進めるなら自己資金は当然必要です。

貯金がないのに不動産投資をしてはいけません。

でも、1000万、2000万の現金が必要かと言われれば必要はございません。

あくまで余裕資金で不動産投資を始めること。

これが失敗しない方法です。

うかつに不動産業者の口車に乗せられてしまってはいけません。

最近、この手の住宅ローンを使っての不動産投資の方法について、何人かのお客さまに相談されたので今日のお話を書いてみました。

初期投資0円で不動産投資。こんなうまい話はありません。

しかもそれが奇跡的にいい物件だったなどということはあり得ません。

自己資金0円で、キャッシュフローが次々と残っていく物件があればまず第一に不動産の営業マンが購入します。

次々に購入できるのなら、何件でも買い増しするでしょう。

なぜそれをしないのでしょう?

よくない物件だと知っているからです。

2件目がないことを知っているからです。

営業マンは

『私も実は欲しいのですが私の属性では購入できないのです。○○さまの属性だから融資が通るのです。』

などと言ってくるかもしれません。

もしその話が本当ならばそんな属性の営業マンから買っちゃダメですよね。

優秀な営業マンは自分の属性くらい把握していますし、きちんと融資が下りるような申告内容、借入状況を作っています。

不動産投資を今後も継続していきたい。

不動産投資で資産を形成したいと思うのなら、きちんとしたルートで進んでいくことをお勧めします。

時間を掛ければ誰でも数年後には金融機関から融資を受ける形を作ることは可能です。

それが自営業者の方でも、フリーターの方でも。

ただ数年後もフリーターのままではさすがに融資を引き出すのは無理ですよ。

私の力では・・・

私がモノを売るためのセミナーをしない理由。

楽しくないからです。

売るためだけの手法ならほかにもたくさん選択肢はあります。

家売るオンナのドラマと同じように。

不動産投資にはいろいろなやり方が存在します。

人によって適した方法が異なります。

それを一緒に作っていくのが楽しいのですよね。

いろいろ知恵を絞りながら、収益を向上する方法を模索しながら楽しみながら仕事をしています。

なので、『こんな私でもだいじょうぶかな?』と思っている方、ぜひご相談ください。

一緒に頭を捻りますので。

楽しく、正攻法でコツコツと老後までに資産を形成しましょうね。

焦らず、ゆっくりと。

それまでゆっくりとみなさまとお付き合いしていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

家売るオンナ



今北川景子主演のドラマ『家売るオンナ』が不動産業界では話題です。
不動産売買仲介の会社を舞台にドラマは展開されています。
第1話ではサクラを使った営業で見事売却に成功。
第2話では引きこもりの息子を持つ夫婦に自分が住む部屋と収益用の物件を売却するのに成功しました。
この引きこもりというものは今や日本の社会問題にもなってきそうですが、その社会問題も今回の第2話では解決しています。
自分たち夫婦がいなくなっても引きこもれるように家賃収入でやり繰り出来るようにしましょうという提案ですが、実際にはこんなにうまくいかないですよね。
うまくいかないというのは、こうしてうまく売れないという意味ではなく、収益物件を所有しているだけでは安定した生活できる時代ではなくなっているということです。
お客様のニーズは年々変化しており、そのニーズに対応していくことがこれからの大家さんには求められます。
今までのように、家主と入居者のコミニケーションは要らないという時代ではなくなってくるかもしれません。
逆に家主の個性が活きてくる時代に変化していくでしょう。
お部屋の間取りは千差万別です。
キッチンや洗面台、お風呂などの水周りだけでなく、建具や壁紙も多種多様な商品がラインナップされています。
今まで同じような物件、ハンで押したよな同じような物件がほとんどだったことさえ不思議な位で、時代を先取りしているオーナーさんは変わったお部屋、オリジナリティ溢れるお部屋作りを始めています。
家主さんも勉強して、新しい情報を吸収しなければいけない時代に突入しています。
でも、このドラマこれから不動産の営業マンとして独り立ちしようとしている方にはいい勉強になるかもしれません。
売れる営業マンはゴリ押しだけでなく、きちんとドラマの中の北川景子のように売るための準備をしています。
この物件を売りたいと思うと、一生懸命アピールポイントを探します。
もちろん小学校、中学校だけでなく、近隣のお店や住民の情報までチェックします。
今日のドラマでも言っていましたが、西向きなら
『お昼から陽が差し込みますから、午前中ゆっくりできますよ。』
とか、
お墓が隣に見えるお部屋なら
『将来建物が建たないから日当たりは確保できますからいいですよ。』
とか、切り返しの手法が織り込まれています。
お客様のニーズに合ってなければダメですよ、もちろん。
ただ、西陽が入るからダメとか、北向きのお部屋はダメだとか、決めるのはお客様なのです。
実際に今都心のタワーマンションでは南向きより北向きの方がいいというお客様も増えているようです。
これは南向きだと陽射しがきつすぎるとかという意見もあるようですね。
私の場合も北向きの部屋を選びましたが、これはこちらの方角の方が夜景がきれかったのです。
こうしたニーズもニッチではあるかもしれませんがきちんと存在するのです。
売る場合でも、貸す場合でも一組のお客様に喜んでいただければいいのです。
ただその一組のお客様には最上級で喜んでもらう必要はあります。

このように時代のニーズというのは常に変化します。
タワーマンションがもてはやされている今の時代ですが、これからはどういう物件にニーズが向かうのでしょうか?
何事も同じですが、ニーズというのは需要と供給のバランスによっても変化します。
昔は賃貸の部屋探しでは、バストイレセパレートという希望が多かったのですが、今はもうそれは当たり前で洗面台、洗濯機置場がある脱衣所付き物件にニーズは移行していますし、売買物件のファミリータイプの間取りも一昔前は和室二間続きが多かったりしましたが、今では洋室のみ、しかも独立タイプの間取りになっていたり、バルコニーの幅も従来に比べ少し余裕のある広さになっていたり、ニーズも需要も変化しています。
こういう時代の流れについていくためには、オーナー自らがいろいろな現場や展示場などに足を運んだり、ネットや雑誌から情報を吸収したりということが必要になります。
不動産仲介する立場の人間はもちろん勉強して、売り方、貸し方を研究する必要はあります。
でもこれからの時代は売主、貸主自らが研究していく必要もあるとは思います。
中古住宅市場が活発なアメリカでは、それぞれ個性のある住宅が存在します。
日本のように戸建は4LDK100平米という同じよな物件ばかり存在する中古住宅市場に魅力はありません。
せめて設備やインテリアなどで差別化するとか、売り出す前にリフォームして売り出すとかの工夫が必要です。
こうすることによって売却価格は大きく変わってきたりします。
賃貸でも最近ではモデルルームを駆使するようになってきています。
家具やカーテンなどを配置し、お部屋に引越したあとのイメージを作りやすくするためです。
でもこうしたやり方は今までもあったやり方で、そうした売り方、貸し方をする人が少なかっただけの話です。
なのでもっと新しい手法というものは登場するでしょうね。
DIY賃貸というものもガイドラインが出来上がったほど今では一般化してきています。
次は何が来るのでしょう?

そういったことを考えているとワクワクします。
未来の不動産流通の形の中でもしっかり生き残っていけるように勉強しなくてはいけませんので、楽しみながらいろいろ考えてみます。

みなさまとそういう時代になった後もお付き合いできるように。
未来でもまたお会いしましょうね。

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プロフィール

masaaki ohnishi

株式会社ライフコンサルティング代表取締役 不動産歴26年 そして元日本プロ麻雀協会プレイヤー 不動産の常識をぶっ潰せ!あなたの常識、それこそが非常識かも?  現在大阪市で特区民泊施設L-style花園町運営中 #競売 #不動産 #不動産投資 #民泊 #airbnb #麻雀
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