昨日政府の平成28年度予算案が閣議決定しました。

歳出、歳入


総額96兆7218億円。過去最高の水準になっています。
そのうち国債など借金による依存度は35.6%と若干下がっています。

公債発行額

それでも34.4兆円と大きな金額です。

これはあくまで新規国債発行額ですから、国の借金がこれだけというわけではありません。

よく上のグラフはTVでも見かけますが、実態はこんな感じなのです。

国の借金1-6


平成27年度末の時点で約807兆円も国債の残高があり、来年度予算の歳入見込みが60兆円弱ですから、どれほど多額な借金を抱えているかがお判りでしょうか?

ひどくないですか??

しかも10年前に比べて50%ほど国債残高は増えています。

ここに面白い表があります。

国の借金1-4

国の歳入を年収に例え、国債残高を借金に例えた表です。

今は超低金利ですが、金利が上昇すれば一気に破たんです。

つまり、政策金利の上昇はすることができない状況なのです。

今の低水準は続きます。続かなければ国が破たんしますから・・・

消費税を増額しようが、法人税が増収しようが返せる金額ではなくなっています。

もうこうなれば極端なインフレに導くしか借金をチャラにする方法はありません。

ひょっとして近い将来、最低賃金1500円とかというのも実現するかもしれません。

世帯平均年収1000万円超というのも実現するかもしれません。

でも、その時にはコカコーラ1本300円とか、1Roomマンションの家賃が10万円という時代になっているでしょう。

そう考えると今借金を増やし、不動産投資で資産を増やしていくというのは非常に理に適っているのかもしれません。

逆に、賃貸住宅で生活していく方には厳しい時代になるでしょう。

いくら収入が増えても支出はそれ以上に跳ね上がるわけですから・・・

貯金は一気に吹き飛びます。定期預金や学資保険、生命保険なども当てにできなくなります。

逆に借金は一気に減ります。何もせずに借金が半分に。1/3に。1/10になんてことも。。。

日本という国が維持していくためには,今のままで維持していくのは不可能な状態になっているのです。

個人なら完全に自己破産や債務整理しないと無理な状況ですし、裁判所も債権者も認めざるを得ない状況になっています。

でもこれは国の話なのでそういうわけにはいきません。

ギリシャのように他国や他の機関に借金をしているなら債務放棄をしてもらえれば延命できるかもしれません。

でも日本の国債を保有しているのはほとんど年金機構や国内の金融機関です。

他国には債務放棄を認めたりしているのに日本にはそれを求めることができる相手がいません。

国民性なのでしょうか?

人が良すぎます・・・・

なので、貨幣価値を下げ借金の単位を切り下げないと、どうすることもできない状態になっています。

どうにかして一度どこかでリセットしないと無理なんです。


でもそうなれば、必然的に年金受給の方や福祉を受給している人々には厳しい状況になります。

今の生活保護の水準もおかしいところがありますので、それについては正すべきだとは思いますが。

いずれにせよ私たち世代が受給できる時には減額もしくは、増額になっても実質の貨幣価値でいうと意味のないものにはなりそうです。

国債の増加額のグラフを見てもまだ大丈夫という方がいれば、どう解決していくのか教えてください。

私の頭ではもう理解できないくらい厳しい状況にしか見えないので・・・

今は無理してでも借金をする時代なのかもしれません。

低金利ですし、金融機関も貸したいという意識がとても強い時代ですし。

またこのテーマにはちょくちょく触れていきたいと思います。

とても興味がありますし、不動産投資に多大な影響がある話ですからね。