先日小林麻央さんが亡くなりました。

まだ34歳だったので、世間では惜しまれる声が続々と寄せられています。
その中で『天使のような人だった。』
観音様のような人。』
こういうコメントも寄せられているようですが、他人に『天使』のような、『観音様』のようなと言わせる人間性って凄いな、素晴らしいなと感じます。

『いい人だったよ。』
『優しい人だったよ。』
『親切な人だったよ。』
こう言われることはあるかもしれませんが、『天使』ですからね。

美貌だけでなく、人を思いやる気持ちとか、周りに与えることが多かった人なのでしょうね。

ギブアンドテイクという言葉はあまり好きではありませんが、このくらいはこっちがやったから最低このくらいは返してよ。
人間性が小さい私はついついこう思ってしまいます。
でもそんなこと思っているやつは決して『天使のような人』と言われることはないでしょうね。

私のいる業界では情報だけ欲しがる人たちがたくさんいます。
情報だけでも商売につながりますから欲しがるのは当然ですが、情報提供したいと相手に思わせる相手じゃなければ上から下に当たり前のように水が流れ落ちるように情報は落ちてはきません。
ギブアンドテイクすらできない人が多いのですよね。
なので、このギブアンドテイクができているだけで、何かいい人なような気がするこの業界から考えるとまさに天使であり、神です。

人に何かを与え続けることができる人って俗物を超越していないとなれないような気がします。

私も精神状態が極めて健やかなときには、『誰かに何かを与えたい。』と考えることができます。
私の場合は、知識であり経験に培った経験談や情報であったりなので、社会貢献とはほど遠いものであったりします。

それでも少し仕事がうまくいってないときや、私生活で少しストレスを感じているときには『何で他人にいろいろ教えてあげなきゃダメなの?』
と悪魔の顔が覗きます。

こんな調子なら自分が死んだときに
『天使のような人』
とか
『観音様のような人』
どころか
『とてもいい人』
こう思ってもらえることさえ困難なような気がします。

今回のこの悲報を受けて改めて感じたこと。
それは
『自分が死んだときに少しでも多くの方に悲しいともらえるような人生を全うしよう。』
です。

今までも、そしてこれからも多くの方に出会うでしょう。
そして不動産という仕事に関わっている以上、少なからずその関わった人たちの人生に大きな影響を及ぼすものと思っています。
私と関わったことで人生が楽しいものになったとか、子どもたちに計画通り資産を残してあげることができたとか、そんな話を棺桶の中で聞ければうれしいですね。

そうなるために今日も頑張って働いています。
そして明日も来月も来年も。

株式会社ライフコンサルティングは、みなさまのお役に立てるため日々研鑽していきます。
こう誓った最近の出来事でした。
小林麻央さんのご冥福をお祈り申し上げます。