プロ野球の元監督である野村監督の奥さん、野村沙知代さんが昨日お亡くなりになられたそうです。

85歳で自宅で倒れ、そのまま病院に運ばれたがそのまま帰らぬ人になりました。

最後に

『左手を出して。手を握って』

と野村監督に言ったそうです。

前日の夜にはレストランで一緒に食事もしたそうです。

こういう話を聞くと、泣けますよね。

いい夫婦だったのでしょう。

最期まで看取って、前日まで一緒に食事に出かけて。

こんな夫婦になれればいいですよね。


野村監督の奥さん、沙知代さんと言えば気の強い女性というイメージでしたね。

野村監督は元阪神タイガースの監督でもあり、大好きな監督でした。

その大選手であり、大監督である野村監督が奥さんの尻に引かれているとイメージを持たれたのも、この強い女性というイメージがあったからだと思います。

尻に引かれるという言葉にはマイナスなイメージがあるかもしれませんが、個人的には尻に引かれているくらいの方が夫婦円満にいくのではないかといつも思っています。

カカア天下ですよね。

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うちの家庭もカカア天下です。(笑)

子育てしている女性に何を言っても勝てません。

『あなたが子どもを育てれるか?』

と聞かれると、

『はい。できません。』

しか答えることができませんし、逆に

『じゃあ、あなたが代わりに仕事をしてくれるか?』

なんて言ってしまうと、次の日には仕事を見つけてきそうです。

母親は子どもをを懸けて出産し、命を懸けて守ろうとします。

うちも娘が今2人いますので、命を懸けて守り抜くくらいの気持ちはもちろん持っていますが、仕事中は子どものことを忘れて仕事に集中しています。

男はそれができるんです。

でも、母親って違いますよね。

私の場合仕事だけでなく飲みに行っても、ちょいちょいかわいい娘のことを忘れて、ついつい遅い時間まで飲んでしまいます。

でもそれができるのは、家庭で奥さんが子どもたちを守ってくれているからなんですよね。

なので、少々イラストのような感じで怒られたって文句は言いません。

言っていません。

たぶん・・・



男尊女卑という言葉が今の日本では蔓延っていますが、この言葉って実は私が一番嫌いな言葉なんです。

女性を下に見ているというか、どっちが上とかどっちが下とか。

そもそも男性の方が優れているとか、女性だからダメだとかどこから目線なのでしょ?

遺伝子の話をすると、男性はXY染色体、女性はXX染色体。

そして、このY染色体というのはX染色体が退化したものと言われているそうです。

しかも女性の場合はXXのうち、一つのX染色体しか使用していない。

つまり細胞の多様化の可能性を秘めていることになります・・・・

この辺で頭がぐるぐるぐるーっと少しパニックになってきたのでやめます。

詳しい専門的な話は図書館か何かで調べてくださいね。(笑)

ということで難しい話は置いておいて、男性は女性が劣化したもの??

女性の方が、男性より遺伝子的には優れているもの。

何か、そんなイメージが私の中でずっと頭に植え付けられています。

なので私は女性が大好きです。

『女好きなのを理論的にしゃべって、正当化しているだけやん。』

とよく言われますが、仕事でも男性より女性の方が優れていると個人的には思っています。

私たちが就いてるこの職業、不動産もそうです。

自宅に長い時間生活する女性が中心になって考えるべきことが不動産なのに、不動産物件を案内するのもプロデュースするのも男性。

案内するのも契約するのも男性。

『うーん。何だか違うような。』

常にこう思ってきました。

今でこそ女性スタッフだけの店舗ってたまに見かけるようになりましたが、10数年前まで完全に男臭い業界でした。

だから進化もせず、ぞのままの形のままで取り残されているのですよね。

IT重説も今年始まりましたが、他の業界の方からすると今さら?って感じじゃないですか?

不動産業界が進化していくためには、どんどん女性の雇用が進み、劣化した男性が淘汰していくことが必要かもしれません。

業務の効率化
案内の無人化
契約のIT化

たったこれだけで有能な女性の力が発揮できます。

私が賃貸の営業店を経営していた時に、一人で来店した男性客に対しての女性スタッフの案内、これがとてもネックでした。

万一の事故、事件があったときに取り返しがつかない、こう思うと女性スタッフだけの店舗って恐くて出店できませんでした。

でも無人案内がシステム化できればこんな問題も解決できます。

また、労働時間が長いのも女性スタッフを雇用する際の問題点でした。

これも業務を効率化し、システム化することによって解決できるかもしれません。

私がこの業界に入る前、今から30年ほど前、賃貸営業は女性の仕事でした。

賃貸仲介専門店もそう多くなかった時代です。

貸家に貼紙をして、電話がかかってきたお客さまに部屋を案内する。

宅建の報酬表を見ても分かるように、本来なら貸主、借主合わせて賃料の1ヶ月分が不動産仲介の上限報酬額です。

そこに準じて大家も借主も契約していた時代は、男性スタッフが一生懸命するべき仕事じゃないと解釈され女性の事務スタッフさんが対応していたことが多かったのです。

これこそまさに男尊女卑ですけどね。

この報酬額が解釈の違いを利用して、大家さんから家賃の2ヶ月分、3ヶ月分を請求するようになり、多くの賃貸業者さんが乱立しました。

借主さんからの仲介手数料も併せると、そこそこの手数料になったので業務として十分成り立つようになったわけです。

賃貸1契約で20万円平均、1ヶ月に10本の契約で1人の営業マンあたり200万円の売り上げですから、商売としては十分ですよね。

そんなこんなで、元々女性が行っていた仕事が男性の仕事へと移行したのです。

私が賃貸営業を始めた頃、不動産業者の中でも賃貸って女性の仕事でしょというイメージが根付いており、賃貸屋さんでしょと業界の人に卑下された時期もあったくらいです。

でも今度はIT化が進み、業界が進化していく過程ではその男性スタッフが必要なくなる、そんな時代が訪れようとしています。

女性がどんどん社会に進出していくのは大賛成です。

総活躍社会ですよね。

でも、あまり活躍しすぎると逆に男性の居場所がなくなってしまうような。

子育てもできない、仕事もできない男性が増えてしまえばこれまた大変な社会問題です。(笑)

そうならない程度に、ほどほどに社会進出をお願いしますね。(笑)