ほんとうに大丈夫?不動産投資

いままでこちらのブログをご愛読いただいていた皆様、ありがとうございました。 現在は当社ホームページにブログ記事を集約いたしましたので、そちらで引き続き発信しております。ご面倒ですがブックマークのご登録変更をお願いいたします。 https://remax-l-style.com/

不動産投資はしてみたいけど不安。 不動産って騙されるんでしょって方はまずこのブログでお勉強してください。 失敗しない不動産投資。 定年退職までに年金代わりに不動産投資で資産を積み上げよう^ ^ セミナーは定期的に開催していますが、よくある売るための不動産投資のセミナーはしていません。 まずみなさんに知識を取得していただいて、その中で一緒にビジネストしての不動産投資というものを確立していければと思っています。 末長いお付き合いをお願いしますね。

空き家

今住んでいるマンションを高く売る方法

中古マンションの場合、居住中のまま売り出されることが多くあります。


売主さんが個人の場合はほとんどこのような形になってしまいます。
というのも一般的には住宅ローンを抱えたまま売りに出ることが多いので、先に引越しして空の状態で売り出すことが困難だからです。

空き家の状態にしようと思うと、まず先に引越しする必要があります。
次の物件も購入した場合、
住宅ローンを二重で抱えることになります。
この場合今住んでいるマンションを売りながらそれまでのローンを支払いつつ、次の物件のローンの支払いが始まります。
不動産会社の買取保証か何か付いていないと次の融資は受けにくいと思っておく必要があります。

買取保証というのは、仲介でこの価格で売り出します。
2ヶ月、3ヶ月で売れなかった場合は、この価格でうちが買取りしますよというものです。
仲介で売れなかったものを不動産会社が買い取るわけですから、当然それまで売りにかけていた金額よりも1割も2割も下がってしまうことになります。
つまり売却する前に購入するのは、売却のことだけ考えると得策ではないという事になります。

では、購入は後から考えるとして先に賃貸マンションか何かに一旦避難するという手はどうでしょう?
この場合住宅ローンと家賃の二重払いにはなってしまいます。
その負担が大丈夫ならという前提ですが、毎月売れるまで二重払いにはなりますが住宅ローンは元本返済部分と利息の組み合わせで成り立っています。
残債が2,000万円で金利1%で借りていたとすると、毎月の利息は16666円です。
ローンを返済していたとしても元本は減っていきますから売却できたときにその分元本が減っているわけですよね。
マンションの場合は管理費、修繕積立金の支払いが毎月生じます。
つまり、この管理費、修繕積立金とローンの利息分だけが二重払いになるというわけです。

こう考えると、丸々二重払いになるわけじゃないことがお分かりでしょうか?
居住中の場合と、空き家の状態できれいに掃除している状態とでは売却価格は変わってきます。
なぜか?

日常生活をしていると当然生活道具、家財道具は年々増えていきます。
自分では日々生活していると気にならない汚れも購入希望で内覧に来るお客様にはとても気になる汚れかもしれません。
荷物で溢れている室内と使用感のある部屋を見て『購入したい。』と思わないかもしれません。
担当の不動産会社の営業マンも実は気になっているんだけど、あなたに気を使って言えないかもしれません。
これだけでもマイナス要素ですが、居住中の場合はいつでも案内ができるわけではありません。
週末のみ、日曜日だけしか案内できないとか、時間も制約してほしいですよね。
そうじゃないと売れるまでお出かけもできませんので。
お客さんが『今から見たい。』と思っているタイミングで内覧できないこともデメリットです。

居住中と空き部屋とでは、同じマンション、同じ間取りでも100万円、200万円成約価格が変わってくるケースもザラにあります。

そう考えると、この先ほどの二重払いも高値で売却するためには有効な手段であるわけです。

引越した後に壁紙を交換したり、フローリングの傷をリペアしたりするのもとても効果的です。
見栄えがよくなるということは、気に入ってもらいやすくなるということです。

満足いく価格で売却できれば、あとはゆっくりと購入する物件を探せばいいですし、少し高く売却できた分購入価格に反映することもできます。

あとは売り出す時期によっても価格は変動します。
同じマンションや近隣のマンションで売り物がたくさんあるときにはお得感のある部屋から売れていきます。
お得感のある物件とは、つまり割安感のある物件です。
自分の部屋だけ他より200万円安いとか、同じ価格だけど平米数が広い、階数が上層階だとかですね。

逆にその地域で同じような売り物が少ないときには相場通りの価格でも、また相場以上の価格でも購入希望者が現れます。

結局、不動産って需要と供給のバランスですから、需要と供給の状態を見ながら売却のタイミングを見計らうということも需要です。

私のお客様にはよく提案するパターンです。
『今同じマンションで少し安いなと思う物件が売りに出ているので、タイミングを少しずらしましょう。』
『たぶん安いのですぐ売れますから、そのあとゆっくりと時間をかけて売却しましょう。』

実際この戦略でいくつもお客様の満足いく価格で売却のお手伝いをさせていただきました。

お客様にとっての100万円って大金ですからね。
もちろん僕にとっても大金ですが(笑)

そんなことを考えながら、実は私自身も自宅を売却しようと企んでいます。
時流がいい流れであり、マンションを売るのにはいいタイミングだと思っているので、この時期に売却して今度は一軒家を建てようと企んでいます。
子どもが女の子2人なので比較的評判のいい地域にしたいなと思っているのですが、これまたそういった地域の土地値も大きく上昇しています。
また建築費も以前に比べて高くなっていますから、それなら売却してしばらく賃貸暮らしもいいかなと思ったり。

でも先ほど言っていたように売るなら空にして売却かけた方が戦略的には有効なので、今は
『よし。先に引越ししちゃうぞ。』
そんなことを今話し合っています。

私の住んでいたマンションで、私自身がオープンハウスをしている姿も近々見れるかもしれませんよ。(笑)

その時は是非内覧にいらしてくださいね。

あっ。
もちろん冷やかしじゃないやつでお願いします。(笑)

仲介手数料の上限を緩和へ?

こんなニュースがありました。

手数料

売買の仲介手数料の上限を緩和するように国土交通省が検討しているとのニュースです。

先日のこのブログでも紹介しましたが、格安不動産物件流通がない理由として、間に入る不動産会社の仲介手数料が十分でないという話です。

重複しますが、不動産売買の仲介手数料は3%+6万円(消費税別途)ですが、200万円以下の売買金額の場合5%+消費税が上限です。

つまり50万円の不動産売買の仲介手数料は27,000円(消費税込)ということです。

これでは、登記簿謄本や公図を取得したり、市役所や現地で調査したりすると日当分を考えると大きな赤字になります。

これが少額不動産流通の妨げになっているという話をしましたが、改善に向けて現実に動き出したようです。

日本全国に点在している空家

老朽化してそのまま使用することが難しい建物などの流通改善へ一歩前進です。

ここでは18万円を上限に定めようとしているとの記述があります。

18万円あれば報酬とすれば十分動ける額なので、こういう格安物件流通を推進しようとしている私的にはWelcomeな話です。

支払う方からすれば18万円って高い金額に思うかもしれません。

でも私たち不動産会社って重要事項説明に対してとても大きなリスクを背負っているのです。

重要事項説明の調査不足により買主が損害を受けた場合、仲介会社にも責任追及の波がやってきます。

この調査も区分所有建物、比較的新しめの分譲マンションなどではとても簡単にできます。

でも格安物件、古い戸建てや連棟住宅などでは道路の権利関係も複雑ですし、境界もはっきりしていなかったりしますし、排水管が他人の敷地内を通っているとか予期しない出来事がたくさん存在します。

安ければ安いほど。

古ければ古いほど調査は難航します。

それなのに、報酬は新しい物件であればあるほど高くなり(物件価格が高いので)古い物件になればなるほど安くなります。

反比例の関係になっているわけです。

なので、お客さまが多い大手不動産会社などでは仲介を嫌がることが多いのです。

『境界を確定しないと売買できません。』

とか

『他人の排水が敷地内に入り込んでいるので撤去しないと仲介できません。』

とか。

まぁ、これはテイのいい断り文句であったりします。

18万円あればそんな言い訳をすることもなく、協力的に販売してくれるようになるかもしれません。

早く改正して、中古住宅の流通促進につながってほしいですね。


売れない物件はない?

少し前のドラマで『家売るオンナ』というものがありました。

image


その中で北川景子が演じた三軒家万智が言っていた言葉で

『私に売れない家はない。』

というセリフがありました。

私ももちろん同じ気持ちで同じようなセリフを言っていたこともあります。

でも長いことこの仕事をしていて、いろいろな経験を積んでくると売れない物件って存在することに気付きます。

それは物件が高いから、需要のない地域だからということではなく、権利関係の問題で売れない物件があるということです。

再建築不可の物件でも、ボロボロの物件でも何でも依頼されれば売ってきます。

過去には猫屋敷やゴミ屋敷、自殺した物件でも売却してきました。

そこは何とでもなるのです。

もちろん過去にそうした経緯があったことを説明して売りましたよ。

気にならないほどリフォームを施し、価格をそれなりに魅力ある金額に設定すれば買い手は見つかるものです。

でも、権利関係はどうすることもできません。

もっとも売れないというのは今すぐ売れないというだけで、時間をかければ売る方法はどんな物件でもいくらでもあります。

もちろんそれが二束三文になってしまう場合もありますが。

最近空き家問題というものがよく不動産業界で話題に取り上げられますが、相続人にたどり着かない。

所有者が認知症になり、契約当事者になれない。

こんな問題は全国各地で発生しています。

認知症になっているのを承知で売買する人もいるとは聞きますが、私たち宅建業者は免許商売ですから、そんな危ない橋は渡りません。

司法書士の先生も手伝ってはくれません。

相続人不在や連絡が取れないというケースも少なくはありません。

何度か途中で相続人の一人に連絡が取れないという理由で売買ができなくなったこともありました。

こんなケースでも遺産分割協議書をでっち上げれば登記は可能かもしれません。

(やったことないですし、やろうとも思ったことがないので実際のところ知りませんが。)

高齢化社会になり平均寿命は飛躍的に伸びました。

長生きすることは幸せなことです。

でも長生きの仕方にもよります。

相続財産をたくさん残したままで、認知症を発生してしまえばもう大変なことです。

認知症になれば後見人を立てればいいのでしょ?

後見人を立てれば財産の処分は可能です。

ただし、必要が認められた場合という注釈がつきます。

何でもかんでも売却して現金に換えるわけにはいきません。

また、相続税対策で不動産を購入することなど到底不可能です。

老人介護施設に入所させるために現金が必要になった。

そのために、住まなくなった自宅を売却する。

こうしたお伺いをいちいち裁判所に立てなければいけません。

後見人が決まるまでまず時間を要しますし、誰が後見人になるかは分かりません。

任意後見人制度であれば自由に後見人を選べるのですが、これは本人が判断能力があるうちにしてしまわなければならない制度です。

なので、認知症が発生してしまったあとでは家庭裁判所が選任した成年後見人がつく法定後見制度が適応されてしまいます。

今までお話していたご本人やご家族ではなく、後見人の方と契約の話を詰めていくことになるのですが、すんなりと進んでいかないケースも出てきます。

所有者が売主であって、売主でない。

こういうことが起こりえます。

なので、権利関係がややこしくなる前にきちんとした手を打っておいてくださいね。

せっかくの不動産が塩漬けになってしまいます。

また売れない物件=貸せない物件です。

賃貸物件も所有者が判断能力がなくなってしまえば契約当事者になることができません。

売れない、貸せない、二重苦です。

最近ではそういった事例も増えてきており、法人を立ち上げそちらに所有権を移転したり、サブリースすることにより貸主を法人にしたりとかいろいろな対策も登場しています。

困ったら誰かが解決してくれるものです。

方法は必ず見つかります。

ただし、万策尽きた状態からのご相談よりは事前にご相談いただく方が、よりスピーディーに、より簡単に解決できますので、とりあえず悩む前にご相談ください。

ご相談お待ちしております。




物件情報
ブランド時計のレンタル
記事検索
楽天市場
google
会社概要
RE/MAX L-style
株式会社ライフコンサルティング
代表取締役 大西 征昭
大阪市住吉区長居3丁目13番8号
TEL06(4703)3300
FAX06(4703)3993
mail:oonishi@life-consulting.net
プロフィール

masaaki ohnishi

株式会社ライフコンサルティング代表取締役 不動産歴26年 そして元日本プロ麻雀協会プレイヤー 不動産の常識をぶっ潰せ!あなたの常識、それこそが非常識かも?  現在大阪市で特区民泊施設L-style花園町運営中 #競売 #不動産 #不動産投資 #民泊 #airbnb #麻雀
にほんブログ村
アマゾン
はてなブックマーク
このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ライブドアブログ