昨日から東京?千葉県まで少しプライベートを兼ねてお勉強しに行ってきました。
尊敬する先生が古民家を購入し、いろいろ手をかけて再生しようとしていて、ほぼ出来上がってきたのでということで、お招きいただき勉強を兼ねて遊びに行ってきました。
成田空港からタクシーで約30分の田園風景の広がる地域にある家でした。
敷地は約3000坪で、敷地内には畑と樹齢150年の杉の木などもありとっても広々とした空間です。
敷地内には芝生を引いてありゴルフのグリーンまで作られていました。
芝刈り機で丁寧に刈り取られ、本当のグリーンのようにきっちりと手入れされているんです。
建物は二棟。
これがまた立派な建物なんです。
これだけの広い敷地を所有していた方ですから、昔は名家だったのでしょう。
建物も今でも目立った傾きもなく内装をそこそこ施せば十分に使用できるレベルです。
というより、中途半端に古い建物ではなくこの年代までいけば逆にいい建物に巡り会います。
築40年とか、築50年という建物は使い物にならない建物が多いですが、築100年レベルはヤバイです。
お風呂は今回入っていないのですが五右衛門風呂ですって。
しかも水道は井戸水です。
この井戸から出てくる水が氷水のように冷たいのです。
何もかもが新鮮です。
温故知新ですよね。
昔の古き良き日本がここにはありました。
庭もどこからどこまでが庭か分からないくらい広く、バーベキュースペースが広すぎます。
お昼からバーベキューをご馳走になりました。
バーベキューではお肉だけでなく、うなぎの蒲焼と鮎の塩焼きまでご馳走になり、古民家体験を満喫してきました。
構想ではランチが食べれるお店と外国人のゲストハウスをするそうです。
楽しみですね。
農業体験もでき、秋には紅葉も楽しめ、みんなでバーベキューもできる。
これなら交通の便が少々悪くても外国人旅行者には受けそうです。
というより、日本の家族でも十分に楽しめる空間ですよ。

これが自分もやりたーいと昨日からもうワクワクしちゃっています。
競売や不動産サイトを見て、同じような物件がないか探しまくっています。
年に1、2件くらいはこういう案件が流れてきたりしていたのですが、都合よくタイミングよくまた話がこないかなって思ってしまいます。
都心型民泊はこれはこれで魅力です。
ただこういう案件は、自分でしか作れないものが作れるという魅力があります。
完全にオリジナリティ溢れる物件が作れます。
自分ならどうするだろう?
自分の畑で採れた食材でのバーベキュー、庭の紅葉を見ながらの宴会、春のために桜を植えたいよねとか、アスレチックみたいなものも作ってみたいとか。
子どもと大人が同時に楽しめる空間って理想です。
子どもがまた来たいと思うものを作れば、必ずリピーターになります。
家族みんなが笑顔で過ごせる空間。
これが今からの時代なら自分でも作り上げていくことができます。
不動産屋さんで働きだして25年、もう四半世紀です。
今までは自分の住まいの提供でした。
ワンルームから最期の住処まで。
一人暮らしの時から関わり、新婚さんの時のお部屋、そして住宅購入に関わり、これがほとんどのゴールでした。
今の会社になってからは投資用不動産を中心に仕事をしていますので、同じお客様から何度も不動産をご購入いただいたりご売却のお手伝いをしたりと、継続した関わりが増えています。
でも毎日のようにお客様に笑顔になってもらうことは難しいのですよね。
毎日不動産物件が売れませんし、そんなに買ってもらうほどいい物件がたくさんあるわけがありません。
でもゲストハウスなら、毎日お客様の笑顔を見ることができるかもしれません。
不動産業ってなかなか安定した収益を作っていくことが難しい仕事です。
なので家賃収入ということになっていくのですが、家賃収入よりも日銭商売で、より高収益を生むことも可能です。
しかも、先ほどのバーベキューやアクティビティで付属の収益を作ることも可能です。
面白いですよね。
あと、ゲストハウスだけでなく、老後の最期の住処としてご提案していくのもいいのかなと思ったりもしています。
子どもさんが巣立ち、夫婦二人になった時に畑で野菜を作りながら自給自足の生活というのも粋ですよ。
日本人はもともと農耕民族です。
いつかは原点回帰するという風に思いませんか?
食は永遠に必要なものです。
農業がなくなることはありません。
なので、最期に土いじりをしながらのんびり過ごすというライフスタイルに戻ることもあるのでは?
地方移住という選択肢が今注目されていますが、車で1時間程度で都心に出れるプチ地方移住ってどうでしょう?
面白いのではないかなと思っているので、いろいろ調べてみたいと思っています。
追加記事にご期待ください。
それでは。