今うちの会社には息子が働いています。

息子を自分の会社に入れるなんてどうなの?

もちろんそういう声も聞きますし、私自身もそういった考え方でした。

ただ以前の会社なら他の社員もいましたので、その手前もあり一緒に働くことは拒絶していましたが、今は私一人でやっている会社です。

なので、仕事の教育と人生の教育を兼ねて一緒に働いています。

もう1年以上なるのですが、思うように成果もあげれず悩んでいるようなので、今さらながら仕事についての10ヵ条を作ってみようと思い作成しました。

これは私自身が仕事をしていく中で心掛けていたこと。

また、そうあるべきと思って行動していたことの全てです。

1.時間遵守

約束・待ち合わせ時刻に遅れるな!

予定時刻の10分前には必着すること。

2.仕事を後回しにしない

仕事は後回しにしても必ずしなくてはいけない。

それならばすぐにやった方がお客さまに対しても、上司に対しても心象がいい。

3.翌日に仕事を持ち越さない

その日与えられた仕事は極力その日にこなし、翌日に持ち越さない。

どうしても翌日以降でしか処理できない案件の場合は、翌日にその仕事を最優先して行動すること。

4.先入観を持って判断しない

物事は見る角度によって大きく異なるものであり、自分の先入観は邪魔でしかない。

客観的に物事を見ることが自分に求められるものであり、お客さまが望むものである。

5.自分にとっては日常のことでもお客さまにとっては一生のこと

不動産というものは、お客さまにとっては一生に一回の買い物になるかもしれない買い物であり、例え賃貸物件であっても人生を左右する引越しになるかもしれない。

自分にとっては日常の仕事でも、その時その時一生懸命向き合わないといけない仕事ということを認識すること。

6.プロであるという意識を常に持つこと

不動産業に携わるからには、少なからずお客さまの人生に影響を与えてしまう。

そのことを認識したうえで行動するためにはプロであることが必要である。

そのためには日々研鑽し知識を積み重ねていくこと。お客様はプロの意見を求めるために来店していることを忘れない。

7.お客様対応は準備が全て

お客さまと対面したときが営業スタートではなく、お会いする前の時間こそが一番重要である。事前準備にこそ時間を割け。

8.結果に一喜一憂しない

良い結果が出たときでも一喜一憂するのではなく、なぜうまくいったか考察すること。

悪い結果が出たときに反省するのではなく、良い結果が出たときに反省できるものだけが自分のスタイルを確立できると思え。

9.積み重ねてきたことだけが結果として返ってくる

日々の積み重ねてきたことで結果が出たときにこそ喜べ。

たまたま出た好結果はただのフラッグだと思え。

良いことも悪いことも日々の積み重ねの結果であり、努力は結果を裏切らない。

10.有言実行が美徳だと思え

不言実行は達成できなくでも誰にも非難されない。

有言実行はできて当たり前、できなければ非難を受ける。

でも、それを乗り越えないと自分の限界を超えれないと知れ。

11.常に目的意識、目標設定を忘れない

目的、目標は常に設定しておくこと。

まず目的に向けて目標を設定し、その目標に向けて自分の行動を設定する。

行動を設定したあとは、自分が立てた目標に近づくためにさらに詳細な目標を設定する。

週単位、日単位の目標を設定し行動していくこと。

12.悩んで考え抜いていいのは1時間

1時間悩んで考え抜いて答えが見つからないものは1日考えても1ヶ月考えても結論は出ない。

それならばその考え抜いた時間さえ無駄に終わる。

考えて結論を見いだせないものは無理に追いかけない。切り替えて他の行動に移るべき。

13.トラブル対応最優先

何よりも優先してしなくてはいけないことがクレーム対応であり、トラブル対応である。

トラブルは時間が経過すればするほど重大なトラブルへと発展する。トラブル早期解決が最優先事項である。

14.考えるより即行動

考えてから行動すると他人に一歩遅れを取る。

行動しながら考える癖を身に付けろ。

行動する前に考えるのは知恵を持ってからで遅くない。知恵を持たざる者はまず行動することこそが美徳である。


えーっと、10ヵ条のはずがあっという間に14ヵ条になってしまいました。(笑)

細かいことまで加えると20じゃ利かないと思います。

若い時、20台の時に心掛けていたことを思い出しながら書いてみました。

若いうちって自分がどう行動していくべきか、またどうものごとを考えていくか悩みます。

『どうしておれだけ?』

こう思いがちです。

他人を羨む気持ち、妬む気持ちになりがちです。

でも、ふとあるとき気が付くことがあるのです。

自分を客観的に見たときに、自分は頑張っていたのかと。

自分主観で見ている時には決して気が付きませんが、第三者の目で上から見てみると

『あいつの方が頑張っているや。』

こう気づいてしまうのです。

でもその時こそが自分が本当に変われるきっかけです。

そのきっかけが10台で訪れる人もいれば、30になっても40になっても訪れない人もいます。

私の場合、人より時間はかかりましたが気づくことができました。

いつの間にか今度は自分が人に気付かせる立場になっています。

このブログをご覧の皆様はもうとっくに気付いている人たちなのですが、偶然このブログに訪れこの記事をご覧のまだ気づいていない人がいれば、きっかけづくりの一つとしてご利用ください。

起業家として事業を起こすことは難しいことではありません。

また不動産投資で資産を増やしていくことも決して難しいものではありません。

こんな私ができていることですから。

あっ。

私の場合、お金を作ることは上手なのですが自分のお金の管理が超下手なのでお金は残っていませんよ。(笑)

お金の使い方誰か教えてください・・・

代わりにお金の稼ぎ方教えますから。(笑)

私が不動産業に入ったころ、できる男は

いい車に乗って、いいところに住んで、いい女連れて(これは少し語弊がありますね・・・)、そんなバブリーな先輩たちがたくさんいました。

お酒の飲み方も豪快で、一晩で何十万も使うような人たちがたくさんいました。

でも今ってそこまで儲かりませんからね。

儲かっている人はきっと悪いことをしている人たちです。(笑)

そこまで儲からなくても、普通に年に数回旅行に行けて、車を定期的に乗り替えれて、満足いく住まいに住めていれば十分ですよね。

ここを節約してしまうと仕事の原動力を失いそうなので、お金が一向に貯まりません・・・

でも自分がよくて、家族が満足していればいいですよね。

私の場合、あと家族を納得させるだけです。

じゃあ全然ダメじゃん。

そういう声が聞こえてきそうなので、今日はこの辺で。


さあ、また家族のためにがむしゃらに働きましょう。


それではまた。