ほんとうに大丈夫?不動産投資

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不動産投資はしてみたいけど不安。 不動産って騙されるんでしょって方はまずこのブログでお勉強してください。 失敗しない不動産投資。 定年退職までに年金代わりに不動産投資で資産を積み上げよう^ ^ セミナーは定期的に開催していますが、よくある売るための不動産投資のセミナーはしていません。 まずみなさんに知識を取得していただいて、その中で一緒にビジネストしての不動産投資というものを確立していければと思っています。 末長いお付き合いをお願いしますね。

資産家

今後の不動産投資の融資状況はどうなる?

今日のテーマは不動産投資向けの融資状況は今後どうなっていくか?
というテーマです。

つい昨年までは『サラリーマン大家さん』ブームが巻き起こっていました。
節税対策から始まり、アパートローン、法人スキーム、そして問題になったスルガスキーム。

大ブームで、いろいろな不動産会社が主催する不動産セミナーは大盛況でした。
その流れもあり、投資用不動産の価格はどんどん上昇し『バブル』とも呼ばれだしました。

出口のなかった築古のアパートやマンションが、超長期融資により日の目を浴び、10%を超す利回りの物件は飛ぶように売れていきます。
その流れに乗っかって、うちの会社でも多くの投資用不動産の売却のお手伝いをさせていただきました。

そんな流れに一石を投じたのが『かぼちゃの馬車』です。
シェアハウスのサブリース。
価値のない部屋に、サブリースという魔法をかけて満室想定金額を上げ、高値で売却していきます。
長期の家賃保証が付いた物件は空室リスクがない。
金融機関が価値のない不動産に高額な資金を融資するわけがない。
まさに魔法にかかったのように、物件がはけていきます。

建てては売り、建てては売りでしたが、建物が完成するとサブリースの賃料の支払いが開始します。
元々相場よりかなり高額なサブリース賃料を約束していましたから、その賃料を支払う原資はありません。

数が増えれば増えるほど赤字です。
その支払いを売却代金で補っていたのが、賄いきれなくなり破綻。
サブリースの賃料は滞り、シェアハウスオーナーは銀行への返済が滞る。
一気に問題は明るみに出ました。

問題はこれだけでは済みません。
融資にあたり売買代金が改ざんされていた。
自己資金のエビデンス(根拠・証拠)が改ざんされていたことが同時に露呈します。
もちろん、かぼちゃの馬車以外の物件の融資にも波及し、サラリーマン向け融資への目が一気に厳しくなりました。

普通に考えれば、一介のサラリーマンが億を超える物件の頭金、諸費用を自前で調達することは不可能に近い状況です。
だって、杓子定規に考えると物件価格の2割+諸費用(物件価格の5%~8%)です。
2千万円~3千万円近くの現金が必要なわけで、その資金をすっと出せるサラリーマンがそんなに多くいるわけもありません。

フルローンの終焉です。

フルローン、これは物件価格の満額の融資のことです。
今回問題になったケースでは、フルローンではなくオーバーローンが行われていました。
オーバーローンというのは、物件価格満額と諸費用の総額を全額融資で賄うというものです。

手出しなしで億単位の物件を購入する方にも問題があるような気はするのですが、そこは置いておいて。

今後の融資状況について語ってみましたので、こちらをご覧ください。



要約しますと、サラリーマン向け融資は引き締め傾向にあります。
というより、ほとんどストップしています。
すでに何棟か所有していて、きっちりとキャッシュフローが回っているオーナー様にはまだチャンスはあります。
ただ、帳簿価格と残債を見れば購入時にフルローンをしていたのか、オーバーローンで購入していたのか、見る人が見ればすぐに分かってしまいます。
その方々はアウトですよね。
次の物件からの融資はほぼ受けれないと思ったほうがいいかもしれません。

方や、資産家向け富裕層向け融資は相変わらず堅調です。
ここを引き締めてしまえば貸出先がなくなってしまいますから、出すしかない状況なので。

これからは、貸せる人(貸したい人)と貸せない人(貸したくない人)に大きく二分されます。
二極化の時代です。

銀行が貸したい人になるにはどうすればいいでしょう?
これからは、銀行が取りはぐれのない人だと思わせることがとても重要です。

融資物件の空室が増えても、他の収入で補える人。
これがサラリーマンの場合当てはまっていたのです(高年収の方)が、そこは関係なく判断されるようになっていきます。
※医師や士業の方除く。
また、万一の時に備えて他の資産がある人。
無担保の不動産であったり、現預金・証券であったり。

このあたりの資産背景は必須になってくると思われます。

『ほかに資産があれば、銀行から借りなくてもいいんじゃない?』
はい。その通りなんです。

銀行って昔からそんなものです。
借りなくていい人にはじゃんじゃん融資したい。
借りたいという人には、できる限り貸したくない。
おかしな話でしょ?
でも、そんなものです。

現金1億円見せて、1億円の不動産を購入するから貸してほしい。
極端な話、こんな話を望むわけです。(笑)

なので、できる限りキャッシュポジションを多く持つ。
現預金を持ったまま、融資を受ける。
それが必須になってくるわけです。

『いきなりそんなことできないよ。もう不動産投資は無理だ』
こんな声も聞こえてきそうですが、だれもがいきなりお金持ちになるわけじゃありません。
小さい不動産を売買して、売却益を得てコツコツと資産を増やしていく、そんな方法もありますので、決してあきらめないように。

損しない不動産取引の方法は追々勉強していきましょう。

そんな不動産投資について学べるL-styleClubが5月よりリニューアルし、オンラインサロンとして再稼働いたします。
動画の配信、決して一般公開できない不動産の購入テクニック、売却テクニックなども出し惜しみなく公開していきます。

正式なリリースまでもう少々お待ちくださいね。

伝えたいことは、まだまだたくさんありますので、今回のようなブログ&動画で随時発信していきたいと思いますので、まめにチェックしてみてください。

それではまた次回をお楽しみに。

不動産会社の社員が客の資産家に恐喝って・・・



こんなことがあるんだっていうニュース。
二世帯住宅を建てたいと相談に来たお客さまを『800万円用意しないと孫を誘拐するぞ』とポストに脅迫状を入れたとして不動産会社の社員が恐喝未遂で逮捕されたそうです。

お金がないところからお金を増やそうとするのはとても大変です。
借金がある状態から0の状態に戻し、そこから資産を築くのはもっと大変です。
今回の容疑者も38歳で借金があったということなので、ここで何とかしなければという気持ちがこういった行動に走らせたのでしょうか?

借金=悪いことという考えはありませんが、計画のない借金をしてしまうと人生で詰んでしまうかもしれません。
生活費のために借入れする。
遊興費のために借金をする。
これは最悪です。
若い時によくありがちな行動ですし、今の金融機関のカードローンなどはこの行動を煽る商品です。
返せるあてのない人に貸し出す、だから高い金利を取るわけでしょうが、今の世の中これだけ低金利の世の中なのに年利15%とか、どうやっても返せる金利ではありません。
普通預金の金利が年利0.01%ですよ。
その1500倍の金利です。
定期預金の金利が0.1%くらいでしょ。
その金利と比べても150倍。
アパートローンを借りる場合でも高い人で4%前後です。
その金利と比べても4倍以上。
つまり借りたらダメ。
借りたら終わりという金利です。
私はこのブログでよくお話していることですが、4%の金利でしか借りれないなら不動産は購入してはダメ。
その金利でしか調達できない方は足を踏み入れてはいけない世界です。
だって、1%前後で資金調達できる人がいる状態で4%前後でしか資金調達できなければその差だけで年間3%の差が生まれます。
一億なら年間300万円。
若いサラリーマンの年収です。
物件一つで人一人雇えるほど不動産投資って儲かると思っていますか?
仮にそれだけ儲かったとしても±0です。
融資を受けて物件を購入する場合、大事なことはどれだけ利回りが回っているかどうかではなく、どのくらいの金利で資金調達できるかです。
逆に現金をたくさん持っている方なら利息の支払いもありませんので年利5%以上の収支を得るのは容易くなります。
つまり、持っているものは強く、持たざるものは弱い、弱肉強食の世界です。
その世界で勝ち抜くには最初にそこそこの自己資金を用意している方が圧倒的優位に立ちます。
かといって、カードローンとかを利用して無理くり現金を作っても全く意味はありませんのでご注意を。

日本はアメリカと違ってノンリコースローンではありません。
一つの失敗がすべての資産に及びます。
だから属性の高いお客さまにはどんどんアパートローンで貸し出し、属性の弱いお客さまにはカードローンで金利を荒稼ぎします。
これもそれも全て金融機関の営利目的だということを忘れてはいけません。
融資を利用するならその仕組みをきちんと理解し、有効利用しなければいけません。
銀行は晴れてる日にしか傘を貸しません。
ならば、自分の周りは晴れているように見てもらわなければなりません。
お金のあるところに貸し、お金に困っている人にはお金を貸しません。
ならば、お金があることを見せなければなりません。
物件を一気にたくさん所有しようとすればそれなりに自己資金はショートしていきます。
フルローンやフルローンに近い金額を融資受けれるなら多少金利が上がってもいいや、こう思う気持ちは分かります。
でも借入額が増えてくるとたった0.1%の金利の差が年間で何百万円の差になって現れてくるということを覚えておいてください。
0.1%でそれだけの差ですから、カードローンの15%や、クレジットカードのキャッシング、リボ払いも同じですよ。
資産を増やそうとする人がそのくらいの計算はできないと、たとえ不動産を所有したところで結果は目に見えて分かります。
不動産投資を志している方はくれぐれもカードローンとリボ払いは利用しないようにしてくださいね。

というお話でした。

それでは。

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プロフィール

masaaki ohnishi

株式会社ライフコンサルティング代表取締役 不動産歴26年 そして元日本プロ麻雀協会プレイヤー 不動産の常識をぶっ潰せ!あなたの常識、それこそが非常識かも?  現在大阪市で特区民泊施設L-style花園町運営中 #競売 #不動産 #不動産投資 #民泊 #airbnb #麻雀
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