最低賃金を引き上げるというニュースが出ていました。

最近吉野家とか、少し低料金の飲食店に行くと外国人のアルバイトスタッフがとても多いんですよね。
大阪だけなのかもしれませんが。

安倍さんが思っているほど日本の景気は上向いていません。

利益率を上げるために安い賃金で雇える外国人労働者を雇っている。
1000円もの時給を出せるならわざわざ日本語が片言の外国人を雇うのでしょうか?

これが逆に雇用を生まなくなるような気がします。
まともに働いてくれるかどうかわからないのに1000円もの時給を払えないですよ。

しかも労働量が違う様々な職種を同じ規定で縛るのもどうかと‥

逆に最低賃金を撤廃した方が多くの雇用を生み出すような気がするんですよね。

今のスタッフの数でも何とか回せるけど、安い賃金で雇えるならアルバイトを雇おうかとか、安い賃金ならあと2時間働いてもらおうかとか。

若い人には多くの雇用のチャンスを与えるべきでしょうが、この最低賃金ならどうしても労働時間を短縮したくなりませんかね?

朝9時から夕方5時まで働いて、休憩1時間で日給7000円。
私が若い時って、バブルの景気が良かった時に、引越しのバイトをして、1日2件も3件も回って、フラフラになりながら日給7000円くらいでしたけど‥

あの頃より景気はいいってことなんでしょうか?
それとも所得倍増計画でもぶち上げるつもりでしょうか?

インフレに誘導するならこの政策はありなのかもしれないですよね。
でもそうなると、賃金を上げても国民の生活は豊かにならないですもんね。

積もりに積もった国の借金はインフレにでも誘導しない限りは解決できないし、膨れ上がった社会保障費もインフレにならない限り解決できない。
結局通貨を切り下げして誤魔化すだけの話になっちゃうんですが‥

一億総活躍っていうのは、雇用の機会を増やし活躍の場を提供しますよって話だと思っていたのですが、どうやら違うのかな?

女性の雇用機会を増やす。子育てをしていた主婦にも労働機会をとか、定年退職65歳まで引き上げるとか、要はみんなで寄ってたかって働かなければ生活はできませんよ。死ぬまで働かないと社会保障はないですよということなのですか?

豊かな日本にするために、日本国民が幸せに暮らせる世の中にするために、しなければいけないのは賃金を上げることでも、定年退職の年齢を伸ばすことでも、主婦を働かせることでもないと思います。

多くの雇用機会を生み出す施策を考え出し、最低賃金を撤廃してでも雇用のチャンスを作ることなのでは??

すべての業種、職種を一律に賃金値上げではなく、社会に大切な介護、保育、教育などに補助金を出してでもそこで働く労働者の数を増やすことと、賃金を確保してあげることなのでは。

賃金が低いから志を持っている人たちが集まりにくい。介護保育教育など特にそうだと思います。

今まで日本を支えてくれたお年寄りたちは大切にしないとダメですし、これから日本を支えていく子供たちの人間形成に大きく関係する保育、教育の世界で働く人たちがもっともっと優秀で志を持っている人たちで溢れるように。

そういった中で育っていく、これからの世代の人たちが新しい日本を作り上げていくわけですから。

きちんと税金は納めますし、これからももっともっと納めれるように頑張ります。
なので、使い道を選ばせてもらえないもんですかね?

納税の時にせめて、10%でも使い道を選べるような社会にならないもんでしょうか。
ふるさと納税でチョイスできるんですから、それくらいできそうなんですがね(笑)

今日はちょっと不動産に関係ないことばかり書いてしまいました。

明日からはまた不動産に関係する話をちゃんと書きますからね。

それではまた明日。