正月休み満喫しています。

家族とゆっくり過ごすお正月。

お客様、業者さんから電話のかかってこない休日。

滅多にない、仕事のことを考えない時間です。

お正月となると、うちの実家に行ったり奥さんの実家に行ったりと、滅多に会わない親せきとも会うことになります。

うちには娘がいますから、お年玉をもらうんですよね。

その時に
『ありがとう。』
と言うんだよと教えているんですが、いつの間にかそれが進化して
『ありがとう。大好き。ちゅっ』
と抱きついてホッペにチューするようになりました。

これをすると大人たちはメロメロになります。

『わぁ。かわいいー。』
と満面の笑みで喜んでくれます。

もちろん親せきですから、うちの娘を可愛がってくれるので特段に効果的なのですが、人を喜ばせるということに対してのテクニックを2歳にして身につけてしまいました。

この行動に限らず、子どもって無邪気で愛くるしくて、見ているだけで幸せになります。

私たちの仕事、不動産業はサービス業でもあります。
情報産業とも言えますが、ここではあえてサービス業ということでお話をします。

サービス業とはその名の通り『サービス』を提供して対価をいただく仕事です。

では、どこからがサービスでどこからがサービスではないのでしょう?

私の中のサービス業のサービスとは
『人が期待しているもの以上のものを提供すること。』
と解釈しています。

つまり
『お値段以上、ニ○リ』
みたいなものです。

『対価に対してなるほど、この値段にしては納得』と思われるものはサービスではなく物販と同じだと思っています。

クラブとかキャバクラに何故大人の男たちはお金を使うのか?
酒屋で買えば一本2000円、3000円のお酒に一本1万円、2万円のお金を払うのか?

もちろんその対価に納得がいかなければ二度とそのお店には通いません。
でも常連になったり、何度も足繁く通う人もいます。

家で飲む2000円のお酒より、お店で飲む1万円のお酒の方が楽しく飲めるからですよね。

もちろん他の理由で通う方も少なくはないでしょうが。(笑)

ブランド物の服がなぜあんなに高いのか?
それでも売れるのか?

もちろん斬新なデザインであったり、いい素材を使っているものもあるでしょうが、それだけではありませんよね。

同じようなデザインの服がユニクロだと2000円で売っているものが、ブランド品になると10倍以上の価格に跳ね上がったりします。

それはお店自体のプロデュースの仕方であったり、店員さんの接客スキルであったりであるかもしれませんが、一番の理由は
『そのものを身につけていることのステータス』
であったりします。

もちろん先ほどような飲み屋さんに行かないという人も、ブランド物には興味ないという方もたくさんいるでしょう。

お酒も立飲み屋で十分、服もユニクロで十分。
安くてたくさん飲める方が、安くてたくさん買える方がいい。
という方も多いかもしれません。

不動産業でも同じです。
『こっちの店の方が仲介手数料が安いから。』
という理由だけで来店する店を選ぶお客様もいらっしゃいます。

賃貸なら仲介手数料0円というお店も最近では増えています。
売買でも、売主は仲介手数料半額というようなお店もあったりします。

こういうお店を選ぶお客様を否定するわけではありませんが、こういう手段で集客している会社やお店は否定します。

私も以前の会社で同じようなことをしたことがあります。

『敷金0、礼金0、仲介手数料0円』
という看板を店頭に作りました。

その当時そんな会社などほとんど見たことがありませんでしたので、毎日のように新規の飛び込み客が来店しました。

何の策も、何のテクニックも要らない禁断の手法です。

隣のお店がランチ600円で提供していれば、
『うちは明日から500円だ。』
これと同じです。

同じような間取りの隣のマンションの家賃が5.5万円なら
『うちのマンションは5万円で募集しよう。』
これと同じです。

何が言いたいのか?

簡単に思いつく手法は、簡単にマネされるということです。
奪いとられた相手方は
『じゃあうちは明日からランチ450円。』
『うちのマンションは家賃4.5万円。』

イタチごっこですよね。
結局両方とも本来得れる利益を損失することになります。

最近大阪の賃貸物件では、敷金0、礼金0という物件が増えました。
でもその代わり保証会社には必ず加入、鍵交換代、火災保険、ハウスクリーニング費用などが取られるようになりました。
その費用で結局家賃の一ヶ月分くらいの費用がかかるのですが、その費用はオーナーさまには入りません。
管理会社が取得したり、賃貸仲介会社が取得したりします。
また、仲介手数料0円の会社ではオーナーさま、管理会社から出る広告料という名の仲介手数料の金額を見て物件紹介をします。
お客様から手数料取らない分、どこかで穴埋めをしようとするわけです。

結果、仲介手数料はかからないけどその分いいお部屋を紹介してもらう機会を失うことにも繋がりかねません。

売主の仲介手数料半額というのも同様です。
仲介手数料だけにつられて本来売却できる価格より安値で売却するハメに陥る可能性もあったりします。

仲介手数料無料などの費用を全面的に打ち出す会社ほど、そこに頼らなければいけない何らかの理由があったりします。

他のセールスポイントがないからそこに頼らなくてはいけなくなったりするのです。

サービスの意味を履き違えるとこういうことになるのですが、お客様第一主義の考え方をしていると自然にお客様に喜んでいただける何かを提案できたりするものです。

何かをおまけするということだけがサービスではないということです。

例えば以前、地方から大阪に出てきたばかりの学生に街の情報、スーパーの場所から営業時間、美味しくて安いお店の紹介から、電化製品を買うならここがいいよという冊子を作ってプレゼントしたことがありました。

お客様はとても喜んでくれました。

また、ガス開栓は必ず立ち会いになるのですが、代理で立ち会って開栓してあげるだけでとても喜んでもらえたりしました。

お客様が分からないことを教えてあげる。
不安に感じていることを解消してあげる。
こちらでできることはできる限りしてあげる。

これだけで十分なサービスになるものです。
だってこのくらいのこともしてくれない会社がほとんどの世の中なので。

相手が何をしたら喜ぶか?
2歳の子どもでも実践できることがあるのです。

お金をもらって仕事をしているのなら、最低限そのくらいは考えないといけませんよね。

今年もライフコンサルティングはお客様本位で頑張っていきたいと思っています。

お客様の幸せはわたしの幸せ。
ひいては会社の発展に繋がります。

お客様の幸せをどんどん作っていける一年にしていきたいと思います。

ということで、今年も一年よろしくお願いいたします。