2016年度の訪日外客数が発表になりました。
日本に訪れた外国人旅行客の数です。
2015年は過去最高の1974万人でした。2,000万人に届こうかという数字でしたが少し足りない数字で終えました。
『爆買い』が話題になった年です。
爆買いの勢いは少し落ちどうなるのかと思った昨年、2016年でしたが結局ふたを開けてみると過去最高2,403万9千人。前年度対比で21.8%増の数字で落ち着きました。
この数字をどうとらえますか?
『勢いが落ちたね。』
という方もいるかもしれません。
でも、2015年1974万人、2014年1341万人、2013年1036万人、2012年836万人、2011年622万人。
この数字と比べてみてどう思いますか?
2015年は前年対比147%という驚異的な伸びでした。
約1.5倍ですから
『何か最近外国人が増えたよね?』
と何となく実感できるくらいの伸び率です。
ここ数年の外国人旅行客の伸び率はすごいことになっています。
これはただ単に日本が注目されているわけではなく、ビザの緩和など政府の施策の後押しがあってのことです。
それに乗っかる形で関西国際空港も発着率を大きく伸ばしました。
今や深夜着便など当たり前になっており、LCCのたくさんの航空会社が乗り入れています。
2012年から比べて4年で3倍、2011年から見ると5年で4倍もの数字になっています。
2020年オリンピックイヤーには政府目標として4,000万人という数字を掲げていますから、それもこの勢いが続けば何となく実現できそうな感じではないでしょうか?
ただ順調に観光客数は増えているものの、相変わらずアジア各国からの旅行客がほとんどのウェイトを占めています。
2016年の日本政府観光局が発表しているデータによると2403.9万人の国別内訳は以下の通りです。
中国からがもちろんTOP、637万3千人でシェアは26.51%。
以下韓国509万人で21.18%、台湾367万人で17.34%、香港が152万人で7.65%。
実に東アジア4国で72.67%も占めています。
次いで多いのがアメリカの103万人で5.17%、タイの79.6万人の3.75%です。
東アジア以外の国からの来日外客がまだまだ少ないのが分かります。
中国本土は人口が13億6千万人いますので、その割合でいうとまだ0.46%。
一年間に日本に来る数が中国国民の人口比でいうとたったの0.46%です。
まだ200人に1人も来ていないことになります。
これだけ中国人を街中で見ることが多い時代なのにです。
中国人恐ろしい・・・
それに比べてお隣韓国の人口は5042万人です。
そのうち509万人も昨年一年で日本に訪れているわけですから10人に1人以上の確率です。
台湾の人口も2348万人ですからそのうち367万人なので、実に15.6%。
いかに親日かがうかがえますね。
中国人はまだまだ0.46%の国民しか来日していません。
しかもその日本に来ている中国人は富裕層の方々です。
そう考えると国民性の違いというか、何というか・・・
でも日本に来る以上お客様ですしね。
うまくもてなして日本にお金を落としてもらいましょう。
でも一つ気になるニュースが。
中国国内からのお金の持出しの規制が1月1日からかかっているということです。
不動産などの投資用には中国国内から持ち出したお金を使用してはいけないというお達しが出ているそうなので、それが日本に今後どういった影響を及ぼしていくかが心配です。
スーツケースに現金を忍ばしたり、電子マネーに換金して持ち出したり、いろいろな方法はあるのでしょうが有識の中国人は一線を引いてしまう可能性もありますよね。
ところでビットコインの取引が中国国内で活発だそうです。
これも外貨に換える一つの方法として利用されているのでしょうか?
うーん。
中国は分からない。
元安も止まっていないので、今後どういった政策を打ち出してくるのか?
中国経済が崩壊すれば世界経済にも尋常ない影響は及ぼすでしょうから、うまく世界中とお付き合いしてほしいものです。
今年のインバウンドはどういった動きになるのでしょうか?
楽しみではありますが、どんどん新しい動きが出ているのでそこにも注目です。
今年の年末には訪日外客数3,000万人突破。
こんなニュースも出ているかもしれませんね。
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日本に訪れた外国人旅行客の数です。
2015年は過去最高の1974万人でした。2,000万人に届こうかという数字でしたが少し足りない数字で終えました。
『爆買い』が話題になった年です。
爆買いの勢いは少し落ちどうなるのかと思った昨年、2016年でしたが結局ふたを開けてみると過去最高2,403万9千人。前年度対比で21.8%増の数字で落ち着きました。
この数字をどうとらえますか?
『勢いが落ちたね。』
という方もいるかもしれません。
でも、2015年1974万人、2014年1341万人、2013年1036万人、2012年836万人、2011年622万人。
この数字と比べてみてどう思いますか?
2015年は前年対比147%という驚異的な伸びでした。
約1.5倍ですから
『何か最近外国人が増えたよね?』
と何となく実感できるくらいの伸び率です。
ここ数年の外国人旅行客の伸び率はすごいことになっています。
これはただ単に日本が注目されているわけではなく、ビザの緩和など政府の施策の後押しがあってのことです。
それに乗っかる形で関西国際空港も発着率を大きく伸ばしました。
今や深夜着便など当たり前になっており、LCCのたくさんの航空会社が乗り入れています。
2012年から比べて4年で3倍、2011年から見ると5年で4倍もの数字になっています。
2020年オリンピックイヤーには政府目標として4,000万人という数字を掲げていますから、それもこの勢いが続けば何となく実現できそうな感じではないでしょうか?
ただ順調に観光客数は増えているものの、相変わらずアジア各国からの旅行客がほとんどのウェイトを占めています。
2016年の日本政府観光局が発表しているデータによると2403.9万人の国別内訳は以下の通りです。
中国からがもちろんTOP、637万3千人でシェアは26.51%。
以下韓国509万人で21.18%、台湾367万人で17.34%、香港が152万人で7.65%。
実に東アジア4国で72.67%も占めています。
次いで多いのがアメリカの103万人で5.17%、タイの79.6万人の3.75%です。
東アジア以外の国からの来日外客がまだまだ少ないのが分かります。
中国本土は人口が13億6千万人いますので、その割合でいうとまだ0.46%。
一年間に日本に来る数が中国国民の人口比でいうとたったの0.46%です。
まだ200人に1人も来ていないことになります。
これだけ中国人を街中で見ることが多い時代なのにです。
中国人恐ろしい・・・
それに比べてお隣韓国の人口は5042万人です。
そのうち509万人も昨年一年で日本に訪れているわけですから10人に1人以上の確率です。
台湾の人口も2348万人ですからそのうち367万人なので、実に15.6%。
いかに親日かがうかがえますね。
中国人はまだまだ0.46%の国民しか来日していません。
しかもその日本に来ている中国人は富裕層の方々です。
そう考えると国民性の違いというか、何というか・・・
でも日本に来る以上お客様ですしね。
うまくもてなして日本にお金を落としてもらいましょう。
でも一つ気になるニュースが。
中国国内からのお金の持出しの規制が1月1日からかかっているということです。
不動産などの投資用には中国国内から持ち出したお金を使用してはいけないというお達しが出ているそうなので、それが日本に今後どういった影響を及ぼしていくかが心配です。
スーツケースに現金を忍ばしたり、電子マネーに換金して持ち出したり、いろいろな方法はあるのでしょうが有識の中国人は一線を引いてしまう可能性もありますよね。
ところでビットコインの取引が中国国内で活発だそうです。
これも外貨に換える一つの方法として利用されているのでしょうか?
うーん。
中国は分からない。
元安も止まっていないので、今後どういった政策を打ち出してくるのか?
中国経済が崩壊すれば世界経済にも尋常ない影響は及ぼすでしょうから、うまく世界中とお付き合いしてほしいものです。
今年のインバウンドはどういった動きになるのでしょうか?
楽しみではありますが、どんどん新しい動きが出ているのでそこにも注目です。
今年の年末には訪日外客数3,000万人突破。
こんなニュースも出ているかもしれませんね。
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