『おれ、こんなに努力してるのに。』
よくこう言う人がいます。
でも、努力って自分の口から頑張ってますよ、認めてくださいねと言うものではありません。
他人が頑張りを認めてくれて初めてそれは努力と呼ばれます。

そして努力って必ず報われるものではありません。
いくら頑張ったって結果が付いてこないこともあります。

それは、自分以上に頑張っている人がいるからか、努力の方法が間違えているのかは分かりません。
でも努力していないところに結果が付いてくることはありません。
例え、たまたま上手くいったとしても継続できるとは限りません。
努力して得たものでなければ失うのも早いものです。
でも、努力の末に手に入れたものならそれは簡単には手元から離れてはいきません。
努力というものは、自分が振り返った時にできている道です。
そして振り返った時に自分の自信が確信に変わります。
『絶対上手くいくよな。』

こうして私は生きてきました。
『努力したって必ず上手くいくか分からないでしょ。』
こんなことをたまに言われます。
でも
『宝くじかって、買わなきゃ当たらないでしょ。だから、努力しないと上手くいくわけないでしょ。』
頑張ってもいないのに成功する話など誰が持ってきてくれるんですか?
そんなうまい話など世の中にはないですよ。
世の中にあるのは、頑張ったら何とかなる世界、そしてリスクはあるけど儲かりそうな話だけです。
頑張っても誰も上手くいかないことなど世の中にはありません。
ノーリスクで儲かる話も世の中にはありません。
あるとしたらきっと騙されています。
こういう考え方をするのは少し私がヒネているからでしょうか?
そうかもしれません。
正直者が損をする世の中になっています。
高齢者相手の詐欺話など跡を絶ちません。
お店でクレームを言った人に丁重な扱いをしないといけない風潮もあります。

何なんでしょ。
小学校の時に教えてもらった道徳教育は社会では役に立ちません。
ただ、人としての道は示してくれています。
先日テレビで言っていましたが、二宮金次郎の銅像、小学校にあったやつです。
薪を背中に背負って本を読んでるその姿が歩きスマホを誘導しているということで、最近の銅像は座っているそうです。
クレームを言った人もどうだかと思うのですが、そのクレームに対して即座に対応する方もどうなんだろと。

本来の教育の姿が、クレーマーによって妨げられているような気がします。

努力することが美徳だった時代、
『頑張れ、もっと頑張れ、自分を追い込め。』
部活動ではそうじゃありませんでしたか?
『24時間たたかえますかー♪』
こんなCMもありましたよね。




そんな時代だったのですが、今は変わってしまいました。
それどころか週休2日、プレミアムフライデー、どんどん労働時間は短くなります。

長く働くことが全てではありませんが、日本が景気良かった時代、支えていたのはこうした私の父親の年代のサラリーマンだったのでないですかね?

日本に生まれて、日本に育ち、良かったと心の底から思えた国、私たちの子供たちにはどう映っているのでしょうか?

この国に生まれてよかった。
この親から生まれてよかった。
こう思えるようにしないといけないな。

未来を作るのは政治家ではありません。
自分たちですよね。

あと20年は頑張って働きます。
というか働けます。
24時間とはいきませんが、18時間くらいなら何とかなるかな。(笑)

そんなことを言いながら、明日はお休みをいただきます。
家族サービスです。
頑張りすぎて家族を失ってしまうと困りますので。

さぁ、今年も頑張るぞー