昨日の大阪市長、大阪府長W選挙大阪維新の会が圧勝したことで前回住民投票で否決された大阪都構想の話が再燃していますね。
前回は大阪市民、私も含めてですがはっきりとわからないまま時期尚早な住民投票だったような気がします。

反対はしていないけども、賛成して大阪市がなくなるのもどうなるのだろ?
という意見も多かったような気がします。
反対派は大阪市がなくなっていいのですかという主張。
維新は都構想で改革を進めましょうという主張。
中身についてはよくわからないまま投票を迫られたという形だったのではないでしょうか?

これから大阪市を支えていかなくてはいけない若い世代にも分かるように、自分たちの未来がこの政策によってどう変わっていくのかを説明する必要があると思うんですよね。
近所の集会所で説明会を開いても若い世代は集まりませんよ。

SNSを使って拡散するとか、YouTubeを使って面白おかしく説明するとか。
もっともっと若い世代に興味を持ってもらうことから始めた方が革新は早いと思うのですが‥

これからどうなるかは別にして、都構想で今の24区が5区になる。
これが激しすぎるような気がするのは私だけでしょうか?

ちなみに5区の場合の区分け案はこんな感じです
各区の人口バランスは以下の通り

人口分布にだけバランスを置いているような気がするんですが。

ちなみに7区のときの案はこちら
人口分布はこちら
これも人口分布を中心に考えられているような気がします。

そもそも北区と中央区は住民は少ないけど、働いている人たちの数は圧倒的に多い地域です。

行政のことだから、住民人口を中心に考えなくてはいけないのかな?

各区に特色を持たそうと思うと、観光客が訪れる地域には観光特区
ベットタウンというか、生活起点となっている住居系の地域には子育てを中心とした特区。
生活保護者、高齢者の多い西成区は福祉を中心とした特区。
湾岸エリアはまたその特色を活かしてとか、各区の特色を活かした区分けができるとそれぞれの地域の活性化ができるのでは?
と思ったりもするんですが、そういった何種類かの案の中から選べるような住民投票ってできないもんですかね?

アンケートでも何種類かの中から選びますし、議員を選ぶ時にも候補者は何人かいますよね。
なんでこんなに大きな議論、大阪都構想はイエスかノーかの2択なんでしょう?

今の若い世代はイエスかノーかの2択を絞れるほど決断力がありません。
それは選択肢の多い世の中で育ってからだと思います。

でもこれから日本を、大阪を支えていくのは年寄り世代ではなく、私たちの世代でもなく、より若い世代です。

その若い世代に政治に参加してもらえるような仕組みづくりが必要なのではないでしょうかね。

どちらにしてもより良い日本に、より良い大阪にしてもらいたいです。


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