ほんとうに大丈夫?不動産投資

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不動産投資はしてみたいけど不安。 不動産って騙されるんでしょって方はまずこのブログでお勉強してください。 失敗しない不動産投資。 定年退職までに年金代わりに不動産投資で資産を積み上げよう^ ^ セミナーは定期的に開催していますが、よくある売るための不動産投資のセミナーはしていません。 まずみなさんに知識を取得していただいて、その中で一緒にビジネストしての不動産投資というものを確立していければと思っています。 末長いお付き合いをお願いしますね。

京都

京都市が民泊110番を開設


京都市が民泊の苦情対策窓口として民泊110番を開設するそうです。
それにしても京都市の民泊に対しての締め出しは徹底していますね。
自治体自ら現況調査を行ったり、今回の民泊110番にしても京都市とすれば民泊完全NGという方向性を明確に示しています。
元々京都は歴史ある街ですし、お公家さんの文化が根付いているのか、外部とは一線を画しています。
関西の三大都市と言えばもちろん、京都・大阪・神戸です。
この三都市は大阪を基点に考えると京都、神戸には1時間で行けるくらい距離が近いのですが、文化には大きな違いがあります。
先ほどの京都は歴史ある街並みを始め古くからの文化、外部からの人を寄せ付けない雰囲気があります。
神戸は港町なので古くから外国人が訪れ街並みを形成してきました。
歴史ある異人館なども多く現存しており、中華街のある南京街を始め外国の街並みさえ想像させます。
神戸の人はお洒落、気取っているというイメージを持っている関西人は多いのではないでしょうか。
そして大阪は商人の街、お笑いの街ですね。
とにかく面白いこと大好き、儲かること大好きです。
食文化も三都市で違っています。
京都はもちろん京料理。
旬の食べ物を食材に味覚だけでなく視覚からも食を楽しむ。
風情がありますね。
神戸はステーキ、神戸牛など肉料理が有名です。
そして大阪はコナモノ文化。
お好み焼きやたこ焼きなど安くて美味しい料理が代名詞です。
串カツも最近では有名ですが、これも安くて美味しいというのがとくかく最初にきますよね。

話は民泊の話に戻りますが、たしかに大阪でも住民からすると100%ウェルカムというわけではないでしょう。
でも大阪ミナミ、心斎橋、日本橋界隈の飲食店にとっては千載一遇のチャンスですよね。
たいして美味しくないラーメン屋さんまでが行列を作っていますし、黒門市場など数年前まで閑散としていたのに今では観光客で大賑わいです。
薬局にも多くの行列が出来ていますし、韓国語、中国語のメニューを置く飲食店が増えました。
民泊を締め出すとこの観光客はどこに行くのでしょう?
考えると恐ろしい話です。
京都は民泊などに頼らなくても観光客は勝手に来るよという姿勢ですよね。
逆に観光客が増えすぎて困っているという話までも。
地方都市からすると勿体無い、この観光客を何とか誘致出来ないかと考えているのにです。
最近では地方都市への外国からの直行便も増えてきているようです。
四国のお遍路さんに外国人旅行客が増えたというニュースもありましたよね。
民泊によりもたらされる需要というのはかなり大きいものがあります。
大阪ではマンションの一室で民泊を行うケースはどんどん増えています。
これによって観光客が宿泊場所を安くで確保できるようになり、観光客の数は今年に入ってからも増え続けています。
そしてその観光客は地元にお金を落としていっています。
宿泊場所の近くの飲食店だけでなく、コンビニや薬局、ドン・キホーテなども外国人だらけです。
そして民泊運営者によりニトリ、IKEA、家電の量販店なども大賑わいです。
しかも大量の家具や寝具を購入していきますから、大阪の店舗の売上って凄いんじゃないでしょうかね?

新しく始める方もいれば撤退する方も増えてきています。
民泊の数が増えると競合しますので、競合に勝てないホストの方は撤退を余儀なくされます。
そうなると家具のリサイクルショップなどまでも潤ってきます。
いったい経済効果はどのくらいあるのでしょうか?

よく試算されているケースでは、旅行代、お土産、飲食代、宿泊費などは試算に含まれていますが、それ以外のお金って計算されていませんもんね。
例えば賃貸マンションを借りて、ワンルームで民泊を運営する場合、最初に部屋を借りるのに30万円ほど、家具や寝具等で30万円ほど。これでも60万円ほど必要です。
5000室あれば、これだけで30億円ですよ。
さらに清掃会社などの需要や取次の代行業者などに毎月落とされる金額などを考慮すると凄い金額になります。

またこういった清掃会社などでは主婦や高齢者などのパートさんの雇用も見られます。
悪いことばかりではないと思うのですよね。
これが地方都市で地域再生の事業の一環として行われていれば大賛成されるはずです。

大阪に西成区という場所があります。
生活保護世帯が日本一というニュースが出ていましたが、地域的に敬遠されたりする地域でした。
でも、観光客にとってはなんばや心斎橋に近く、便利な場所であるのです。
一層の事、民泊特区に指定して簡単な申請で民泊営業出来るってことになれば、一気に投資用ワンルームマンションが増えて地価も上昇し、近隣の飲食店も大賑わいってことになるかもしれませんよね。
先日報道されていた政府案によると住宅地でも解禁というニュースがありましたが、住宅地で解禁することには個人的にはあまり賛成ではありません。
住宅地は人が生活する場所ですから、やはり静かに暮したいですよね。
でも商業地ならいいんじゃないのかなと思っています。
なんば界隈で住んでいる方で静かな住環境を望んでいる方ってそんなに多くないような気がします。
小さな子どもがいる家庭も多くないのですよね。
大阪市浪速区では、小学校がいくつもありますが、どの学校も学年に一クラスしかなく、生徒数も20人程度です。
その中の1割以上が外国人のお子さんです。
同じ市町村でも、この地域はOK、この地域はダメという色分けをすれば共存共栄出来るのではと思うのですが、いかがでしょうか?

大阪市全域でOKとか、全域でダメとかではなく用途地域によって規制したりというのはアリだと思うのですよね。
元々の旅館業でも用途地域によって制限されているわけですから。
そういう規制を撤廃して全域で考えるのはいかがなものかと思ってしまいますよね。

数年前には考えられなかった問題ですので法整備が全然追いついていませんし、急速に整備するのは難しいです。
良いも悪いも賛否両論あるのも当然です。
でも、反対意見ばかり言っていても何も変わらないですからね。
今の日本は観光客受け入れ、外国人労働者の受け入れをしていかないと立ち行かない状況に陥っています。
未来ある若い人の意見も取り入れて、日本の将来を潰さないような法案になって欲しいと期待しています。
そう考えると京都のニュースは残念です。
大阪市は違いますよね?

違うことに期待しています。

地方都市の古家、民泊活用


現在、国家戦略特区で指定されているのはご覧の通り『東京圏』『関西圏』『仙台市』『福岡市』『愛知県』などの主要都市と沖縄県などにとどまっています。

でもこれはどうなんでしょ?
日本全国で人口流出が止まらない市町村は多くあります。
そういった町には風情のある古民家などもたくさんあり、空き家の状態で放置されていたりもします。

そういった古民家を民泊に活用できないものでしょうか?

『一日農業体験』や『陶芸体験』など地域の特性を活かした旅行客の誘致などもできそうな気もするのですが。

昔の囲炉裏のある家とか古い時代の日本を体験できるとなればそこそこ人気も出そうな気もします。

そういった需要を取り組むことができれば外国人の観光客だけでなく、日本の観光客も呼べそうなのですがね。

もちろんそれに付随して観光案内や免税店などもあれば地元にお金を落としてもらえるスキームもできそうです。

民泊はダメだというだけでは何も生まれません。
逆に民泊を都心部だけでなく田舎で活用することも考えたりしているといろいろなことができそうに思えてきます。

本当に必要としているのはそういった地域の方々かもしれませんよね。

石川県金沢市でも一時期民泊の物件の事で取り上げられていたこともありましたが、京都市にしても歴史のある町は反対運動が起きやすいイメージがありますね。
京都にしても金沢にしても、そこまでしなくても十分観光客は来ているからという驕りはあるのでしょうが、大阪市で爆買いしている旅行客に恩恵を受けている商店などの売上を見たらひっくり返るかもしれないですよね。

観光客が来るということは宿泊するだけでなく、地域にお金を落としてくれます。

大阪で一時期カジノ誘致が取りざされていましたが、それもそこでお金を落とすだけでなく、その後の観光や買い物、食事、そして雇用すら生み出すというので議論されていました。

今回の民泊ブームもそうですが、民泊が活性化することにより宿泊施設だけでなく、近隣のお店、飲食店やお土産もの屋さん、そして今では薬局なども爆買いの恩恵を大きく受けています。
それに伴い人員増加の需要も生まれます。
観光ガイドという仕事の需要も生まれそうですね。
中国では観光ガイドの資格もありますが、その資格を持っていれば年収1000万。今では3000万稼ぐ人もいるみたいです。

まさにチャイニーズドリームです。

日本でも観光立国を掲げているわけですから、こういった観光ガイドの資格も整備してはどうなのでしょうか?

旅行業法についてはあまり詳しくないのですが、このままでは無許可の民泊運営だけでなく無許可の観光案内なども出てきますよね。

こういったことも含め、今の観光ブームというかインバウンド需要についてはチャンスがたくさんあるように思います。

私たち不動産業界の人間は住宅のことばかり注目していますが、実際に民泊に注目している企業は旅館業、不動産業だけでなく様々な業種の人たちが注目しています。

せっかくの需要があるのですから、うまく活用させて旅行者にも喜んでもらえ、自分たちも恩恵を受けれるように考えていきたいですね。


京都でごみ屋敷条例で行政代執行が行われました

京都市で50代の男性が自宅に物をため込み、いわゆる「ごみ屋敷」となっている問題で、京都市行政代執行でごみの強制撤去に踏み切りました。

京都市は、右京区に住む50代の男性宅の私道に積み上げられた古新聞や雑誌などを強制的に撤去しました。

男性の家は長屋のアパートで、ごみが奥の部屋に暮らす住民の通行の妨げになり、緊急時の避難の支障になるとされていました。

市は6年前に近所の住民から相談を受け、その後、道路法に基づき、市道のごみを撤去。

去年11月に「ごみ屋敷条例」が施行されて以降は男性の自宅を124回訪問し、指導などを行ってきました。

しかし、改善が見られなかったため、13日に私道を含めたごみの撤去に踏み切りました。

京都市によりますと、条例に基づく行政代執行は全国で初めてということです。

去年の11月から124回訪問ってすごいですね(^_^;)

でも、6年前から市民から苦情がきていて、今回やっとですから近隣住民にとってはほっと一息というとこでしょうか。

このごみ屋敷の問題は全国でも多く取り上げられていますが、近隣住民にとってはたまったもんじゃないですよね。

臭い、小動物、ゴキブリなど考えただけでも問題は山積みですが、一番きついのはまわりの不動産の資産価値が大きく下がってしまうという事。

売却する際にも告知事項になってしまいますし、アパートを所有している大家さんにとっては入居者が決まる方法がないというまさに地獄です。

ごみ屋敷の住民にとっては要るもの、資産という主張をするのでしょうが、まわりに迷惑が掛かっている以上してはいけない行為ですよね。。。

ご自分が所有している不動産のまわりでいつこういう風な出来事が起こるか分からない状況を考えると、今回の京都市の行為は一つの指針になるかもしれないですね(^^)

このニュースで気になった、まず「行政代執行」ってなに??

って話を今日はしたいと思います。

行政代執行」というのは、国や地方公共団体などの行政機関が、行政的な義務を果たさない人たちの代わりに行政機関が撤去や排除などを行う強制的な行動のことです。

行政代執行


つまり、行政機関による撤去命令などに応じない人たちに代わって、それらのものを行政機関が強制的に撤去するということです。

今回の話はまさにそれにあたるわけですね。

でも、行政的な義務を果たさないということを立証するために124回も訪問したということですね・・・

民間人でも強制執行を申請することは可能です。

競売でも不法占拠している住民に対してとか、前所有者に対して強制執行することもあります。

また、家賃滞納者に強制執行の手続きをとる場合もあります。

民間の場合は強制執行の許可を得るためには、不法行為があったことを裁判所に認めてもらう必要があります。

今回の行政代執行というのは、公の機関なので市民の安全を守るためとか、市民を代表してという大義名分があるのでOKということですね。

この行政代執行を行うためにはまず戒告が必要です。

これは行政代執行法というものがあり、その中で処分(代執行)をなすには、相当の履行期限を定め、その期限までに履行がなされないときは、代執行をなすべき旨を、予め文書で戒告しなければならないと定められているからです。

これに反論、異議を申し立てれば裁判でということになるのでしょうが、緊急の場合はこの措置を省略できるとあります。

今回の場合はどちらにあたるのでしょ?

1年前から124回も訪問したということは、戒告もあったのでしょうかね?

戒告を行っても応じなかった場合、代執行令状書というものを作り代執行の時期、かかる費用を示し、その令状書に基づき代執行が行われます。

この場合でも当事者(今回の場合は物件の所有者)の財産を壊してはいけないという取決めがあるので、建物に関してはそのままということになります。

そして、この撤去にかかった費用は当事者に請求されます。

払えなかった場合は国税の徴収と同じように強制徴収されるらしいです。

もちろん財産がなかった場合は取り立てようもないですが(^_^;)

今回の件といい、先日の民泊の件といい京都は頑張っていますね。

やはり観光客、旅行客が多い街ですし、歴史ある街なのでそのあたりの規制はきちんとしようということなのでしょうね。

それとも、よそ者を寄せつけない文化なのでしょうか。。。

京都といえば今は紅葉の季節ですし、嵐山なんていいですよね。。。
久々にゆっくり休暇を取ってのんびりしたいのですが、貧乏ヒマなしで(-_-;)

ちなみにここは1泊3万円かららしいです




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プロフィール

masaaki ohnishi

株式会社ライフコンサルティング代表取締役 不動産歴26年 そして元日本プロ麻雀協会プレイヤー 不動産の常識をぶっ潰せ!あなたの常識、それこそが非常識かも?  現在大阪市で特区民泊施設L-style花園町運営中 #競売 #不動産 #不動産投資 #民泊 #airbnb #麻雀
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